定年楽農

第二の人生を農で楽しもう

2009年方針

2009-01-03 18:30:02 | 年方針総括

2009年年当初方針

・ 総売上130万円、純利益50万円を目標とする。

    選択的拡大。販売品目が少ない時期は閉店とする。無理して品揃えはしない。「スーパーとは違うんです」

栽培管理がおろそかにならないように品目を縮減する。

特に、春夏野菜は生長、病虫害被害の進行が早く、手遅れとならないように品目を減らして重点管理。

また、品目が多いと、土地利用上、前作との関係が窮屈になる。

    前作との関連では、窒素肥料の利きすぎた圃場への黒大豆の作付けに注意。

大豆の枝など腐りにくい残渣をすきこんだ圃場は、窒素飢餓に注意。  

  野菜の残渣は、なるべく畑ではなしに水田に捨てる。

    黒大豆は、早く登塾するよう、昨年早期に採れたマメを種に使う。

    エダマメ栽培は、シロイチモジマダラメイガに降参。作付けを休止する。

    かぼちゃは、収益率が悪いことから、作付けを休止する。

    除草に心がけ、ネキリムシ防除に注意を払う。

    育苗ハウスの土壌分析、防除に注意を払う。

    防虫ネットの積極的活用。

    購入苗のさつまいもは、つるを早く伸ばすために生育初期にトンネル管理。

    はくさいは、なかなか上手にできずに栽培を休止している「野崎二号」に再挑戦。あの味が忘れられない。

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2008年総括

2009-01-03 18:22:24 | 年方針総括

トピックス

    11月23日 岡山県美作市にて、黒大豆の葉落とし作業中の圃場で農家の話を聞く。

転作田に作付け。連作障害で一部に白カビ様枯死の株あり。圃場で10日乾燥の後、JAで脱穀調整。出荷は正月過ぎになる。とのこと。

うちではまだ茎が緑色をしているものも多いが、この地方では、もう完全に枯れていて、柄が簡単にもげる状態であった。

経過及び結果

    アスパラガスは、茎枯病対策及び除草の徹底を図ることが必要。

昨年は収穫ゼロであったが、今年は少し採れた。

    トマトは、後半オオタバコガの被害が大きかった。防除の強化が必要。

  鳥対策は、実の房がすっぽり入るくらいのクリネットをかぶせて被害は無かった。

    ミニトマトは、よくできたが需要が少ない。

    小玉スイカおよび金俵マクワウリは、根に小さい白いウジがつき、数本枯れてしまった。ウリバエか、タネバエの対策が必要。

    ナスは、半身萎凋症で三分の一ほど枯れた。伝染するので病株の早めの処分が重要。

    スイトコーンは、おおむね順調。作付けを増やす必要あり。

    エダマメは、シロイチモジマダラメイガにやられ全滅。毎年防除に失敗。

    サツマイモは、初めてツクバコマチを作ったが、おいしい。特に細い芋にもスジがない。干芋も絶品。

苗は、25本2500円であった。4月27日に25本挿し、伸びたつるをさらに挿していった。最終6月20日に挿したが、収穫した芋の大きさから、この頃までに挿すのが限度のように思います。

    黒大豆は、前作の残菜(ブロッコリー)の肥料成分がききすぎ、登熟が遅れた。

    大豆殻をすきこんだ後の圃場にサトイモを植えたが、極めて成長が遅かった。窒素飢餓に気をつける。

    たまねぎはたくさん作りすぎ、収穫時期が梅雨とかさなり、乾燥が十分にできず、多くを腐らしてしまった。量を減らし、収穫日ちかくの病気の防除に努め、腐る玉を少なくする。

    ネギは、この地方の在来種でスーパーの店頭にもなく好調。移植の時期を確立する必要あり。

    キャベツは、生育初期に防虫ネットをかぶせたが、キャベツが大きすぎ、ネットの効果を十分発揮できなかった。ちりめんキャベツは小型で可能かもしれない。

    特別おいしいミニはくさいでないと、売りにくい。店頭ではお客さんは大きいはくさいを選択する。

    でじまは3月24日に購入した種芋を植え付け、6月中旬堀上、種芋として保存し、9月1日に秋作として植えつけた。

催芽処理もうまくいき、順調に生育した。

 

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2008年経営概況

2009-01-03 15:23:40 | 経営
燃料、肥料、農薬、資材の高騰には、在庫の有効利用などで、極力経費を縮減したが、次年度に影響が出そう。
07年コンバインが壊れたが、更新をやめ、今年からは借地の水田11aを減らし、また刈り取りを作業委託したために経費増。
野菜売上は毎年伸びており、野菜純益も連れて伸びている。
馬鈴薯、ナス、キュウリは病気に罹り、トマト、エダマメは害虫被害を受けた。
スイカ、マクワウリ、サツマイモは、07年よりも良くできた。
サトイモは、生育不良。正月以降の販売量減。
その他は、おおむね順調です。
特に、黒大豆は登塾が遅くなってしまった以外は、収量も多く順調でした。

過去7年の経営収支         単位:千円
2002年 米売上421 米経費230 米純益191 野菜売上 58 野菜経費100 野菜純益△42
2003年 米売上415 米経費230 米純益185 野菜売上 40 野菜経費120 野菜純益△80
2004年 米売上383 米経費245 米純益138 野菜売上190 野菜経費180 野菜純益 10 
2005年 米売上370 米経費240 米純益130 野菜売上178 野菜経費160 野菜純益 18 
2006年 米売上338 米経費251 米純益 87 野菜売上250 野菜経費180 野菜純益 70
2007年 米売上539 米経費306 米純益233 野菜売上466 野菜経費402 野菜純益 64
2008年 米売上446 米経費447 米純益△1 野菜売上649 野菜経費262 野菜純益 386

注:米経費、野菜経費には農機具の償却、固定資産税、本人の労働報酬は含まない。
  2007年からは米売上及び野菜売上に自家仕向け分を算入。
  2002年はJA百円市に出荷
  2003年からは自宅庭先で無人直売 
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