今年の桜の花見も終わり、今度は美術館巡りをと思い、現在京都市美術館で開催されている『恋する美人画ー女性像に秘められた世界とは』に行ってきました。
看板になった絵は、由里本景子『望遠鏡』1940年 です。
美人画は何のために創られたのか、という視点で、「美人画の誕生」、「社会化された女性像」、「モダン美人画」という構成で展示されています。
会場に入り、最初の作品は、木島桜谷の『和楽』1909年という六曲一双屏風です。
昨年、 泉屋博古美術館で木島桜谷展が開催されてました。私の好きな画家の一人です。
次に目に入ったのは、竹内栖鳳の『絵になる最初』1913年 です。
「絵になる最初」
モデルになるために着物をぬぐときのはじらい、いまにも泣き出しそうな表情の一瞬を切り取った名品だと思います。私の好きな絵のひとつです。
この絵も去年開催された 竹内栖鳳展でも展示されたものです。
気に入った絵は何度見てもいいものです。
栖鳳の作品はそれ以外に、『日稼』1917年、と『日稼下絵』も展示されています。
次に目がひかれたのは、やはり、美人画といえば、上村松園です。
今回、『人生の花』1899年、『待月』1926年、『春光』、『春日長』の作品が展示されています。
私の好きな浅井忠の『漁村の少女』1897年 もとてもいいです。
あと、気に入った画家と作品は、堂本印象『婦女』1948年 、菊地契月の作品でしょうか。
『早苗』1934年、『少女』1932年、『散策』1934年 が展示されています。
松園と契月は、女性像に品があります。
『散策』
会場でいただいたパンフレットより
美術館横の疎水の桜は散ってしまいました。
でも、公園の桜はまだ残っていました。
八重桜は見頃です。
こちらのブログにお邪魔すると
きっと八重桜の写真もアップされていると予想しておりました。(^^)
丸っこいお花がなんだか愛らしいなあと思います。
暑くも寒くもない、絶好の季節がやってきましたね。
神戸で大きな美術館展をしているので
是非見に行きたいと思っております。
体調回復のようで、安心しました。
確かに今が一番過ごしやすい時期ですね。
私も花見も終わり、美術館めぐりを再開しました。
今日、印象派展に行ってきましたが、ものすごい人出でした。また、ブロクに書きます。
あゆさんも、美術館楽しんで下さい。
京都で定年後生活より
まだ、八重桜・里桜は見頃が続いていますが、桜の季節は終わった感が強いです。
わが家も今は、モッコウバラや、ミヤコワスレなどに移っています。山吹も見頃です。
霧島ツツジは今月末には、見頃になると思います。
今年は霧島ツツジの名所に行けると思いますので、また写真を投稿します。
芝桜もいいですよね。
京都で定年後生活より