多文化共生なTOYAMA

多文化共生とは永続的なココロの営み

外国籍児童が豊橋市長に夢語る

2008-10-07 10:06:27 | 多文化共生
(以下、東日新聞から転載)
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外国籍児童が豊橋市長に夢語る
2008.10.06

東日新聞
早川市長の前で夢を語る子どもたち
 将来の夢は、人々が幸せに暮らせる貧困も戦争もない世界をつくること―と、子どもたちが、豊橋市の早川勝市長に語った。

 日系ブラジル人が多い同市が、豊橋ブラジル協会(田中アルシーデス・ヒデオ会長)の協力で毎年、開催している外国籍児童と早川市長が語り合う集いは5日、同市少年自然の家で開かれた。

 今年は、松山、新川、富士見、向山の4小学校の家族72人とブラジル人学校E・A・Sの家族60人、役員20人の計152人が参加した。

 焼き肉と野菜をパンに挟んだブラジルのシュハスコでランチタイムのあと、芝生広場で子どもたちが、自分たちの夢を語った。

 子どもたちは、学校単位で順番に早川市長の前に出て夢を語った。女の子は「バレリーナ」「歌手」、男の子は「サッカー選手」が目立った。

 中には「互いに尊敬しあう平和な地球に」「ロボットで森を守り、人のために役立つ」「貧しい人を助ける」「戦争や病気のない世界に」など純粋な夢を持っている子どもたちも多く、早川市長は心を打たれた。

滋賀で外国人研修生制度を問う学習会

2008-10-07 10:05:53 | 多文化共生
(以下、レイバーネットから転載)
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滋賀で外国人研修生制度を問う学習会

投稿者: 堀池正次郎

現在、日本には200万人以上の外国人が住み、その数は増えつづけています。
それは単にグローバル化が進んだだけではなく、90年代より中国等とのし烈な競争にさらされ不況におちいる中でより安価な労働力が求められた結果であるといえます。
その中でも外国人研修生、技能実習生はただ安価なだけでなく最大3年という期限付きで定着せず勤務地居住地の変更がきかない、より管理しやすい労働力として使われ、、長時間労働、パスポート取り上げ、軟禁、暴行といった様々な問題が起こってきました。外国人が日本人の死角であるということこそがこの制度を育て温存してきました。だから私は外国人と彼らを取り巻く問題を視界に入れ認識していくことで上層階級の外国人、日本人問わず人を労働力商品としてみる視点に対抗したいと思います。

-外国人研修生制度を問う学習会-

講師;早崎直美さん/RINK(すべての外国人労働者とその家族の人権を守る関西ネットワーク)
10月19日(日)14:00-17:00
ウイングプラザ3階コミュニティセンター大宝東 小会議室
JR栗東駅東口出てすぐ 駐車場4時間無料
参加費 500円

主催 堀池正次郎 E-mail:njrbf977@ybb.ne.jp

多文化共生シンポ:外国人住民との共生社会考える 名古屋で韓国教授が講演

2008-10-07 10:05:22 | 多文化共生
(以下、毎日新聞【愛知】から転載)
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多文化共生シンポ:外国人住民との共生社会考える 名古屋で韓国教授が講演 /愛知

 異なる国籍や民族の人々が共に生きる社会の姿を考える「多文化共生シンポジウム」(県など主催)が名古屋市中区の県三の丸庁舎で開かれ、韓国・聖公会大学のヤン・キホー教授が講演した。ヤン教授は韓国政府が積極的に政策を展開していることを紹介。韓国と日本はともに外国人住民が増えているが、政府の取り組みに差があることが示された。

 市民ら約100人が参加した。ヤン教授によると、人口約4850万人の韓国に住む登録外国人は約90万人。外国人労働者と国際結婚の増加を背景に、10年間で約5倍に増えた。特に農村部では4割が国際結婚だという。昨年7月には在韓外国人処遇基本法が制定され、国主導で制度作りが進んでいる。

 04年8月には労働力不足や外国人の不法就労者増加への対策として、外国人に最長3年の労働を認める雇用許可制度を施行し、単純労働者の受け入れを開始。日本の研修技能実習制度にあたる産業研修制度は、低賃金などの差別待遇が社会問題化して廃止された。

 一方でヤン教授は「韓国では地域経済振興が重視され、外国人の社会適応の取り組みは遅れている。日本の方が暮らしやすいと思う」とも指摘した。【秋山信一】

毎日新聞 2008年10月6日 地方版

(以下、朝鮮新報から転載)
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愛知中高で外国人県民あいち会議 「朝鮮学校は立派だ」

愛知中高で行われた外国人県民あいち会議

 2008年度外国人県民あいち会議が9月27日、愛知朝鮮中高級学校で行われた。

 会議は、国籍や民族の違いにかかわらず共に安心して暮らし活躍できる地域社会、多文化共生社会づくりについての意見や提案を聞く場として、それらの声を愛知県が行っている「多文化共生推進プラン」に生かす目的で8月に発足。2回目の会場として愛知中高が選ばれた。

 会義では、愛知県多文化共生推進室の中西章二室長があいさつし、今後の協議テーマの検討と具体的協議、ニュースレターの内容の検討などが行われた。

 会議に参加した安城市にあるブラジル人学校のパウロ・ガルブオン校長は、「朝鮮学校が非常に立派なことに驚いた。朝鮮学校を見習って私たちも立派な学校をつくっていきたい」と述べたほか、豊田市のブラジル人学校であるパウロ・フレイレ地域学校のクラウジオ・ダ・シルバ校長も「生徒のすばらしい歌声に感動した。朝鮮学校は外国人学校の模範。相互交流を進めてぜひ『外国人学校協議会』を発足させたい」と意欲を語った。

 会議の委員長である愛知朝鮮学園の文光喜理事長は席上、10月12日に行われる愛知中高創立60周年祭典に参加者たちを招請した。

 会議に先立ち、愛知中高の黄判坤校長が参加者らを出迎えたほか、合唱部の生徒らが朝鮮民謡などの歌を披露した。

 愛知県には現在、約22万人の外国人が暮らしており、東京についで2番目に多い数となっている。人口比率では3.02%でもっとも高く、義務教育年齢にある外国人子弟約1万5000人のうち、公立学校に通っているのは8000人、外国人学校に通っているのは約2600人となっている。

 愛知朝鮮学園では、愛知県が進める「多文化共生推進プラン」の中で、朝鮮学校に対する支援が強化されるよう、多文化共生事業に取り組みながら民族教育をアピールする場をつくる努力をしている。【愛知朝鮮学園】

[朝鮮新報 2008.10.6]

外国人労働相談所:中国人ら対象に、連合四国が開設 電話は徳島で一括対応

2008-10-07 10:04:42 | 多文化共生
(以下、毎日新聞【愛媛】から転載)
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外国人労働相談所:中国人ら対象に、連合四国が開設 電話は徳島で一括対応 /愛媛
 ◇労働局へ職員同行、サポート充実--電話は0120・052・540

 日本労働組合総連合会(連合)の「連合四国ブロック連絡会」はこのほど、四国4県で働く中国人を主な対象に「外国人労働相談所」を新たに開設した。

 連絡会によると、四国では1万人以上の外国人が中小、零細企業で働き、大半を中国人労働者が占めるという。これまでも賃金未払いや労働災害などを巡り、多くの相談が寄せられていたが、言葉の問題から十分な対応が難しかった。

 電話相談は中国出身の職員がいる連合徳島で一括対応。日時を調整した上で、相談者に他3県の連合に出向いてもらい、テレビ電話やファクスを使って連合徳島と連絡を取り合う。労働局に申告する場合は各県の連合職員が相談者に同行するなど、サポートも充実させる。

 電話はフリーダイヤル(0120・052・540)。受け付けは平日の午前9時~午後5時。【岸川弘明】

毎日新聞 2008年10月3日 地方版

在日中国人が増加、学校など言葉の問題で対応に苦慮―日本

2008-10-07 10:04:08 | 多文化共生
(以下、中国ニュース通信社から転載)
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在日中国人が増加、学校など言葉の問題で対応に苦慮―日本
2008年10月2日、日本の「中文導報」によると、中国の夏季休業が終わったことで日本に移り住む在日中国人の家族が増えており、それとともに子供が日本の公立小中学校に転入するケースも増え、日本の学校側が対応に苦慮しているという。中国新聞網が伝えた。

対応に困るのは最大の原因は、やはり「言葉の壁」。中国では、新学期は9月から始まるため、日本を訪れるための準備期間が短くなってしまい、日本語がわからないまま、日本での生活を始めることになる。子供を日本の公立小中学校に転入させるとしても、受け入れ側の学校には対応のしようがなく、学校側は言葉がわからなくては勉強にならないとしており、教師の間からも、外国人の子供が教育を受ける権利をどのように保障するのか、早急な対応策が必要だとする意見が出ているという。

横浜市教育委員会の統計によれば、2003~2007年に市内の公立学校へ転入した外国人の児童、生徒は約850人。中国語を母語とし、日本語の指導が必要な児童、生徒は593人にものぼった。これを受け、市内の各学校に国際教室が設置、5名以上の児童、生徒につき日本語教師1名を派遣するなどの対応がとられているが、教育の現場では対応が不十分だとの声が大きい。また、学校で児童や生徒が問題を起こした際にも、言葉の壁が大きく立ちはだかり、通訳ボランティアの需要も高まっている。

現在、横浜市中区の区民は11万4263人だが、そのうち外国人は1万5377人で、中国人は7856人にのぼっており、区民の10人に1人以上が外国人になっている。(翻訳・編集/岡田)
2008-10-03 14:28:59 配信

小坂井町がガイドマップ作製

2008-10-06 09:52:04 | 多文化共生
(以下、東日新聞から転載)
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小坂井町がガイドマップ作製


東日新聞
このほど発行された小坂井ガイドマップと生活便利帳
 小坂井町はこのほど、多文化共生事業の一環として英語、ポルトガル語を併記した「小坂井ガイドマップ」と、ポルトガル語を併記した「生活便利帳」を発行した。今月から役場窓口をはじめ町内公共施設、外国人が就労している町内事業所、外国人が多く居住している地区などに配布される。

 この事業は県のフレンドシップ継承交付金を活用し、ガイドマップは42万円(単年度)、生活便利帳は昨年度と今年度の2カ年で計37万8000円で作製された。

 ガイドブックは3000部発行。A2判のジャバラ折りでオールカラー印刷。町内の公共施設イラストマップや「小坂井のお祭り」「スポーツのまち」「小坂井町の歴史遺産」などテーマ別に紹介されている。

 生活便利帳は15年ぶりの発行で、大幅にリニューアルし1000部発行。A4判の中綴(と)じ24ページ建て。内容は各種手続きや保育園、学校生活情報の紹介、役場担当課などの連絡先など。日本語の表記も分かりやすく、漢字やカタカナにルビがふられている。

〈虫よもやま話-9-〉 共生

2008-10-06 09:51:20 | 多文化共生
(以下、朝鮮新報から転載)
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〈虫よもやま話-9-〉 共生

 「そんなにストレートに朝鮮人って名乗る人と初めて出会った」

 日本の大学院に通って3年。初めて会う人によくこのように言われます。

 近年、日本社会では「多民族共生」や「多文化共生」という言葉をよく耳にするようになりました。社会がどんどん国際化していく中で、互いの立場を理解し尊重し合い、共に生きる大切さが強調されています。

アリとアブラムシ

 しかし、この分野では昆虫界は私たちの大先輩。今では研究者によって、日々その驚くほど絶妙で巧妙な共生関係が解き明かされています。

 アリがアブラムシから甘露をもらう代わりに、捕食者から身を守る関係などはその最も代表的な例です。共生には上の例のように両者が得をする「相利共生」や、寄生虫が宿主から栄養分を摂取する関係など片方だけが得をする「片利共生」があります(そんな人、身の回りにいませんか?)。

 最近では昆虫界で見られるさまざまな共生関係の仕組みを解明し、そこから共生社会構築のヒントを得ようとする研究が活発化されています。そして、それらの研究で明らかになった共生の主な成立要素として「自分の立場を明確にする」というのがありました。

 自分の立場を明確にするということは、あらゆる問題に対して常に自身の立場を明確にするということであり、そこから相互理解が生まれ、共生関係を構築する土台ができあがります。逆に自分の立場を明らかにせず、利益を得る方ばかりを選択する者がいる場合、昆虫界ではひんぱんに「だまし合い」が起り、共生関係を築くことは難しいでしょう。

 私は現在、四国初中の寮で生活をしていることから、学校で行事があるたびに大学内で宣伝をして回っています。

 そのかいあってか、複数の学生や先生たちがたびたび学校行事に訪れ、朝鮮学校について学び、感動し、そしてそこから芽生えたものを共に分ち合い育んでいます。

 私たちは互いに共生できる社会を目指し、共に友好と親善の火を点し続けることが重要なのではないでしょうか?

 だから私はその第一歩として、自己紹介をする時にはいつも堂々と言います。

 「私は在日朝鮮人です」

 アリが決してアブラムシとは名乗らないようにですね。(韓昌道、愛媛大学大学院博士課程)

[朝鮮新報 2008.10.3]

防災バスツアー:台風や地震に備えよう 外国人対象、25日に /宮崎

2008-10-03 09:23:54 | 多文化共生
(以下、毎日新聞【宮崎】から転載)
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防災バスツアー:台風や地震に備えよう 外国人対象、25日に /宮崎

 台風や地震などの自然災害を体験したことがない外国人を対象にしたユニークなツアーがある。その名も「防災バスツアー」。県国際交流協会の主催で、昨年から始まった。地震体験車に乗り込んで揺れを体験したり、台風のビデオなどを観賞して、有事に備えようというもの。

 同会交流員のパトリック・マーヒーさん(24)=米オハイオ州出身=は、昨年通訳としてツアーに参加した。これまで大きな台風を体験したことがなく、昨年8月、宮崎県に赴任した直後に台風5号に遭遇。外出もままならない風雨に驚き、食料の備蓄などを痛感した。また外国人から台風が不安だと相談を受けることも多く「地元宮崎の人には常識でも初めての外国人にはわからない。外国人のために防災情報を発信していく必要性を感じている」と話す。

 ツアーでは、高鍋町の県消防組合防災センターを見学。机やいすをセットした地震体験車で揺れを体験し、消火器の使い方を学んだり、台風や火災についてのビデオを見る。移動中のバスでも防災に関するクイズが出る。

 昨年は留学生を中心に20カ国から55人が参加した。今年も10月25日に開催する。

 申し込みは10日までに電話を(参加費500円、外国人のみ)。同会では災害時の外国人支援をテーマに、英中韓の会話練習を行う国際交流ボランティア養成講座も実施している。問い合わせは0985・32・8457。【川上珠実】

毎日新聞 2008年10月2日 地方版

浜松国際交流協会と市多文化共生センター 浜松・砂山町に移転オープン

2008-10-03 09:23:22 | 多文化共生
(以下、中日新聞【静岡】から転載)
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浜松国際交流協会と市多文化共生センター 浜松・砂山町に移転オープン

2008年10月2日
(写真)
「浜松市多文化共生センター」の看板を壁にかける鈴木康友市長ら=浜松市中区砂山町で

 事実上閉館した官民複合ビル「フォルテ」7階に入居していた浜松国際交流協会と浜松市多文化共生センターが1日、同市中区砂山町の第一伊藤ビル9階に移転オープンした。新拠点から多文化共生社会の実現を目指す。(梅田歳晴)

 場所はJR浜松駅南口から徒歩約1分。フロア面積は約480平方メートルで、フォルテで使用していたテナントより100平方メートルほど広くなった。

 フォルテでは、同協会と多文化共生センターの事務所が分かれていたのが一つのフロアに統合され、より緊密な連絡も可能になった。交流スペースもあり、仕切りの取り外しが可能な3教室を設置した。

 看板設置セレモニーが同日朝あり、鈴木康友浜松市長が「外国人の方にたくさん来てもらえるように、広く開かれたセンターにしたほしい」と訓示。職員らは真剣な表情で業務を始めた。

 同センターが取り組む事業は外国人市民の日本語教室、外国語や外国事情に詳しい相談員による生活相談、生活支援や情報収集と発信、教育機関への出前講座など。協会の川合文男専務理事(59)は「気軽に立ち寄ってほしい」と呼びかけた。 

ジャパニカン、4ヶ国語で仙台の魅力紹介-モデルコースや地元社員ブログも

2008-10-03 09:22:53 | 多文化共生
(以下、TRAVEL VISIONから転載)
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ジャパニカン、4ヶ国語で仙台の魅力紹介-モデルコースや地元社員ブログも
[掲載日:2008/10/01]
  JTBグループで訪日外国人向け旅行サイトを運営するJAPANiCAN(ジャパニカン)は10月1日、外国人向けに仙台を紹介するページを開設する。これは仙台市からの委託を受けて開設するもので、仙台市と仙台観光コンベンション協会から協力を得ている。自治体とのページ作成タイアップは、昨年の京都市「冬のWinterSpecial」以来2度目。ジャパニカンでは、今年度の仙台関連商品で1000万円の販売をめざす。

 仙台では、外国人旅行者が体験したい「日本食を食べる」、「温泉」、「旅館滞在」のすべてを手軽に体験できる街として観光情報を提供。初訪問者のためのモデルコースや、長年外国人を案内してきたベテランガイドによる情報を、英語版、韓国語版、中国語繁体字、中国語簡体字で掲載する。JTB東北の地元社員によるブログも、英語と中国語繁体字で展開する。アクセス案内は分かりやすくし、宿泊情報では予約へのスムーズな導線を意識した。

 開設を記念し、10月1日から10月31日までキャンペーンを実施。すでに会員登録をしているか、期間中に登録してニュースレターを受け取る設定をした利用者を対象に、秋保温泉の「ホテルニュー水戸屋」の1泊2日ペア宿泊券を2組にプレゼントする。