定年楽農

第二の人生を農で楽しもう

13年清明

2013-04-05 21:12:21 | 節気
 

4月5日は清明(せいめい)です。
清明とは暦便覧に「万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれるなり」と記されている。
万物がすがすがしく明るく美しい頃という意だそうです。
今日は最高気温22℃。暑さを感じました。
1週間ほど前に、一度モンシロチョウを見かけたきりでしたが、本日は、庭でも、畑でも多数見かけました。
庭にはボケが満開です。
ルッコラも花が咲いてしまいました。
直売所の旬鮮では売る野菜がなくなってしまいました。現在は、黒大豆とネギのみです。
来週からは、新タマネギが登場します。
かみさんは、品揃えをいうが、それは近くのスーパーに任せればいいのです。
お客さんには、旬鮮で買えないものをスーパーで補ってもらうのが、理想です。
そのためには、価格、品質でスーパーに勝たなければなりません。
品質に自信のない場合は、価格で勝負しています。

<歳時記>
 モンシロチョウの初飛来
 ビワの袋がけ適期
 ボケ、カリン、キイチゴの開花
 ルッコラの開花
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13年八幡在来種ネギ

2013-04-04 22:12:04 | ネギ
 

なるべく春遅くまで柔らかいネギを求めて、品種を比較するために、播種によらず、分げつにより、原種として保存しています。
画像の「九」は九条ネギ、「法」は法性寺ネギ、「在B」は八幡在来種ネギの葉の緑が濃いもの、「在A」は八幡在来種ネギの葉の緑が淡いもの。
毎年、4月に入ると、八幡在来種ネギも法性寺ネギも白い部分が硬くなってしまうことから、上記の品種を茹でて噛んで硬さを確認してみました。
抽台した株を除き、すべての品種で、未だに硬さはあまり気になりませんでしたが、あえて優劣を付けるとすると、一番柔らかいのは在Aで、以下在B<法<九 の順に硬さを感じました。
八幡在来種も法性寺も、元は九条ネギから伝わったもののようです。
九条ネギについては、2010年4月、京都の九条ネギの産地に出向き、2~3の農家の方から話を聞きました。
1つは、昔の九条ネギは、葉の緑が薄く、また柔らかくて商品にならないことから、今は自家採取し、自家用としてのみ作っているとのこと。
残念ながら、その苗は入手できませんでした。
しかし、ひょっとしたら、在Aは、その遺伝子に近いのかも。
また、京都のもう一人の農家の方は、本物の九条ネギは、全て仲介業者を通じて出荷しており、京都では、T百貨店しか売っていなく、後は東京方面にしか出していない。と聞き、「九」は、T百貨店の野菜売り場の店頭で、購入したものを、土に埋めておいて、分げつさせたもの。
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13年な種梅雨

2013-04-01 22:46:17 | 水稲
 

野菜の残渣はなるべく畑から持ち出し、水田に捨てています。
畑に病原菌を残さないためですが、水田への窒素の補給にもなるからです。
かためて捨てると、そこだけ稲の成長が偏るために、分散して捨てています。
排水が悪く、2回目の耕起ができないでいる水田を1枚残しています。
ここ2週間ほど、3~4日に一度雨が降る、な種梅雨ですが、このところ雨量は少なく、比較的乾いてきました。
明日は、まとまった雨が降る予報で、多少湿っていても、本日耕起を行いました。
これ以上耕起が遅くなると雑草が大きくなってしまい、耕起したあとも、頭を出す雑草が出てしまいます。
また、ロータリーの刃が磨り減ってくると、すき込みも不完全となります。
したがって、耕起後、2日くらいは晴天が続き、頭を出した草も生き返らない状況が理想ですが、なかなか天気は思うようになりません。
人生もそうかもしれませんが、次善の策で行くしかないのです。
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