今年も京都市美術館で、2014京展( ~6月19日)が 開催されていましたので行ってきました。
京展は京都市主催の総合公募展です。
日本画,洋画,工芸,彫刻,版画,書の6部門にわたって入選,入賞した作品を展示しています。
ほぼ毎年、足を運んでいますが、昨年は特に期待はずれ感が大きいものでした。
それで今年の展示会は思案したのですが、期待をこめては足を運んだ次第です。
美術好き素人の私の、今年の京展の感想です。
日本画は、昨年より出来栄えの良い作品が多いと思います。
画の力量を上げるには、地道なたゆまない努力が必要です。
しかし、明らかに画量不足の作品も散見されます。
京都市美術館の向かいの国立近代美術館で開催されている、 『上村松篁展』 を見たあとでしたので、落差は歴然です。
洋画は数点気に入った作品はありましたが、しかし今年も、これはという作品はほとんどありません。
彫刻は今回、例年にまして良い作品はありません。
工芸もこれはという作品はありませんでした。
版画は問題外の作品ばかりで、残念至極です。
書は毎回思うのですが、私にはよくわかりません。
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