北京市には、交通カード『一かー通(いーかーとん)』=これ1枚で、バスも地下鉄も通用しますよ、というものがありまして
購入時に、保証金50元と積み増し料金を好きなだけ払い、
その後カード内の積み増し料金がなくなれば、その度チャージを繰り返して使います。
地下鉄料金は変わりませんが、バスはこのカードを使って利用すれば、1元のところ0.4元で乗れたりと、ちょっとおトク。
そんで先日、ついうっかりカード内にお金が入ってないことに気づかず、地下鉄の改札通ったら
なんと8角(0.8元)貸してくれたyo!
以前は、地下鉄に乗る時点で、カード内料金が地下鉄料金2元を下回っていたら、自動改札がばちーん!と閉まって、乗せてくれなかったのに
あの何でもかんでも先払いの、お金が足りなきゃ容赦なく切ってくる、あの電気もガスも病院もサービスは全て先払いの北京が、
8角も貸してくれた!香港の八到通カードみたい!と、わあわあ言っていたら
友人「だって保証金50元があるやん」 そうだった。
その保証金50元、
いらなくなったカードを返却すれば返金してくれることになっていますが
これがくせ者で、カード返却できる窓口がこのバカでっかい北京に数えるほどしかなく、そう簡単には50元取り戻せない仕組み。
というので、町中には、よく「いーかーとん引き取ります」という手書きの板を持って座っている人がいます。
試しに聞いたら「一枚5元で」だって。ざけんな。
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