デジマの秋の栽培は9月初旬に種芋を伏せ12月に収穫する。
秋の涼しさを利用した短期決戦です。
デジマの秋の種芋は分割のために切断すると、腐りやすいため大きい芋でもそのまま使った。
また、特に秋は発芽しにくいため、昨年は催芽を行ったが、今年はすでに芽が出ていたので、そのまま圃場に伏せた。
ところが土から芽を出す時期が個々に差があり、その後の伸長に大差が出た。現在でもまだ土から芽を出していないものもある。
今年も、催芽を行い、もう少し芽を伸ばしてから移植すればよかった。
昨年行った催芽の方法は、発泡スチロールの箱(指導書にはトロ箱とある)に圃場の土を6cm入れ、種芋を並べ、覆土に砂を3cm、その上に乾燥を防ぐためにモミガラ(指導書には切りわらとある)を置いた。
箱に入れた圃場の土は手のひらで握って団子ができる程度の湿り気とし、催芽中に上から水をかけるのは禁物だそうです。
納屋の涼しい場所に2週間(指導書では3~5日間とあるが)置いておいた。
5~7cm発芽したところを、根が切れないようにそっと圃場に土から芽を出して移植した。