京都市美術館に行ってきました。
京都市美術館が、現役作家に焦点を当てるシリーズの第2弾、 作家の眼 「高橋秀-気への形象」展( 5月23日~6月22日 )が開催されています。
高橋秀は抽象的な作品ながら、その印象からエロスの作家との評価もあるそうです。
高橋秀についてはこれまで、全く知りませんでしたが、作家の眼第1弾が日本画家の上村敦之で、これが非常に良かったので、期待して行きました。
現在83歳の高橋秀(1930~)は、広島県福山市に生まれ、若くして洋画壇で注目されます。31歳で安井賞を受賞した後は、創作の舞台をイタリアに移し、以来40年以上イタリアで暮らします。2004年に帰国後は、倉敷市に拠点を構えています。
絵画作品以外に版画、モニュメント、写真などの分野でも知られていますが、今回の展示会では、 1970年頃から現在に至るまでの約50点を展示しています。
色づかいや構図が、琳派のような作品もあります。
ダイナミックな作品が多く、見る者を圧倒させます。
エロスの作家と言われているそうですが、作品を見た限りでは、全くそんな印象は感じられません。
私が鈍感なのかもわかりませんが、、、、。
展示作品ではありません。
こんなモニュメントも制作しています。
期待して行ったのですが、、、、。
私の好みではありませんでした。