(TxT)<戯れ言ですよ

とみーのにっき&おえかきちょう

学園黙示録 H.O.T.D ACT.11 DEAD storm rising

2010年09月19日 | 視聴済アニメごった煮
ええっ!?あっさり退場しちゃったなぁ。

 そんな今回のお話は…
 上手いこと言って高城家に入ってきた紫藤たちであったが、そんな彼を見つけた宮本は銃剣を突きつけ、自分の過去と共に彼の本性を晒す。
 宮本はその憎しみで紫藤を殺すのか、そして紫藤は……。
 って感じ。あらすじるのメンドイ。

 お話としては割と多くなく、小室のリーダーとしての資質と、宮本の留年の理由と因縁、と言ったところ。
 興味としては宮本と紫藤の因縁の方で、紫藤は代議士である父を暴君とし嫌っていながらも、公安に五月蝿いのがいるのでその娘を留年でもさせて分からせてやれ、の命令を実行した結果が宮本の留年の理由。
 上手く操作できれば逮捕できるかもしれないという父の事もあり、我慢していた宮本であったが、この状況下では意味も無く銃剣で詰め寄るのだが……オレなら殺しちゃうなー。
 まぁ確かに宮本が言うように「殺す価値もない」が、紫藤は生き残る為に「なら殺すがいいさ、でも一生その罪を背負って生きていくんだぜ」と挑発したわけだし、正直生かしておいても百害あって一理なし、ここで後顧の憂いを絶った方がいいと思ってしまうオレは浅はかだろうか。
 あと紫藤の事もよく分からなくて、上記したように父を暴君として嫌いながらも彼の命令を聞いて宮本を留年させたり、バスの中の生徒を洗脳して、まるで教祖を気取っているのはなんなんだろうな。
 そんな父から逃れられない自分というコンプレックスと、父と同じような立場になれば、その抑圧から解放されるのでは?という思いからの彼の人格なんだろうか?
 ついでに言えば、殺す価値もないと言われ随分悔しそうな顔をしていた紫藤だが、上記した彼の挑発は生き残るため、今ここで宮本に殺されない為の言葉だと思うので、むしろ「してやったり」ではないのだろうか?
 そういったところがよく分からないと言うか、画面の中で結論づけられている事と、自分の気持ちに差があってどうもスッキリしなかったな。
 宮本の「殺す価値もない」は話の進行上、その狡賢さと悪どさで生き抜こうとする悪役紫藤の鼻を明かしてやったシーンではあるのだが、そういうふうには感じられなかったのが残念だ。

 そんな宮本の方も気になってというか、この女はなんていうか好きになれませんよね?(苦笑)
 今の小室は頼れるので、自分はどんな事をしたって小室の側にいる。その為には小室にナニされたっていい。なんていうのは正直ズルいだろうと思うし、素直に直球ど真ん中ストレート投げ込みすぎだろ。劇中の小室の台詞通り生々しすぎで、ぶっちゃけちょっと気持ち悪い。
 まぁ、ああいう状況化でというドラマとして見るとリアルらしくはあって、綺麗事が通じない、そんな余裕の無い世界であるという演出ではあるのだろうけど、もちっと可愛げがあっても良いような気がしますな。ただでさえ殺伐とした物語だし。

 さて、物語としては、ED後のCパートで宇宙ステーションからのシーンでは、アメリカロシアがミサイル撃ち合って「アルマゲドンだ……」なんて言って引っぱりましたが、どんどん収拾がつかなくなってきているんですけどいーんですかね?
 正直、何をもって終わりとなるのかが見えないなー。ま、それだけにその見えない最後が気になって見ているんですが(笑)。


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