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外国人接客向上/別府で通訳シート

2011-10-03 10:08:20 | 多文化共生
(以下、朝日新聞【大分】から転載)
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外国人接客向上/別府で通訳シート

2011年10月01日

 別府市旅館ホテル組合連合会(上月敬一郎会長)は、外国人宿泊客への「おもてなし」を向上させようと、4カ国の同時通訳が音声でできる接客シート「一期一会」を開発した。加盟する112の旅館・ホテルの各フロントで10月から導入する。

 「一期一会」は、具体的な文言が中国語、韓国語、英語、日本語の4カ国語でシートに表示されており、希望する文言と言語をタッチペンで押さえると、音声で流れる仕組み。

 文言は事前に旅館やホテルのフロント担当者からアンケートなどを取り、「宿泊者名簿にご記入ください」といった日ごろよくあるやりとり24項目と、「男性と女性の風呂はのれんの色で分けています」といった案内約80項目を収録している。

 前身の別府宿屋組合ができてから今年で100周年を迎えるのを記念した事業のひとつ。全国で初の取り組みだという。開発と加盟店に配布する経費は約250万円。

 連合会などによると、別府市内の昨年度の宿泊客数は概算で約360万人で、外国人の占める割合は約7%の25万人。内訳は韓国人が約85%でトップ、次いで中国人、欧米人の順となっている。

 連合会は「3月の東日本大震災で別府への外国人観光客が減少している今こそ、外国人に満足してもらえるよう準備を整えておきたい」と話している。(尾立史仁)

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