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ダイバーシティセミナー開催

2012-10-16 10:30:10 | ダイバーシティ
(以下、月刊人材ビジネスから転載)
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ダイバーシティセミナー開催
ユーザー企業が人材活用事例を紹介

2012-10-09 /

 日本経済新聞社主催のセミナー「日本企業が直面する雇用の未来とダイバーシティ・マネジメント~多様性がはぐくむ企業競争力とは~」が9月10日、東京都内で開催された。経済のグローバル化が進む中、多様性を受け入れる企業の人材活用戦略を、学術・経営両面から掘り下げた。

 冒頭の特別講演では、国際基督教大学の八代尚宏教授が「日本を変えるダイバーシティ・マネジメント」について解説。企業戦士として同質性が確保された万能型社員を育成してきた日本的経営の限界を指摘した上で、女性や高齢者、外国人活用の必要性を訴えた。同時に、厳格な雇用保障を提供する日本企業の経営環境や国の政策を見直すことが課題だとした。

 また、ユーザー企業の代表として大手製薬会社グラクソ・スミスクライン(以下GSK)の四方ゆかり取締役人財本部長が基調講演に登壇。女性の学歴や就労率は向上しているが必ずしも成功していない現状を踏まえて、育児女性のMR(医薬品情報担当者)としての活用例などを紹介した。

 GSKでは現在、女性MRのコミュニティーを自主的に発足したり、短時間勤務やフリーアドレス化、障がい者向けのバリアフリー提案を行うプロジェクトの立ち上げといった取り組みを定期的に実施しているという。

 その後、リンクアンドモチベーションの小笹芳央社長やアデコの奥村真介社長がプレゼンテーションを行い、セミナーの締めくくりとして登壇者をパネリストに迎えたディスカッションが開かれた。

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