京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

団塊スタイル『60代から運転力アップ』

2013-11-07 06:21:56 | 団塊スタイル

今回の団塊スタイルは、『60代の運転力アップ』でした。私も若い時から定年後の今も日常的に車を運転しておりますので、興味をもって番組を見ました。




日本の交通事故の発生件数は減少傾向にあるにも関わらず、社会の高齢化にともない、高齢者の運転による交通事故が増えています。

事故発生件数のうち65歳以上の割合








ある程度の年齢になれば、免許を返上すればとも思うのですが、地方などでは生活のために、高齢でも車を必要としている人が大勢いるのも現実です。国が70歳以上を対象に、免許更新時に「高齢者講習」を行っていますが、埼玉では、それよりも5歳若い65歳以上を対象 に運転の安全度をチェックする講習を無料で行っているそうです。
講習をうけることで、気づくことも多いようです。








私も運転していますが、若い時に比べ、反射神経は明らかに鈍っていると感じています。また、視力低下のせいか、夕方や夜の運転が怖いと思うことも増えてきました。
私はまだ高齢者ではありませんが、高齢者の事故原因は以下のようです。





やはり、加齢とともに明らかに身体能力は低下します。




山梨の富士河口湖町では、主に60代以上を対象に、運転のための「体操講座」などが行われ、60代から“運転力"のアップを目指しているそうです。



少しでも長く安 全に運転をするために、やはりハード面、車の進化も必要です。
エアバックは事故の際、運転手や助手席の人間のダメージを防ぐもので、今日ではほとんどの車種に常備されるようになってきました。
今は、事故の発生そのものを未然に防ぐ車の開発も進んでいます。最近の車のCMで、車が認識して危険時に車を止める映像をよく見ます。
さらに、危険を車が避けるさまざまな運転支援システムも開発されているようです。




CMでもよく見る光景です。





車が危険物を自動的に避けるシステム




交差点などでの飛び出しを予測し、車が自動的に減速する。




車の安全性や支援システムが進歩しても、私はある程度の年齢になれば、運転免許は返上するつもりです。いま住んでいるところは、公共交通機関の利用しやすい場所ですし、タクシーも拾いやすいのです。
いくら車が進化しても、事故のリスクがなくなることはありません。自分の過失事故で最悪死傷者をだすことを考えれば、私は70歳くらいで返上しようと思っています。





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2 コメント

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高齢者の運転 (あゆ)
2013-11-07 16:52:46
私の住んでいる市の周辺は公共交通機関がないところが多いので
80代、90代でも車を運転していることが珍しくないです。
タクシーも走っていないのでどうしようもないのです。
勝手に走ってくれる車が開発されているようですね。
これからの高齢化社会では必要になるのでしょうけど
そこまでして運転する必要あるのかな?と思ったりもします。
便利になればなるほど、
人間の持つ能力が衰えているようにも思います。
若いころはペーパードライバーだったのでどこに行くにも自転車を愛用していたのですが
最近は歩いていけるところでもつい車に乗ってしまいます。
脚力が衰えるのでよくないですよね。
鍛えなきゃと思ってはいても実行に移すのはなかなか難しいです。
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Unknown (京都で定年後生活)
2013-11-07 19:07:03
あゆさん、ありがとうございます。
定年後足腰が衰えないようにと思い、散歩やスポーツジム通いをしましたが、花粉症様症状(その後ハウスダストとドライアイと判明)で悩まされ、外出を控えました。その後、持病悪化で入院などし、いまやっと体力回復にと散歩を再開しようと思っているところです。あゆさん同様私も、つい近場でも車を使うくせがついてしまい、筋力低下に拍車をかけている状況です。これから京都も紅葉の見頃になりますので、せいぜい歩くつもりです。主夫見習いで、ほぼ毎日食材の買い出しにでかけるのですが、今日も車を使いました。いつもの大型スーパーは徒歩10分もかからないのに。あゆさんのメールを見て反省している次第です。

京都で定年後生活より
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