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生活困窮者の支援に協力を 上伊那医療生協SOSネット

2009-03-09 12:30:23 | 多文化共生
(以下、長野日報から転載)
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生活困窮者の支援に協力を 上伊那医療生協SOSネット
更新:2009-3-9 6:00

 上伊那医療生協(本部箕輪町)が不況による解雇、収入減で生活に苦しむ人たちを支えようと設立した「SOSネットワーク」が、生活困窮者へ配給する物資の不足に頭を抱えている。これまでにコメやジャガイモなど約4トン、育児用品などを配給。現在数トンの食糧確保はしているものの「配給を求める人が増えていて、このままでは4月末までしかもたない」(同ネットワーク水野康介事務局長)と支援を訴えている。

 同ネットワークは昨年11月、同生協病院が伊那市で移住外国人を対象とした健康チェックを行った際、生活が極めて困窮している人が多いことを知ったことに加え、伊那市の外国人相談員にも多数の相談が寄せられていることを受け、今年2月7日、同生協とブラジル国籍住民が共同で発足させた。

 食事を取れないまま数日間いるなどの事態を受け、緊急活動として組合員らに呼び掛け、コメや野菜、果物など食料品や衣類など支援物資の配給を今月から週3回始めた。

 物資はコメ約3トン、ジャガイモ約1トンなど集まった。しかし配給を求める人は、これまで行った計3回で延べ174世帯にのぼる。「配給の話を聞き、上伊那以外からも支援を求める人が出てきている」という。

 同ネットワークは緊急集会などを通して各種団体、市民へと輪を広げ、企業、行政など官民問わず生活支援の協力を求めて行く。国、県、市町村に対しても「雇用確保を中心に対策を要請していく」(水野事務局長)考えだ。

 救援物資支援に関する問い合わせは同生協(電話0265・79・8702)へ。

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