多文化共生なTOYAMA

多文化共生とは永続的なココロの営み

災害時の通訳ボランティアを育成=石川県

2010-09-08 11:44:12 | 多文化共生
管理人が講師をしています。

(以下、時事通信から転載)
=================================================
◎災害時の通訳ボランティアを育成=石川県

 石川県は、災害時の外国人の避難生活を円滑にするためのボランティアとして、「災害時語学サポーター」の育成を始めた。言語や習慣の違いによるトラブルを防ぎ、外国人の不安を解消するのが目的。

 阪神・淡路大震災では、外国人被災者が言語が分からないため不安を感じたり、避難所で炊き出しのマナーやトイレの使い方などが分からずにトラブルになったりしたケースがあったという。

 そのため国際交流課は、外国人在住者の多い県内地域を2カ所選んで、サポーター育成講座の開催を決めた。

 サポーターの役割は、(1)避難情報を通訳する(2)行政用語など難解な言葉をかみ砕いた日本語で説明する(3)生活習慣や行政制度の違いに留意し、避難生活を支援する―などで、外国語が話せない人も可能。講座では座学のほか、実際の避難訓練の中で外国人とのコミュニケーションを体験してもらう。参加者には受講証を発行する。

 事業は県国際交流協会に委託し、多文化共生を進めるNGO職員が講師を務める。同課は「地震や豪雨の少ない国や、行政による支援態勢の整っていない国の人は、慣れない災害にパニックを起こしがち。言語だけでなく文化のバックグラウンドも理解した上でサポートしたい」としている。(了)

(2010年9月8日/官庁速報)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿