京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

葵祭

2014-05-16 06:02:14 | 京都めぐり

前日の天気予報では、雨も予想されましたが、なんとかもちこたえてくれました。行列途中、小雨が落ちてきましたが、すぐ止みました。

葵祭の行列は、京都御所を10時半に出発し、下鴨神社で「社頭の儀」を行い、上賀茂神社に向かいます。葵祭は「賀茂祭」とも言われ、起源は6世紀に遡るそうです。

私が京都御所に着いたのは9時半前ですが、すでに撮影に適した前列は場所とりされていました。なんとか、2列目をゲットして、行列の開始を待ちます。
私の前には、若いお嬢さんたちと、外国の方がいます。
お嬢さん方に、何時頃来られたのか聞くと、8時には来ていたそうです。

葵祭の行列は、本列と斎王代列に別れ、本列は勅使代が中心です。
斎王代列は女人列とも呼ばれています。


本列の行列を先導する騎馬隊です。





検非遣使の役人です。現代の警察というところです。
位の高い者が、馬に乗っています。

























牛車、俗に御所車と呼ばれ、勅使の乗る車で、藤の花などを軒に飾ります。










勅使です。勅使は天皇の使いで行列の最高位です。





風流傘です。
大傘の上に牡丹や杜若など、季節の花が飾り付けられています。














皆さんが目当ての斎王代の行列です。
最初に先導するのは、女官です。










斎王代です。
平安時代は内親王が選ばれましたが、現在は未婚の市民女性から選ばれます。
先導の女の子が可愛く、愛嬌がありました。


































斎王代の牛車で、俗に女房車とも呼ばれています。
葵の花の他、桜や橘の花で飾り付けられています。



























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8 コメント

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おはようございます (楽母)
2014-05-16 08:06:58
私は行列を見るには遠すぎて、着物の細かい柄や、
花がさの飾り付け、人々の表情まではよく分かりませんでした。
こちらのを見せていただいて感激♪
斎王代の輿の前を歩く可愛らしい女の子、最年少参加の
子供さんじゃなかったかなぁ。 
葵祭 (あゆ)
2014-05-16 13:19:39
毎年行きたい行きたいと思いながら実現できずにいます。
今年こそ行こうとしたのですが有料チケットを取らないとダメなのかと思い
既に売り切れだったのであきらめました。
朝早く行けば有料でなくともみられるのですね。
でも、こちらからだと8時に行くのは難しいです。(^^;;
いかにも京都という雅の行列素敵ですね。
平安時代が大好きな私にはたまらない写真の数々でした。
ありがとうございます。
Unknown (京都で定年後生活)
2014-05-16 15:15:47
楽母さん、こんにちは。

女の子はとても可愛くて、歩いてくる姿に私のまわりから歓声があがっていました。
アップにした写真もあるのですが、ブログに載せるのはどうかと思い載せませんでした。
妻と可愛いねという話をしています。

京都で定年後生活より
Unknown (京都で定年後生活)
2014-05-16 15:27:00
あゆさん、こんにちは。
葵祭は15日と決まっているため、現役時代は平日のときは行けませんでした。平日開催でも行けるのは退職者ならではと思っています。
有料観覧席は、運よく1列目ならいいのですが、5列目位だと撮影はきびしいと思います。

私は、葵祭の優雅な風情が好きです。
あゆさんも、いつか、機会がありましたら、御参加ください。

京都で定年後生活より
一度は (葉月)
2014-05-17 05:56:52
わたくしも、一度は見に行ってみたい葵祭です。

風流傘が重そうですね…。と、そっちも気になります。
Unknown (京都で定年後生活)
2014-05-17 06:47:09
おはようございます。
京都通の葉月さん、まだでしたか。
是非一度はおすすめします。

確かに風流傘重そうでした。
一人で、持って歩くのは、かなりの体力がいりそうです。若い男性でないと無理ですね。

京都で定年後生活より
Unknown (ポンタ)
2014-05-17 09:53:53
わ~本当にすてきな写真ですね。葵祭行きたいです。でも首都圏の職業人では、無理ですよね。こんなすてきな画像を拝見したら、定年後は絶対に京都に移住しなければと思います。雅です、本当に・・・・・・・
Unknown (京都で定年後生活)
2014-05-17 15:43:10
ポンタさん、こんにちは。

機会がありましたら、是非見られることをおすすめします。

京都で定年後生活より

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