今日は東山の高台寺と圓徳院の紅葉を御紹介します。
高台寺は、豊臣秀吉の正室・北政所ねねが秀吉の菩提を弔うために開創した寺です。
徳川家康は当時政治的配慮から、多大の財政的援助を行い、寺は荘厳を極めたと言います。その後度重なる火事で多くの堂宇を失いましたが、今も残る開山堂と霊屋、茶室の傘亭・時雨亭、表門、観月台に桃山時代の華麗な面影を伝えています。 高台寺蒔絵はあまりに有名です。
圓徳院は、ねね終焉の地として有名です。元伏見城の北政所化粧御殿の前庭を移した北庭は、小堀遠州が手を加えたもので、 桃山時代の代表的な庭園として、当時の原型をそのままに留めています。
池泉回遊式ですが、枯山水となっている、国の名勝指定の庭園です。
高台寺入口の庫裏です。
茶室・遺芳庵と紅葉
方丈の前庭
ここは春と秋、現代風に飾り付けや照明をします。良いという方もいますが、私はあまり好きではありません。
開山堂前の庭園、この景色は見頃です。
台所坂はこれからです。
圓徳院に入ります。
受付すぐのスギゴケの庭にツワブキが植えられています。
南庭の紅葉です。
北庭の紅葉です。
追加
高台寺に隣接する霊山観音と紅葉