定年楽農

第二の人生を農で楽しもう

怪我の功名

2010-05-11 16:54:28 | サトイモ
 近隣の農家は一般にサトイモの植え付けには、黒マルチをかけているが、旬鮮では、片づけが面倒なことから、行っていないために、他と比べて発芽が遅い。
 関東以北では、一旦芽だしをしてから植え付けていると知り、旬鮮でも昨年やってみた。
 芽だしのときは、あまり発根が進みすぎると、植え付ける時に傷つけてしまうと考え、籾殻をかけ、蒸散を抑え、散水を少なめにしておいた。
 ところがです、乾燥し過ぎて、いつまでたっても芽が伸びてきませんでした。
 あわてて掘り出して植えつけたのですが、とき既に遅し、相当成長が遅れ、減収となりました。
 しかし、分かったことは、春先乾燥させれば、芽の伸びが抑制できるということです。
 今年は、4月30日に土に埋めてあったサトイモを全て掘り出し、薄暗い、風通しの良い倉庫の中に、出荷コンテナに入れて保存し、毎日少しずつ販売しています。
 昨年暮れに収穫したサトイモを現在でもおいしくいただけます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10年マダーボール移植

2010-05-09 21:15:51 | スイカ
 異常気象による苗の生育遅れと、雨続きによる圃場準備の遅れから、4月下旬に移植の予定が5月9日になってしまいました。
 株間1.5m、穴を掘り、アブラムシ、オンシツコナジラミ対策としてベストガード粒剤 1g/株(育苗期1回)をまいた後、発根促進のため、液肥を薄めた水をさし、水が引いたあと、苗を植えつけた。
 最適生育気温は25℃~30℃のため、三角キャップをかけた。
 57株を植えてから、キャップをかけ始めたが、かけるまでにウリハムシ、アザミウマがもう飛んできている株があった。油断もスキもあったものではない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ツクバコマチの葉を枯らしてしまいました

2010-05-06 21:53:25 | サツマイモ
 4月28日に挿したツクバコマチの葉が枯れてしまいました。
 大企業並みに大型連休を取り、6日に圃場に行ってみると、あらあら、ツクバコマチの多くの葉が枯れているのではありませんか。
 快晴が続き、おまけにトンネルの中だったので、高温で枯れてしまったものと思う。
 下の葉まで大切だというのに。トホホ
 ただ全ての葉が枯れてしまった株も、わき芽はかすかに緑を呈していたので、成長は遅れるが、大丈夫と思う。
 トンネルは土壌水分の蒸発が抑えられると考え、大丈夫と思っていたが、来年は根がでるまでトンネルの上に寒冷紗をかけることとする。
 今年は、昨年産の芋を伏せてあるので、自家製の苗が大きくなったら挿してみることとする。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10年立夏

2010-05-05 21:32:28 | 節気
 5月5日は立夏です。
 暦便覧には「夏の立つがゆへなり」と記されている。
 夏の気配が感じられるころです。
 昨年の反省から、ナスの播種は、昨年2月20日→今年3月5日、キュウリの播種は、昨年3月25日→今年4月17日にトンネルに蒔きました。
 それでも今年は低温が続き、生育が悪かったのですが、5月2日から急に気温が上がり、苗がみるみる大きくなっています。
 4月下旬には雨が多く、圃場が耕起できなく、やっと本日スイトコーンを移植しました。
 スイカ、キュウリはまだ移植しておりません。
 キャベツにアオムシを発見。モンシロチョウを3月27日に発見以来40日目です。
 やっと水田の耕起ができました。
 <歳時記>
 ローズマリー 挿し木の適期
 自然農園のヤブカラシ、ツユクサを芽のうちに摘む
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

法性寺ネギの長所

2010-05-01 22:10:55 | ネギ
 岡崎市法性寺町は矢作川沿いに位置し、現在ここの農家十数軒のみが法性寺ネギを栽培しています。
 法性寺ネギは、坊主が出にくく、葉が厚く歯ごたえのよいおいしいネギです。
 旬鮮では、2005年の正月に、法性寺町のKさんに株を分けていただき、その後大切に育てています。
 画像の奥は2009年8月20日に、手前は2010年1月25日に移植したものです。
 奥のものは、分げつが進みすぎ、混み合っていますが、いま時点では手前のものよりも茎が柔らかい。
 九条系のネギが、ネギ坊主が出て硬くなり、品薄になる時期に、比較的柔らかいということは貴重です。
 今年は、来年の4月出荷を目指して、8月20日に移植してみよう。
 ただ、難点は春先に葉先が黄色になってしまうことです。
 画像の奥は、実は、それで販売できずに昨年残ったネギでした。
 この弱点を克服するために、今年は対策として、水つきによる湿害、酸素不足に気をつけ、Caを補給してみようと考えています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする