京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

エロスの作家?「高橋秀 気への形象」展

2014-06-11 06:12:59 | 美術・博物館

京都市美術館に行ってきました。





京都市美術館が、現役作家に焦点を当てるシリーズの第2弾、 作家の眼 「高橋秀-気への形象」展( 5月23日~6月22日 )が開催されています。





高橋秀は抽象的な作品ながら、その印象からエロスの作家との評価もあるそうです。

高橋秀についてはこれまで、全く知りませんでしたが、作家の眼第1弾が日本画家の上村敦之で、これが非常に良かったので、期待して行きました。





現在83歳の高橋秀(1930~)は、広島県福山市に生まれ、若くして洋画壇で注目されます。31歳で安井賞を受賞した後は、創作の舞台をイタリアに移し、以来40年以上イタリアで暮らします。2004年に帰国後は、倉敷市に拠点を構えています。

絵画作品以外に版画、モニュメント、写真などの分野でも知られていますが、今回の展示会では、 1970年頃から現在に至るまでの約50点を展示しています。

色づかいや構図が、琳派のような作品もあります。
ダイナミックな作品が多く、見る者を圧倒させます。

エロスの作家と言われているそうですが、作品を見た限りでは、全くそんな印象は感じられません。
私が鈍感なのかもわかりませんが、、、、。

























展示作品ではありません。
こんなモニュメントも制作しています。





期待して行ったのですが、、、、。
私の好みではありませんでした。