京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。主夫見習い中。
美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

智積院の梅も開花

2014-02-11 06:53:06 | 京都めぐり

先日、智積院の梅をチェックしに行ってきました。

智積院の境内には梅、桜、桔梗、紫陽花が植えられ、毎年季節の花を見ることを楽しみにしています。勿論、秋の紅葉も見応えがあります。

利休好みと言われる庭園も私の好きな景色です。

今年は梅の開花も遅いようです。
先日北野天満宮に行ってきましたが、まだ数本の木々で咲き始めたところでした。

智積院も咲き始めました。






















梅以外の草花も咲いています


山茶花











タンポポも見つけました。






ヨモギの若葉です。





まだまだ寒い日が続いていますが、春はそこまでやってきています。
厳しい寒さだろうが、雪が降ろうが、愚痴ひとつも言わず、
たんたんと繰り返す、生命の息吹きを感じさせる草花たちです。









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(続)南禅寺の雪景色

2014-02-10 06:22:48 | 京都めぐり

昨日、南禅寺の雪景色をお届けしましたが、今日はその続きです。

南禅寺三門





南禅寺への道すがら撮影した雪景色を御覧ください。

八坂神社の雪景色です。
市バスから撮影しました。道路には全く雪がありません。






工事中の京都会館前から見た東山です。






京都会館隣接の公園です。





平安神宮です。
















京都市美術館南の疎水から見た東山










大文字(如意ヶ嶽)です。
毎年8月、五山の送り火で最初に点火されます。






疎水の野鳥たち
先日、鴨川の野鳥を投稿しましたが、疎水にもいました。











インクラインの景色です。
ここは春、桜並木がすごくきれいで、多くの人が散策します。
私もほぼ毎年、ここを歩き花見に興じます。

蹴上インクラインは、現在使われていませんが、南禅寺の近くにあり、全長582mの世界最長の傾斜鉄道です。
高低差約36メートルの琵琶湖疏水の急斜面で、船を運航するため に敷設されたものです。






名勝 無鄰菴です。
明治の元老山縣有朋の別邸で、七代目小川治兵衛の作庭が有名です。
東山を借景に、疎水の水を引いた回遊庭園で、私は毎年訪れます。







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南禅寺の雪景色

2014-02-09 06:38:42 | 京都めぐり

大型寒波襲来、各地で大雪という前日の天気予報を見て、寒いのが大嫌いな私ですが、雪景色が撮影できると少しうきうきして就寝しました。
近畿の都市部でも10cm以上積もるということでした。

いつもより、少し早い6時前に起きて外を見ると、少し雪が積もっています。
これならなんとか雪景色が撮れそうと、朝食を早めにとり、でかける準備をしていると、
だんだん、雪ではなくミゾレとなり、7時過ぎに家をでるときは、ほとんど雨です。

当初は嵐山、渡月橋あたりを考えたのですが、この天気では無理だなと思い、急遽南禅寺に変更しました。

南禅寺に変えて正解だったと思うのですが、
雪の南禅寺、少し雪足らずですが、御覧ください。

南禅寺入り口、駐車場前です。
早かったせいもあるでしょうが、1台も止まっていません。
写っている門は、勅使門と中門です。





参道から三門の景色です。






三門から見た雪景色です。





三門から法堂を見た景色です。




境内の雪景色です。
























振り返っての三門です。






方丈に向かう景色です。






方丈前です。まだ閉まっています。





水路閣 も撮影しました。






毎年きれいな紅葉を見せてくれる天授庵です。





最後に塔頭に咲いていた花です。












京都市内では、1月19日以来の積雪です。

人気の少ない南禅寺の雪景色を見ていると、
春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえて すずしかりけり』 (道元禅師)
という歌が浮かんできます。

ところで、昨晩テレビを見ていましたら、清水寺の雪景色が写っていました。
やはり、清水寺は市内でも高い場所にありますので、雪も多かったようです。

そして、東京など関東の雪の多さには驚きました。
東京や関東のみなさま、慣れない雪にご注意くださいね。









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早春の梅 北野天満宮

2014-02-08 05:54:40 | 京都めぐり

先月の22日の地元紙、京都新聞に『北野天満宮の梅開花 厳冬で10年間で最も遅い』という記事がでていました。

「梅の名所で知られる北野天満宮で22日、早咲きの梅が開花し た。
白いかれんな姿が、参拝客の目を楽しませている。
過去10年で最も遅い開花となった。12年前の1月22日に菅原道真の没後11100年を記念して植樹した白梅の「雲龍梅」で、2輪が咲き、まわりのつぼみも 膨らんでいる。」
というものです。

記事にあるように、今年の開花は遅いようですが、「天神さんで梅が咲いている」という声が私にも聞こえはじめてきましたので、昨日行ってきました。

まだまだ早咲き梅が咲き始めたところですが、ロウバイとともに春の息吹きを感じることができました。

北野天満宮の梅と言えば、
菅原道真の「東風吹かば匂ひおこせよ梅の花 あるじなしとて春を忘るな」が有名ですが、京都市民にとっては、梅の名所でもあります。


訪れたときは厳寒の朝でしたので、まだ参拝者は少なかったです。

まず、目に入るのは楼門です。





楼門を越えると、境内全体に梅の木が植えられているのですが、全体的にはこれからというところです。そんななか、数本の木々の梅が開花しています。










ロウバイはかなり咲いています。
ロウバイはロウバイ科ロウバイ属の落葉低木で、1月から2月の真冬に淡い黄色の花を咲かせ、その花からはとても甘い香りがします。















京都新聞にも出ていた、本殿北側の「雲竜梅」は見頃と言っていいでしょう。










北野天満宮は学問の神様としても有名で、毎年1月頃は受験生が非常に多くなります。
受験生かはわかりませんが、学生服姿の一行が本殿に向かっています。





中門の天井部分の装飾が気に入りましたので、写真におさめました。





















天神さんといえば牛と思い浮かべます。





神社の参道に石造りや銅製の牛が置かれています。
筑紫まで菅公のお供をしたという伝説がありますが、どうも新しい解釈のようです。
北野天満宮の前史の北野社は、もともとは農耕に際しての祈雨のため雷神を祭っていました。古代の人びとは、祈雨、豊穣のために牛馬を屠殺して供養してきた歴史が背景にある、と以前何かの本で読んだことがあります。














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『続 猪熊弦一郎の世界』

2014-02-07 06:07:58 | 美術・博物館

昨日の続きです。
引き続き、猪熊弦一郎のアートを紹介します。


三越百貨店の包装紙

「華ひらく」1950




「青い裸婦」1990






東京帝国劇場のステンドグラス
「律動」1966
長さ20メートルを越える大作です。






猪熊コレクション
実に面白いものを集めていますが、これが作品に生かされているそうです。























「空の遊園地」1981






「角と丸 BX」1977






「星座からの返信」1983





「遊泳する窓」1984





猪熊の彫刻作品
「対話彫刻」






「顔35」1988





「顔15」1988





「顔犬鳥」1991











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『 猪熊弦一郎のアートの世界』日曜美術館

2014-02-06 06:27:08 | 美術・博物館

今回の日曜美術館は、『眼で見たカタチがアートに変わる! 猪熊弦一郎』、モダンアートの先駆者です。





初めに申し上げておきますが、私はこの種類の現代アートはあまり好きではありません。
何を描いているのか、よくわからない作品が多いからです。
中には作家の内面と対面するどころか、違和感だけしか残らない作品も多いのです。
でも猪熊弦一郎の作品はまだ、私にとっては許容範囲です。

猪熊 の作品の特徴は、“カタチ”のおもしろさにあります。
モチーフを動物や人間、ビルやオモチャといっ た生活の身近なところから見つけ出します。それを猪熊流の斬新なタッチでアート へと変えていきます。
猪熊作品の凄さは、カタチの捉え方が並外れていることだそうです。


丸亀市猪熊弦一郎現代美術館

「創造の広場」1991

















猪熊はいろいろな場所で展示さています。
香川県庁の壁画
「和敬静寂」1958











東京の地下鉄に描かれた36枚の作品
「創造の街」1989











川崎市役所の壁画
「ロボット誕生」1993





上野駅の壁画
「自由」1951
描かれているのは東北の夫婦






1902年香川県に生まれた猪熊弦一郎
幼い頃がら絵が得意で、東京美術学校の西洋画家に進学





「婦人像」1926
23歳のとき、新婚の妻を描いた作品





「夜」1937
野犬に襲われる馬





1938年フランスへ渡航し、最先端の芸術を追い求めます。
「マドモアゼル」1940
ピカソの青の時代を彷彿とさせる絵です。






あこがれのマテイスに会い、猪熊の絵を見てもらいます。





マテイスの言葉は「お前の絵は上手すぎる」。
自分の絵になっていないというするどい批判でした。
猪熊の葛藤がはじまります。


1955年、50歳を過ぎてニューヨークに渡ります。
芸術の中心がニューヨークに移り始めていた時代です。
そこで、心の奥底にあるイメージを描き出すという、新しい抽象画にひかれます。
刺激を受けた猪熊は、それまでの画風を一変させます。


「黄色の反響」1960
ニューヨークに渡って5年後の作品





「Snake. Line」1964
ニューヨークの町並みを上から描いています。






「The. City(Green. No.4)」1968
音楽を聞いているようだと絶賛されます。






「驚く可き風景(A)」1969






今回は画像が多いので明日に続きます。







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冬の鴨川散歩と野鳥

2014-02-05 06:19:54 | 京都めぐり

幼稚園児の孫の作品が、高島屋で展示されているというので、妻と行ってきました。





孫の母親、私たちの娘が小さい頃も絵画が展示されて見に行きましたが、そのときは氏名がでていてすぐにわかりました。

でも、今回は行政区と幼稚園名、○歳、性別だけでした。
なぜ氏名を公開しないのは、さっぱりはわかりません。
公開するとなにか具合の悪いことでもあるのでしょうか。

見終わりましたが、時間がありましたので、久しぶりに鴨川を散歩することにしました。

真冬ですが、暖かい陽射しでしたので、鴨川を歩くカップルも多かったです。

川べりにカップルが座っている光景は、昔から全く変わっていません。

若い頃、私たちもこのようにしていたのを思い出しました。





四条から三条までの短い距離ですが、鴨川の野鳥に癒されました。


ユリカモメ




カワウでしょうか。





マガモ





コサギでしょうか。





お馴染みのカラスも。





トビが空中でクルリと飛び回っています。

三橋美智也さんの「夕焼とんび」
『夕焼空が マッカッカ とんびがくるりと 輪を描いた ホーイのホイ』という歌を思い出します。ちょっと古いですね。



















三条大橋付近で、パンくずをやる人たちがいて、鳥が集まってきます。




四条から三条までの短い距離ですが、いろんな種類の野鳥を見ることができました。



追伸

天気予報どおり、昨日は急に冷え込みました。
毎年、節分の頃は京都は寒いのが普通ではないでしょうか。

そんな寒い日でしたが、昨日は朝から外出し、午後に帰宅すると、クロッカスが咲いていました。





毎年、11月頃にチューリップなどと一緒に植えます。

少し早いかなと思いながらも、早春を告げる花ですので、とても嬉しい気持ちでいっぱいです。














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節分で孫と巻き寿司づくり

2014-02-04 06:29:49 | 定年後生活

先日日曜日、予定外に長男夫婦と孫たちが午後に来るとメールがありました。
節分は翌日ですが、私は孫たちと巻き寿司を作ることを思い立ちました。

巻き寿司の材料がなかったので、海苔、干瓢などを買いにでかけます。

椎茸や干瓢を煮詰め、寿司用の卵焼きを作り、中に入れる具も準備しました。

節分と言えば、私たちの時代は豆まきや邪気ばらいくらいしか記憶がなく、恵方に向かって巻き寿司を食べる風習がテレビを賑わせるようになったのは、いつぐらいからでしょうか。

午後に孫たちが来ます。
孫は4歳と2歳の男の子です。

家のなかでひと遊びしている間に、寿司飯を炊きます。
あわせ酢は、かなり減塩にしています。

寿司飯も出来上がり、孫たちにウチワで一生懸命あおいでもらいます。

ある程度冷ましたところで、孫と一緒に海苔に寿司飯をのせ、孫の好きな具をのせ、巻きすで形を整えます。2歳の孫もお兄ちゃんまねをしてくれます。
全部で7本作りました。

夜、孫たちが作った巻き寿司をみんなパクリ。
とても、おしいかったです。

来月の節句は、孫たちとちらし寿司をつくるのを恒例にしています。
女の子の孫は下ごしらえから、お手伝いしてくれます。

いつまで、孫とこういうことができるかわかりませんが、できうる限り一緒に作ろうと思っています。



ちなみに、節分の昨日に買い物に行きましたら、大量の巻き寿司と鰯が店頭に並んでいました。
巻き寿司は前日食しましたので、鰯を買って帰りました。

孫がお世話になっている保育園や幼稚園では、豆まきしているでしょうね。


節分が終われば、立春。
暦の上では春ですが、昨晩天気予報を見ましたら、今日以降しばらく寒い日が続くそうです。この数日、暖かかったのでずいぶん楽でしたから、反動がこわい感じです。

皆さまも、お気をつけください。









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『 谷島せい子のサイズダウン生活』団塊スタイル

2014-02-03 06:34:48 | 団塊スタイル

今回のNHK団塊スタイルは、アンコール放送で、再び料理研究家の谷島せい子さん(65)です。





谷島さんの生き方に賛同した私は、以前の放送後にブログにも書きました。

料理研究家としての谷島さんは、よく知られた方なのでしょう。
また谷島さんの生き方に賛同する方も多いのでしょう。
私の拙いブログへのアクセスで、日にちが経っているにも関わらず、谷島さんの記事は上位にランクされることもしばしばです。

今回再放送されましたので、私も再度紹介してみることにしました。





都内の自宅で開かれている料理教室で教えているのは、谷島せい子さん65歳です。





谷島さんはこれまで、レストランのプロジュースや特産品の開発、そして多くのレシピ本を出版するなど、食に関するさまざまな分野で活躍してきました。





「今日の料理」にも出演されました。





家族のための食事がキーワードでしたが、楽しい一人暮らしの過ごし方を記した著書を出版しました。
















一人で暮らすことを選択した谷島さんのライフスタイルは、同世代の女性の注目を集めているそうです。


谷島さんは「子どもたちがいて、お嫁さんたちがいて、孫たちがいて、ちょくちょく会うのも楽しい。一緒にごはんを食べるのも楽しい。
でも、暮らすのはひとりが楽です」と仰っていました。

60代に入り、選んだのは一人で生きる小さな暮らしでした。
ここに至るには、仕事や母親の介護などさまざまな苦労がありました。




谷島さんの歩み





子育ても終わり、50代で離婚され、55歳以降は家族向け料理から、おひとりさまレシピに様変わりします。
60歳で母の介護を経験し、63歳から一人暮らしとなります。

谷島さんは、「子育ても介護も終わり、今度は自分の人生を子どもにみてもらわずに、自分で作らないといけない。
そのために、楽しく暮らしていける工夫をテーマにしている」そうです。

今住んでいるのは、都内の閑静な住宅街にあるマンション





晩年の母が購入した部屋を改築して住まわれています。
以前の住まいより1/3にサイズダウンしました。





リフォームにあたっては、どんどん年をとっていくのを想定し、サイズダウンし、手の届く範囲にものがあるとか、自分の身の丈にあう生活にしたそうです。

料理研究家に必要なキッチンも半分以下にサイズダウン、使うものしかおかないと決め、
調理器具や食器を1/5に減らしました。





料理教室で同世代方に教えるのは、家族のためではなく、自分たちが食べて楽しい、頑張らない料理づくりです。

谷島さんとほぼ同年代の参加者のおばさま方が仰っていました。
「頑張らなくてもいい年になった。
今までずっと頑張ってきたから、ここまできたら頑張らなくていい。
楽しんだらいい」と。

私もそう思います。


谷島さんは料理以外にも、びっくりするようなパワフルな方です。

岩手県の滝沢村にたびたび訪れ、特産品づくりのアドバイザーをしているそうです。
ここで、農家の方や村役場の職員を巻き込み、滝沢村ならではのアピールポイントをアドバイスしています。











素敵な生き方です。
男性の私が見ても、そう思います。

サイズダウンは、言うは易しですが、実際はそううまくはいきません。
私も定年後の生活の目標でもあります。











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続『神々を彩る美』日曜美術館

2014-02-02 07:07:33 | 美術・博物館

昨日の続きです。

神社に奉納された名品のなかには、歴史上の英雄と深い関わりをもつものがあります。


広島厳島神社ー世界遺産にも登録されました。





この神社に熱い信仰を捧げたのが平清盛です。





清盛はわが身と平家一門の繁栄を厳島神社に祈願しました。
豪華な社殿を作り、都から雅な舞楽を伝えます。
数々の宝物も寄贈します。

舞楽面「納曾利」平安時代




国宝「平家納経」





装飾の限りを尽くした平安時代の美の極致と言われた33巻の経典です。





清盛は都から職人を集め、4年かけて作り上げたと言われています。
金銀をふんだんにちりばめています。






























次は菅原道真です。
歴史上、人として初めて神になったと言われています。





京都北野天満宮





ここに納めれている国宝「北野天神縁起絵巻」鎌倉時代





全9巻、81メートルにおよぶ日本最大級の絵巻には、なぜ道真が神となったのかがえがかれています。





菅原道真は 右大臣にまで出世出世しますが、ライバル の讒言で失脚






大宰府に左遷される道真、天に向かって潔白を訴えるも無念の最後をとめます。




その死後、あらぶる神となり、都に現れる。








道真の怨霊と考えた権力者藤原一族が、天神さまとしておまつりすることになったという絵巻です。


最後の神を彩る美は、祭りです。

京都の祇園祭





32基の山鉾が街を練り歩きます。





懸装品で飾り付けされます。















和歌山県鞆淵八幡神社





平安時代に作られた、日本で最も古い国宝の 神輿です。
丹念に作られた煌めく装飾














いかがでしたでしょうか。


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『 神々を彩る美 ~神社の宝 名品探訪』日曜美術館

2014-02-01 07:16:16 | 美術・博物館

今回の日曜美術館は、いままでと少し傾向の違う、『神々を彩る美 ~神社の宝 名品探訪~』という内容で、昨年4月の再放送です。

今回紹介されたものは、一般的な絵画彫刻、工芸などと違い、美術的な価値だとか、個人的に好きだとか嫌いを越えた、今も続く信仰の世界のものです。
それに、あれこれと書くことは、不遜に思えますので、放送内容に沿って紹介することにします。




日本人は古来、大いなる自然に神が宿るとし、その神を祭る神社をつくり、祈りとともに宝物を捧げてきました。

「パワースポット」として、新たな注目を集めているのが日本の神社です。
神社に秘蔵され、人目にあまり触れてこなかった国宝を含む宝物200件を集めた、過去最大と言われる神道 美術の展覧会が昨年開催されました。

残念ながら京都では開催されず、私は見ることはできませんでした。


神々にまつわる宝物、その美にはどんな魅力が秘められているのか。
番組では、雅楽師の東儀秀樹さんが神々の聖地・熊野を訪ねます。



森や滝など自然に宿るとされてきた神が、やがて 「神像」としてまつられ、神が使うための道具「御神宝」が奉納されました。

那須大社「那智山宮曼陀羅」室町時代
立ち並ぶ社殿と200人近い巡礼者を描いています。









那智大社の神像「女神坐像(夫須美大神)」平安時代




神々を現すため、様々な表現の試みがなされたのが絵画です。
奈良春日大社「春日明神影向図」鎌倉時代
黒い装束の男が描かれていますが、顔は雲に隠しています。





「僧形八幡神影向図」鎌倉時代
僧侶の向こうに描かれた大きな影は神を描いたとされています。





那智大社の「女神坐像」桃山時代





神を人の形で現しています。
なぜ、神は人の形をしているのか、那智大社の方は、「人は欲があるので、こういう神様だというイメージをもってもらう」ためだと説明します。

熊野早玉大社に奉納された、超一級の工芸品
国宝「金銀装鳥頚太刀」南北朝時代





「表着萌黄地小葵浮線綾模様」南北朝時代





国宝「梛(なぎ)蒔絵手箱」南北朝時代




中には女性の化粧道具が入っています。
神様の化粧道具というわけです。





銀の毛抜き(眉)




銀の眉作(眉を抜いたあとに眉を描く)





貴重な孔雀の羽を使った「銀歯黒筆」





「銀白粉箱」





「蒔絵櫛」
0.1ミリ間隔で150の歯が刻まれています。




これらは、いずれも神の存在を身近に感じて作られたものです。


昨年開催された、「大神社展」の宝物の一部紹介

京都の松尾大「女神坐像」平安時代





福井若狭神宮寺の女神坐像





神像は仏像に比べ表情が豊か、神の表現に決まりがなく、自由にできるという。





京都大将軍八神社「武装神坐像」平安時代





「男神坐像」平安時代 2体










広島南宮神社「女神坐像」平安時代





今回は、画像が多いので明日に続きます。














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