京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

夢の扉 『スーパーレントゲン』

2013-08-19 06:29:16 | 科学・宇宙・歴史


連日ほんとうに暑いですね。。
連日の37,38度数続きに外出する気にならず、録画や世界陸上、高校野球など、
テレビを見ることが多くなりました。

昨日、録画していた8月4日のTBS番組の『夢の扉』を見ました。
登場者は、乳がんを一目で突き止める『スーパーレントゲ ン』 を開発した、
東北大学 多元的物質科学研究所 百生教授です。

実は3年前、義母が80歳を過ぎて乳がんが発見され、手術しました。
幸いに早期だったこともあり、現在も元気でいます。
そういうこともあり、番組を録画していました。

乳がんは日本人女性の14人に1人がかかり、年間1万2千人以 上が亡くなっています。
早期発見できれば、生存率は9割を超えるそうですが、
現在検診に使われている 「マンモグラフィ」というレントゲン撮影の画像 では、
乳腺と癌との見分けが難しく、 診断が困難な場合があるそうです。
乳腺のようなやわら かい組織が写せないという 、100年続くレントゲン技術の常識を打ち破り、乳がんを一目で発見できるのが『スーパーレントゲン』です。
その解像度は、 最新のMRIのなんと約100倍だと言いますから驚きです。

番組はこのスーパーレントゲンが、乳がんの診断だけでなく、
関節リウマチの早期発見にも極めて有用であるとのことです。
スーパーレントゲンが一般病院でも早く利用できるようになれば、
早期診断が可能となり、多くの患者の命が救われる機会が広がります。
早くそうなってほしいと願うばかりです。

話は変わりますが、私は今まで2度MRIを撮ってもらいました。
1度目は10数年前、2度目は数年前に五十肩になった時です。
撮影時間は幾分短くなりましたが、肩が痛くてたまらないのに、
30分以上動かせないのは非常につらいものでした。
それと私は、閉所が苦手なので、それもかなりつらいものでした。

新たな機器開発も、患者ができるだけ苦痛が少ないようにしてほしいと思います。



百生教授