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町内会用務の検討会の再開 新コンセプト

2020-09-05 13:52:26 | 町内会

 

 当町内会では、役員のなり手がいなくて困っています。

 当町は、区画整理事業により、転入者が多く、それに伴って、町内会役員の用務も膨大になり、仕事を持ちながらの役員用務の遂行が困難な状況となっています。

 役員を引き受けてもらうよう頼みに回ってみると、体調がすぐれないなどの人を除き、70才くらいまではほとんどの人が再雇用などで働いています。

 そこで、町内会では、3年前に、働いていても役員用務ができるような形にすべく、検討会を立ち上げました。

 まずは、多くの住民が「どのような町内会を目指すのか」という共通のコンセプトを作りました。(当ブログアップは2020.3.14)

 これに基づくいろいろな施策は、当時引きつづいて検討する予定でありましたが、いろいろあり、中断となっていましたが、今年度から再開することになりました。

 まずは、新しい検討会のメンバーにより、3年前のコンセプトを基に、新しいコンセプトを議論しました。

<町内会の新コンセプト>

 1、町内会の「あるべき姿」は、「住んで良かったと思える、居心地の良い地域社会」

 企業や役所は、金、物、効率、競争が求められ、目的達成のために精神的な余裕がない。一方、町内会は企業や役所とは異なり家庭を基礎とし、地域で形成するコミュニティーは安心感や信頼感を育くむ。そこには共に生きようとする倫理観が芽生え、他人の価値観も尊重し合い、寛容でくつろげる地域社会が醸成される。

 共に生きようとする倫理観を喪失すれば、個人の理論や組織の理論が地域社会をひっかきまわし、他者への配慮を持たない自己主張が横行するようになってしまう。ここに、共に生きようとする町内会組織の必要性がある。

  2、町内会の目指す地域社会は「緩やかなつながりの面識社会(顔見知り社会)」

 町内会のような地域社会は、たまたまそこに住む「ご縁ですね」組織である。快晴では日に焼けるが闇夜では不安、満月程度の明るさがちょうどいい(顔見知り程度の明るさ)。町内会は、多くの住民が緩やかに繋がり合う面識社会を目指すことが、多くの参加者のもとに住民の安心に繋がり、寛容でくつろげる住み心地の良い地域社会へと醸成される。

 3、面識社会構築の基本は「協働(順番に汗を流す、共に汗を流す)」

 順番に町内会の役割を引き受けることで、顔見知りが増え、共に地域活動に自主的に参加し汗を流すことで更に顔見知りが広がり、地域に対する理解も深まる。これが面識社会の基本であり、共に生きようとする倫理観が育まれ、町内会の目指す地域社会へと発展してゆく。

  4、町内会の運営は「住民一人一人のボランティア(アマチュア)で支えられている」

 企業や役所の経験を活かした厳密な運営(企業や役所のルール)を求めたら、アマチュアでボランティアの町内会役員は耐えられないし、役員のなり手は居なくなる。町内会は組織である以上一定のルール(会則)は必要であるが、そのルールは緩やかな運用が求められる。 

 ボランティアである役員は、会則の大幅逸脱や重大な瑕疵を除いて、町内運営に対して責任を問われるものではない。むしろ住民の共同責任ととらえるべきである。責任を問わなければ安心して役割を担うことができる。組長等の役割を担う場合は、面識を広げるチャンスで、その結果居心地の良さに繋がる。

 5、町内会は「多様な価値観の反映」を目指す

 町内会は世代交代や転入者の増加により住民の価値観は多様化している。町内会は、住民の思いに耳を傾け、その思いに応えようとする立場に立って活動するような組織の柔軟性が求められている。町内会としての意思決定は声の大きい一部の意見に左右されるのではなく、より多くの住民の気持ちが収まるかどうかが肝心である。そのような組織体制が必要となる。

 

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