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不便さ提言、市も真剣答弁・初の在日外国人議会

2008-11-12 12:53:03 | 多文化共生
(以下、とーよみnetから転載)
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不便さ提言、市も真剣答弁・初の在日外国人議会
2008.11.3(三郷市)
ニュース写真
 先月26日、三郷市内に在住する外国籍市民が、1日議員となり、「誰もが住みやすい、多文化共生のまちを目指して」をテーマに本物さながらに市政について質問を行う「模擬議会」が市議会本会議場で開催された。
 日ごろ不便に感じていることを行政に提言してもらおうと三郷市国際交流協会(石出幸一会長)が主催、三郷市が共催し議員を募集、韓国・中国・フィリピン・バングラデシュ・ネパール・ペルー・スーダン・アメリカの8か国の30、40歳代の介護関係従事者や大学院生など21人(男14、女7)が参加した。ディネッシュ・マナンダさん(ネパール出身)が議長となり、8人が登壇し、外国人登録事務や外国人への情報提供、外国人に対する年金制度についてなど幅広い項目で市長を始め市の幹部に質問した。中でもペルー人のビジェガス マリオさんは「三郷市の公共機関に英語併記や英語版の説明書がほしい」との質問に対しては、木津雅晟市長は「市の施設の案内には、英語を併記しているほか、外国人向けの生活情報・イベント情報の英語版PR誌を年4回発行しています。また外国人登録申請書類をはじめ、生活ガイド・ゴミの出し方のパンフレットなどで英語版を作成していますが、今後も英語による市政の刊行物の作成を増やしてまいります」と答弁すると、外国人議員のメンバーは真剣な表情でメモをとっていた。
 質問を終えたバングラデシュのアーサンバドルルさんは「市の幹部の方々が真剣に答弁してくださっているのが非常に印象に残りました。三郷市の外国人への施策について勉強でき、よい機会となりました」と話していた。

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