(TxT)<戯れ言ですよ

とみーのにっき&おえかきちょう

学園黙示録 H.O.T.D ACT.11 DEAD storm rising

2010年09月19日 | 視聴済アニメごった煮
ええっ!?あっさり退場しちゃったなぁ。

 そんな今回のお話は…
 上手いこと言って高城家に入ってきた紫藤たちであったが、そんな彼を見つけた宮本は銃剣を突きつけ、自分の過去と共に彼の本性を晒す。
 宮本はその憎しみで紫藤を殺すのか、そして紫藤は……。
 って感じ。あらすじるのメンドイ。

 お話としては割と多くなく、小室のリーダーとしての資質と、宮本の留年の理由と因縁、と言ったところ。
 興味としては宮本と紫藤の因縁の方で、紫藤は代議士である父を暴君とし嫌っていながらも、公安に五月蝿いのがいるのでその娘を留年でもさせて分からせてやれ、の命令を実行した結果が宮本の留年の理由。
 上手く操作できれば逮捕できるかもしれないという父の事もあり、我慢していた宮本であったが、この状況下では意味も無く銃剣で詰め寄るのだが……オレなら殺しちゃうなー。
 まぁ確かに宮本が言うように「殺す価値もない」が、紫藤は生き残る為に「なら殺すがいいさ、でも一生その罪を背負って生きていくんだぜ」と挑発したわけだし、正直生かしておいても百害あって一理なし、ここで後顧の憂いを絶った方がいいと思ってしまうオレは浅はかだろうか。
 あと紫藤の事もよく分からなくて、上記したように父を暴君として嫌いながらも彼の命令を聞いて宮本を留年させたり、バスの中の生徒を洗脳して、まるで教祖を気取っているのはなんなんだろうな。
 そんな父から逃れられない自分というコンプレックスと、父と同じような立場になれば、その抑圧から解放されるのでは?という思いからの彼の人格なんだろうか?
 ついでに言えば、殺す価値もないと言われ随分悔しそうな顔をしていた紫藤だが、上記した彼の挑発は生き残るため、今ここで宮本に殺されない為の言葉だと思うので、むしろ「してやったり」ではないのだろうか?
 そういったところがよく分からないと言うか、画面の中で結論づけられている事と、自分の気持ちに差があってどうもスッキリしなかったな。
 宮本の「殺す価値もない」は話の進行上、その狡賢さと悪どさで生き抜こうとする悪役紫藤の鼻を明かしてやったシーンではあるのだが、そういうふうには感じられなかったのが残念だ。

 そんな宮本の方も気になってというか、この女はなんていうか好きになれませんよね?(苦笑)
 今の小室は頼れるので、自分はどんな事をしたって小室の側にいる。その為には小室にナニされたっていい。なんていうのは正直ズルいだろうと思うし、素直に直球ど真ん中ストレート投げ込みすぎだろ。劇中の小室の台詞通り生々しすぎで、ぶっちゃけちょっと気持ち悪い。
 まぁ、ああいう状況化でというドラマとして見るとリアルらしくはあって、綺麗事が通じない、そんな余裕の無い世界であるという演出ではあるのだろうけど、もちっと可愛げがあっても良いような気がしますな。ただでさえ殺伐とした物語だし。

 さて、物語としては、ED後のCパートで宇宙ステーションからのシーンでは、アメリカロシアがミサイル撃ち合って「アルマゲドンだ……」なんて言って引っぱりましたが、どんどん収拾がつかなくなってきているんですけどいーんですかね?
 正直、何をもって終わりとなるのかが見えないなー。ま、それだけにその見えない最後が気になって見ているんですが(笑)。

世紀末オカルト学院 Episode.11「マヤの死」

2010年09月17日 | 視聴済アニメごった煮
宇宙人じゃないのかー。

 そんな今回のお話は…
 ノストラダムスの鍵の調査のため、マヤと文明は松代市外へ出る。
 対となる二つの面がそろうとき、皆神山が消滅するという言い伝えのある土偶の面――その一つと思われる土面が、長野市街で発掘されたのだ。
 調査の一方、マヤはソフトクリームや土産物にはしゃいだりと楽しげだが、文明は一人、表情が暗い。
 脳裏に浮かぶのは、ある人物に告げられた言葉――神代マヤこそが、魔界の扉を開ける全ての鍵。
 文明は、ついに意を決して…!?
 以上公式のあらすじ。

 お話としては、実は千尋は白魔術師でマヤの父からマヤの護衛を頼まれていて、それに対し美風は黒魔女でマヤこそが全てを魔界に飲み込む鍵だとして文明をたらし込め、本当のところは水からが魔界の入り口を開こうとし、それを邪魔するマヤを殺害を目論んでいる事が明らかになった。
 そんな美風からマヤを守るため、千尋はマヤを死んだと見せかけ……って感じ。
 展開としては、サブタイにもあるように「マヤの死」ということと、それから分かる真実というところだが、マヤの死にそれほどのインパクトが無かったのが残念。
 というのも、フェイクであることがすごくよく分かるからなんだけど、どうもそれはとても意識的にそうしているような気もする。
 文明と出かけ口論になり、靴を脱いだまま帰宅したというのに死体の方は靴を履いていたり、次回に満を持して登場するかと思っていたらBパートであっさり登場するしで、むしろこれは、見ている人が分かる事を見越して作っているのかもしれないな。
 「マヤの死」という事を受けての文明、という方をむしろ見せたかったのだとしたら上手く考えてあり、一概に残念とも言えないと思うのは考えすぎだろうか。

 もうひとつのポイントとしては、千尋と美風の正体、というところだろう。
 今まであからさまに怪しいと思わせておいた千尋は実は味方で、害がないと思われていた美風が黒幕である。という逆転のサプライズであったのだが、この感想で美風はどうも胡散臭いといつも言っていた私としては、特に驚きというものは無かった。
 個人的にはそっちよりも白魔術師、黒魔女という設定の方が気にかかってしまって、最終章ならやっぱ宇宙人だろう!という思い込みから、冒頭の感想が出たわけですが、いかにも男が弱そうな女であった美風が黒魔女としての本性を現すと、あんまりお近づきになりたくないような本性であったり、あんまりパッとしない女性だった千尋が白魔術師として顕現する様は実にカッコよかったりして、今回のもうひとつのメインとしても「逆転のサプライズ」という演出は見事にハマっていたのではなかろうか。

 しかし、この物語は最終的にノストラダムスの予言の阻止、で終わる事は分かってはいるものの、未だ鍵の特定はされておらず、しかも今回からの事態をどう収拾するのかよく分かりませんな。
 それと気になっているのは未来で「司令官」と呼ばれていたのは明らかにマヤの父ですよね?
 以前の文明が過去へ飛ぶシーンで、そうとしか思えない人物がいて気になっていたんだけど、これは一体どういう事なのか、そしてどうラストへ繋がるかが楽しみだ。
 それはそれとして思うんだけど、マヤたちが予言を阻止したとして、宇宙人に征服された地球という未来は消えないよね?
 これはアニメ「シムーン」でも語ったが、過去にさかのぼったとして歴史を変えても、そこに分岐を作るだけの作業としか思えないんだよな。
 このアニメで言うならば、宇宙人に征服された地球は予言の阻止が出来なかった過去があるから存在しているわけで、マヤたちが阻止に成功したとして、文明がいた未来がポッと無くなってしまったり、その未来が無くならないとしても宇宙人が突然消えるというのはどうしても考えにくく、阻止が成就しても宇宙人が来ない未来が新たに出来るだけだと思うんだよなー。
 時間跳躍して過去の改変ってのは、どうしてもそこがネックになるんだよなー。その辺もどう収めてくれるのか期待したい。

10/09/16

2010年09月16日 | 日記?
■今日の一枚 二条乃梨子さん
(web拍手を送る)
 なんも描く物が思いつかなくてどーしようかと思っていたら、かきかけフォルダから上記絵を発見したのでお茶を濁してみる。
 などとお茶を濁してみた直後に、「久しぶりにあのキャラクターでも描けば良かった」と思いつくのだから困ったもんである。
 
■拍手送って下さった方
ありがとうございました。

 あー、なんかいろんな事に疲れてきた。楽に生きたいのぅ。
 そーいえば、今週土曜にガンダム00公開か。マリナ姫さまは活躍するのかなぁ。

あそびにいくヨ! #10 ねらいきにました

2010年09月16日 | 視聴済アニメごった煮
なんかこう、今ひとつ緊迫感に欠けるな。

 そんな今回のお話は…
 それぞれに想いを持つ少女たちは、クリスマスに向けて行動を起こそうとしていた。
 エリスと騎央がこれ以上近づくのを怖れるアオイと真奈美は、踏むべき段階をすっ飛ばして、一気に既成事実を作る作戦に?
 一方、キャーティアの面々も、クリスマスに特別な贈り物をしようと計画をしていた。
 しかしその影には、いつにも増して不適な笑みを浮かべるドギーシュアの姿が。
 以上公式のあらすじ。

 前回まで夏だったような気がするが、今回から一気にクリスマスシーズンになっていて、その間はまるで何も無かったかのようなのはまぁいいだろう。
 そんな今回のお話はお話はと言うと、終わりに向け犬の人たちがキャーティアシップを狙うぜ!という話で、今回は最終回に解消するであろう危機的状況を作り出したという感じ。
 そんな中、メガネっ娘と幼馴染みは相変わらずの様子でやろうと落とそうと必死だし、最後までこんな調子なんだろうかなどと思っていたら、相変わらずまたドンパチ始めやがるしで、一体何がメインなんだかよく分かりません。
 まぁメインと言ったらキャーティシップが敵の手に落ちて、後2週間で地球に落ちるよというところで、犬の作戦にまんまとハメられる猫達、といったところなんだが、これが今ひとつどうなってるんだかよく分からない。
 いやがらせで地球の人工衛星を突撃させていたら、その中に犬型アシストロイドが紛れ込んでいて……というのは分かるんだけど、彼らついている呪符は一体なんだったのか説明無いよね。まぁそれはいちか(だったっけ?)が出てきた時にちろっとあったような気がするが、使い方が多岐にわたっていて、そういう事になっているで進んでしまっているのがまず気に喰わないな。
 そもそも、艦内にいる犬型アシストロイドは分かって、なんで艦外のそれはレーダーなどの策敵に引っ掛からないのかがよく分からないよなぁ。
 それと冒頭にも書いたが、なんでかとても緊迫した状況に見えないってのがポイントで、なんかフツーに見てしまったよ。
 どうせこういう展開になるのであらば、幼馴染みとメガネっ娘が野郎を落とす為にどうこうとか入れないで、犬の人たちとの攻防をガッツリ描けばいいと思う。
 あっさりとシップを占領されてしまったのもそうで、艦全体で危機的状況を打破しようと躍起になる様子や、奮戦むなしく次々に敵の手に落ちていく艦内とか、いろいろと作りようがあるように思うんだけどなぁ。
 襲われた野郎の家でのことも、変なガスでアシストロイドがダメになっている中、なぜか野郎専用のアシストロイドはフツーに動いていたり、艦長がやられてしまうのも、ネコミミしっぽの宇宙人がフツーに格闘して犬型アシストロイドと撃退していた事を考えると、別に逃げずに戦えば良かったんじゃなかろうか?などと突っ込みどころが多過ぎて乗りきれねぇよ。

 という感じで、随分都合よく最後に向けた舞台が整えられたという印象。まぁ最終的には全て上手いこと行くのであろうが……あんまり興味ないなぁ(笑)。

あにゃまる探偵キルミンずぅ 第49話「飛び出せ棺!迷宮温泉でつかまえて!?」

2010年09月16日 | 視聴済アニメごった煮
次回で最終回なんだけど……これしっかり締められるのか?

 そんな今回のお話は…
 キノコ男こと二ツ木に連れ去られてしまったカノンを助けようと、地下のUFO施設を縦横無尽に駆け回るリコとケン。
 2人を追ってきた、リム・ナギサ・タマオは同じUFO施設の中で、かつて遭遇した学校七不思議の怪人さんに遭遇してしまって、絶体絶命の危機?!
 そして、カノンは二ツ木におじいさんが眠っている棺の元へ案内されるのですが―。
 以上公式のあらすじ。

 なんかすごい散漫であった印象だな。分かった事と言えば二ツ木、タモツパパ、ハルカママの関係くらいだったし。
 お話としては、リコたち合流、カノン発見、タモツパパ実験台にされミジンコになる、ハルカママも二ツ木の地下施設へ、本物の棺から巨大コウモリ出現などなど、いろいろと見せる要素が多くそのためか、どうもただゴチャゴチャしていたようにしか見えなかった。
 それでいて、上記したように分かった事と言えば、18年前二ツ木がハルカママ宛に書いたラブレターを落としてしまったのを、拾ってハルカママで渡したのがタモツパパであり、ラブレターに名前を書くのを二ツ木が忘れていた為に、ハルカママはタモツからのラブレターと思って結果ふたりは結ばれた、という事実が判明したことと、二ツ木が人間は知性は良いが野生を忘れた為に不完全だと思っているということくらい。残りのよく分かっていない事全てを次回で全て説明しきれるのだろうか?

 今回二ツ木の動機は分かったけれど、それとハルカママとの関連性は今ひとつ見えてこないし、タマオはプテラノドン(?)の変身するし、棺が温泉に落ちるのだってなんであんなスロープが温泉に向っているか不明だし、ってゆーか地下施設は用途不明の設備が多過ぎだろ。
 お話としても、どうもカノンの決断というところに集約しそうな勢いで、第4クールまで特に何も無かった彼女に全て押し付けてしまうような格好は果たして如何なモノかと。という事を踏まえてみると、まぁ簡単に言えば「すごく強引にまとめようとしている」印象だ。
 今回も最後のところで全員が集まることでようやく集約したが、それまでは個別の展開をザッピングの連続で追いかけているので、画面としてもコロコロ変わりすぎだわ、これいるかな?というシーンもあったりで正直乗り切れねぇ。

 と、文句ばっかりになってしまいましたが、実際そんなモノで、どー好意的に見ても次回にスッキリ終わりを迎えられる様には見えないんだよな。
 今この段階でこんなにゴチャゴチャしているのであらば、もっと前から見せられるところ、展開できるところが多くあったように思う。シリーズ構成は何をやっていたのだろう?と疑問を持ってしまうよ。
 思えば「あにゃまる探偵」と銘打っておきながら、探偵していたのは極わずかってのもどうか?
 キルミンであったり、アニマリアンであったり、逆進化論とか、要素はすごくいい物が揃っていると思っているのだが、どうもそれらを上手く使ってくれなかったという印象だ。

 なんかもう終わってしまったかのような感想だが、何せ最終回に希望が持てないからなー。「なんでこうなってしまったんだろう?」という思いでいっぱいだ。
 せめて最後はこれまで分からなかった事を全て落ち着けて、投げっ放しジャーマンをかまされない事を祈るばかりだ。

ハートキャッチプリキュア! 第31話 悲しみの正体!!それは、ゆりさんの妖精でした…

2010年09月16日 | 視聴済アニメごった煮
CMと次回予告でネタバレするんじゃねーよ!

 そんな今回のお話は…
 秋の学園祭で、ファッションショーをするつもりのファッション部。
 そのショーに、えりかのお姉さんで売れっ子モデルのももかに出てもらおうと、部員たちは大盛り上がり!
 つぼみは、ゆりにもショーに出てもらうことを思いつくわ。
 ももかとゆりがいる高等部へ行ったつぼみたち。ももかはOKしてくれたわ。だけど、ゆりには断られてしまう。どうして・・・?
 植物園につぼみが立ち寄ると、ゆりと薫子がお話していた。2人の話を聞いていたつぼみは、ゆりがいつも悲しげなわけを知るの。それは…。
 その頃サバークは、サソリーナたちにブレスレットを渡していた。
 ダークブレスレット。これを使うと、デザトリアンをパワーアップさせることができる。
 新たな武器を手に入れたサソリーナは、プリキュアを狙ってやってきた!!
 以上公式のあらすじ。

 お話としては、キュアムーンライトこと月影ゆりの妖精のパートナーが失われたという事が公になったこと、ダークブレスレットによってデザトリアンが強くなる、プリキュア3人の合体技、という所がメイン所。
 なんですが、敵のパワーアップというのがあって、なるほど「ハートキャッチミラージュ」という販促玩具のCMが入るわけだ。しかも「スーパーシルエットに変身ですぅ!」とか言うし!
 つまり次回それになって、強くなった敵に対抗していくわけですねって知りたくなかったよ!来週驚きたかったよ!!CMを先行させるのやめてくれないかなー。
 まぁ、件のスーパーシルエットは新EDの最後で衣装が変わってる(ってゆーか白くなっているだけ?)ので、「ああ、こうなるんだ」というのはあったけれど。
 次回予告では、キュアムーンライトに変身しているゆりのカットがあるし。これも来週についに変身という所で驚きたかったんですが、何故先行しやがりますかね?
 まぁ、メインターゲットへの食い付かせってのもあるんでしょうが、分からないからこそ、次回を見てワクワクするってのもあるんじゃないんですかねぇ。などと自分はいつも思うんですが。

 上記はまぁ、スポンサーや局プロとの兼ね合いもありますので(内心自分でも無理だなと思いつつも言うだけ言うらしい。まぁもっともな話ではあるが)、文句はこのくらいにして今回のお話の方ですが、上記したメイン所というのが3つあり、ゆりの「失われた妖精」という部分では少し弱かった。
 しかし今回はその「失われた妖精」や、それによって消失したゆりの心の花という事を踏まえ、つぼみが持ち前の純真で真っ直ぐな心で、彼女の心に少し変化をもたらす事の方に比重が置かれていたように思う。
 アバンから話しかけるつぼみにや、妖精たちと距離を置こうとするゆりに、つぼみが学園祭のファッションショーのモデルをしてほしい、「新しい自分」というテーマの服を着てもらいたいというつぼみに、パートナーを失い、戦いに敗れて傷ついたゆりの心に動揺が走る様子はベタだが分かりやすくて良い。
 さらにはブロッサムがデザトリアンに向けた言った言葉がゆりにもかかってきていて、その後ピンチに陥るも、その言葉通り「諦めないで前に進む気持ち」を体現して、ゆりの心に変化をもたらすのはこのアニメの枠らしく、ひたむきで真っ直ぐな所が良い。
 ただ残念なところがあって、それは百合の妖精がどうして失われたのかの経緯が語られなかった事だ。
 その事はもうちょっと後で、という事なんであろうが、前回からの流れでその経緯が分かると思っていただけに、ちょっと外されたような、もうちょっと突っ込んで欲しかった感があった。が、まぁそれはこっちが勝手に期待した事なのだが(笑)。

 個人的には今回の話、ものすごく良くまとめた、と思っていて、プリキュア達とゆり、失われた妖精、黒幕デューン、敵のパワーアップ、学園祭のファッションショー、今週のお悩み、そしてプリキュアとしての「ここぞ!」という見せ場「合体技」の初披露まで作っていて、それらを無理無く1本に落とし込んでおり、ストレス無く見れるようにしてある技量に感心したよ。
 いろいろと要素があるので、一番見せたかった所がどの辺なのかが分かりにくかったが、全てを「なんか唐突にこの話持ってきたな」と思わせる事無く流れるお話は、やはり見事と言う他無いだろう。
 それに、前にもここで語ったような気がするが、基本1話完結のボトルショーでありながら、プリキュア本編の話であったり、学園祭のファッションショーであったりを繋げていっているシリーズ構成も素晴らしく、ひとつづつの話が大きな物語全体のそれぞれのピースになっている。
 テキトーに話作ってるだろ?と思われるアニメも多くある昨今、よく考えて組み上げているなぁと感じさせてくれるし、何より、熱心にこのシリーズを見てきた者としては、その辺は大変嬉しい事だ。

 さて、毎回恒例の我が愛しのえりかの事ですが、今回は姉のももかとのところがおもしろかった。
 学園祭のファッションショーのモデルはファッション部の部員たちだけなのは弱いので、現役カリスマ高校生モデルであるももかを親族のコネで呼んだらどうか、と言う提案に「えっ?」とその事は全く頭になかったというような顔をするんですよね。
 第1クールでもあったように、えりかは姉のももかを尊敬しつつも嫉妬心も持っていて、今現在は姉に出来ない事をしている自分、姉とは自分は違うんだというところを確立している。
 だから本当のところは劇中の台詞でも「しゃくだけど」と言っていたのでも分かる通り、出来れば頼りたくはないのだが、ファッションショーを絶対に成功させる為、そして部長として、その辺のしがらみ(?)をスポーンと速攻退けてしまう辺りがえりからしい。
 興味深いのはその後、高等部へももかとゆりにモデルを頼みにいくシーン。
 ふたりが会話しているところへ現れて、「頼み事があるんだ~」と抱きついてほおずりしてから、ゆりが立ち去るまでえりかはずっとももかに抱きついているし、最後はももかにほっぺをプニプニされておった。最初の頃は割とえりかがももかに突っかかっていたが、どうも8話以降随分と仲が進展したようだ。
 まぁ、ももかの方は最初からえりかを可愛がっているふうではあったから、8話以降えりかの方が嫉妬を捨てて歩み寄ったんだろうなぁ。そんな姉妹百合も見ていて楽しい。

今週の花言葉とウンコの数
 今回のお花は「ほうれん草」花言葉は「活力」。
 ウンコの数は今回はアバンでも戦闘していたのでふたつゲットしたとみなして、合計は28個。
 次回は上記したように販促玩具の登場の為に、ハートキャッチパレスとかいうところに行ってなんかして、キュアムーンライトに変身するらしい。
 いや、別にいーんだけど、いきなり「ハートキャッチパレス」って言われても、ちょっと唐突じゃね?

10/09/13

2010年09月13日 | 日記?
■今日の一枚 つぼみ・えりか・いつき
(web拍手を送る)
 どこかで見た事のある構図でやってみました。
 気力があったら綺麗にしたり、色塗ったりする?かも?しれず。

■拍手送って下さった方
 ありがとうございました。

 またいろいろと思案中。
 う~む、ちょっとがんばって(?)みようかなーなどと思いつつ、自分がちゃらんぽらんだと知る。
 う~む。

学園黙示録 H.O.T.D ACT.10 The DEAD'S house rules

2010年09月12日 | 視聴済アニメごった煮
相変わらずあざとく肌色見せるなぁ。

 そんな今回のお話は…
 広大な敷地の高城の家にて、あの日以来の初めて心落ち着ける時間を過ごす小室たち。
 だが、その緊張からの解放が小室たちの相賀に不和を生じさせてしまう。
 また高城の家では彼女の両親をトップとし、そのほとんどが大人であり、小室らはそこで吸収されるか、それとも袂を分かつかの選択を迫られる事になる……。
 って感じ。あらすじるのメンドイ。

 お話は全裸の宮本を小室が押さえつけ、鞠川が薬をヌリヌリする所から始まり、軍人みたいな高城の親父が帰ってきて、かつて友人だったけど<奴ら>になっちゃったヤツの首を吹っ飛ばす。それを見ていた平野は「それじゃ効率が悪い」とか言い出し仲間内で喧々諤々。そうこうしている内に、大人が平野の持っている銃器を子供が持っていいもんじゃねーぞコラとか言って取り上げようとするのを小室らが助ける。ってゆーのが大体の今回の流れ。
 内容的にはあらすじに書いたように、緊張から解き放たれたが為に不和が生じてしまう小室たちという所と、高城のスーパーな父母は<奴ら>の騒ぎが起こってから、即時水や食料を集め、組織を作り上げた彼らは、実の娘を助かる見込みが無いとし切り捨てたようなお方なので、ここに留まっていいモノかと思案する。
 とまぁ内容的にはそんなもので、不和が生じてしまうのも、平野の銃器が取り上げられそうになる所で、小室ら全員が平野を庇い、そして留まるのかどうかという問題も、その平野絡みの事から見ても留まるべきではない事は分かるので、きっとみんなで出て行く事でしょう。
 というわけで内容的な所や、話の展開としても特に妙味深い所は無く、さらに言えば、平野との不和というシーンも妙に唐突だった様に見えたし、高城の父ちゃんも妙に一挙手一投足が大袈裟に描かれており、正直あんまり乗り切れなかったな。
 ただ、安住の地に見えた高城家はそうでもなかった、という所はよく見せていて、せっかく強大な組織から抜け出さなくてはならない不安や、高城のパパママが、こんな状況だからとあっさり娘を見切った事への高城の苛立と失望、そしてそんな高城が怒りを露にするのに切れる小室の「お前はまだ両親が無事である事が分かっているだけマシなんだ!」の台詞から、束の間の安息の日々も、本当の心穏やかになれる事は無く、彼らの戦いはまだ継続中である事を示唆している点は上手く描いていたと思います。

 個人的にはED後のCパートで、見事な悪役の紫藤が出てきた事が印象に残っていて、あのあからさまなヤラシさで、今後の小室たちをさらに困難におとしめてくれるだろう事を思うと、いい悪役だなーと思います。
 ああでも、話に絡んで来たら来たでイライラするんだろうなぁ(笑)。まぁ、そこが彼のポイントなんですが。

世紀末オカルト学院 Episode.10「暖炉のあかり」

2010年09月10日 | 視聴済アニメごった煮
むしろ事後の方がおもしろかったな。
 
 そんな今回のお話は…
 マヤたちは、あかりの父親・岡本健吾をつき止める。あかりのことを聞こうとするが、岡本は「帰れ」の一点張りで取りつく島もない。
 その帰り、マヤは一人、生家を訪れる。もうすぐ取り壊されてしまう家を見つめ、寂しげな表情を浮かべるマヤ。
 翌日、文明に呼び出されて行くと、彼は珍しく真剣な顔をして、マヤに告げた。「お前のことを、もっと知りたい――」
 以上公式のあらすじ。

 お話としてはクリスマスパーティーえをしてあかりを浄化し、事後に取り壊されたマヤの生家にて、オカルト学院創設の真意を知ったマヤが、決意を新たにするという内容。
 と、書くと簡単だが、お話としてはとても良く組み上がっていて、あかりの事件を通して、マヤの生家や父親への思いという所を組み込んで物語全体としての展開もしている。
 中盤にて取り壊される生家で、楽しかった思い出と共に、父がオカルトにのめり込んでいく様子も思い出したマヤは、あかりを送った後に、オカルト学院自体がマヤへの壮大なクリスマスプレゼントであった事に気付き、振り返らなかったのは自分であったと初めて後悔し、父を殺した犯人を捜し出す事と、ノストラダムスの鍵を入手し人類を救う事を新たに決意する。
 このあかり編が始まった時に、また随分とのんびりした展開だけど大丈夫なんだろうかと思ったものだが、しっかりと物語全体のシナリオとして、オカルト嫌いになって帰ってきたマヤという所から始まって、その発端となった父理解を経て、今回まで来たこの流れは素晴らしい。
 振り返ってみると、こずえ編の終わりまでは文明を通して1999年以降の未来をマヤが知る、それ以降の亜美、あかり編ではそれまでを踏まえて、恨んでいた父の思いをマヤが知るという流れになっており、第1話で学院を潰そうとし、文明をまるで信じていなかったマヤが、これまでの騒動を通して気持ちが徐々に変わっていく様子をとても良く描いていてそれはもう見事なシリーズ構成と言えるんじゃないでしょうか。
 次回以降は、この物語の最終章になるんでしょうが、きっと上手く締めてくれるの違いないと確信している。

 さて、他ちょっと気になった所としては、やはり美風である。
 やっぱりこの人は胡散臭く、文明と美風、そして川島千尋が鉢合わせするシーンで、学長に呼ばれていると言ってその場から文明が立ち去るのを、意味深な表情で見つめていたのを見ると、UMA関係をことごとく潰していた川島千尋よりも、むしろ美風の方が怪しく見えて、学長殺しやそれに関するノストラダムスの鍵を追っていたのは彼女なんじゃなかろうか。EDのキャストもマヤ、文明に続いて3番目である事を鑑みても、重要なキャラであろうしな。
 しかしそうであったとして、彼女は一体何者でなんでノストラダムスの鍵を探しているんでしょうねー。案外、宇宙人だったりするんですかね?

 残り後3回。どうしてくれるのか楽しみです。

あそびにいくヨ! #9 いだいなるさいしょのあしすとろいど?

2010年09月10日 | 視聴済アニメごった煮
どうしちゃったの!?フツーに興味深く見れたよ!

 そんな今回のお話は…
 夜空を埋め尽くす満天の星空の下、それぞれが、それぞれの場所で、同じ歌を聞いていた。
 その歌は、とても穏やかだがどこか寂しげで、抱える想いは違えど、その瞬間だけは皆同じ感情を共有していた。
 皆が聞き入る歌と共に、過去と未来を繋ぐ物語が語られる。
 全ては、キャーティア史上最初のアシストロイド、ラウリィが地球を訪れたことから始まった。
 以上公式のあらすじ。

 前回の次回予告を見て、あんなふざけた猫型ロボットの最初期型を見て何が楽しいというのだ等と密かに思っていたのだが、一体内部で何が起こったのか、なかなか興味深く見れた。こーゆーのが作れるんなら徹頭徹尾やって戴きたいとも思ったがそれはさて置き。
 今回のお話としましては、上記の通りキャーティア史上最初のアシストロイド、ラウリィが地球にやってくるという話。
 これの何が興味深いかと言うと、これまで女性陣の大事な部分を隠し続けてきたいつものアシストロイドではなく、ラウリィはキャーティアと大差ない容姿なのである。
 それはいわゆる某エロゲの「マルチ」的なことで興味深いのではなく、人型のアンドロイドと人類(キャーティア)の歴史という部分でおもしろかったのだ。
 まず見ていて思ったのが、というか思い出したのが「不気味曲線」というヤツだ。
 リアルな世界で言うとホンダの二足歩行ロボット「アシモ」は見ていて違和感ないけれど、似たようなロボットにラブドールの皮を着せたようなヤツは見ていてとても違和感がある。と、いうように、ロボットがある一定以上のラインで人間に似ると、人はそれを気持ち悪く感じる。という誰が言い出したか分からない理論(?)が不気味曲線だ。
 不気味曲線について詳しく知りたい方は各自調べていただくとして、キャーティアの歴史上、そのラウリィ型のアシストロイドに酷い事をしたという事が語られ、その酷い事になったのも不気味曲線のような嫌悪感から来たモノなのかなぁなどと想像し、逆にこの物語上のラウリィは、人類(キャーティア)と全く遜色ない程を似ていたら、ということを考えるとまた別の考えが起きてくる。
 
 それは永野護著の「ファイブスター物語」に出てくる人工生命体「ファティマ」のようなモノだったのではなかろうかという事だ。
 人類(キャーティア)より遥かに長い寿命を持ち、作られたが為に美しく、機械であるので確実に仕事をこなし、そして主人に絶対服従。ついでに言えば生体部品も多く使われているというラウリィ型は、ダッチワイフ的な事もこなしたであろう。
 当然そんなものは世の中の女性達から総スカンを食う事だろうし、女性だけでなく男としても、そんな機械を気持ち悪いと思う人もいるだろう。さらにいえば機械なので、むかついて金属バットでぶん殴ったとしても罪になるわけでも無し。
 と、ラウリィ型が直面したであろう困難を想像する事が出来る。
 そしてこの物語上に現在は、アシストロイドに人権が認められ、かつ謝罪も行われアシストロイドもそれを受け入れたとなっており、一応人類(キャーティア)とアシストロイドのわだかまりはないものと「なっている」のだが、劇中あった通り、過去の歴史の為、ネコミミしっぽの宇宙人はラウリィに何を言っていいのか分からず逡巡する。
 上記のような事を想像しながら見ていた自分としては、ネコミミしっぽの宇宙人の気持ちがワカランでもなく、もし自分がその立場であったなら、やはり何も言えないだろうし出来れば会いたくない。と見事に同調してしまいました。
 
 しかしラウリィとしては劇中にあったように、過去の事はもう既に終わった事であり、彼女はただ最初の主人が行こうとして事故にあって行けなかった地球に来て、主人がしたかった事をしたかったというだけなのである。
 せめて恨み言のひとつでも言ってくれればとも思うが、彼女は機械という性格上、そんな気はさらさらなく、人類(キャーティア)を愛しているのだろうと思うと、こう、モヤッとするのである。
 アンドロイドが生命体なのか機械なのか、彼女のその想いは単なるプログラムの一部なのか、それとも学習した果てに得た心なのか、そういった事を想像させられて今回はとても興味深かった。

 あんまり褒め過ぎてもなんなのでちょっと気になった所としましては、まずは過去の歴史が殆ど語られなかったという事だ。
 個人的にはもうちょっと具体的な所を知りたかったのだが、上記の通り、語られなかったが故の今回の想像(妄想?)というのもあって、これは一概にどうとも言えないのだけれど、穿った見方をすれば設定がついていないともとれて、すごく難しいところである。
 これが物語にしっかりと関わってくる出来事であるならば、ちゃんと見せた方が良いと思うが、そうでない1話完結のこのお話としては、今回の話に限って言えば良かったのかもしれない。
 もうひとつとしては、「歌」である。地球のアニメの挿入歌が宇宙の旅人である心を掴む、ラウリィの主人の思いを代弁するというのが今回のお話の中に織り込まれているのだが、この歌をEDに使うのであらば、劇中で一回流す事はしなくても良かったんじゃなかろうか。
 それまで頻繁に「この歌いいねぇ」と気にさせていながら曲を流さないできたのだから、曲を流すのは劇中あったラウリィが歌うシーンかEDの一回でいいし、その方が十分効果的だったように思う。見ていてEDで「また流すのかよ」と思ってしまいましたよ。
 この辺の詰めの甘さはこのアニメらしいが(笑)。

 ともあれ、今回はとても興味深く見る事が出来ました。毎回これくらいの事してくれればいいのになー。