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留学生ら島原半島ジオパークツアー 来年の国際会議へ課題探る

2011-06-05 21:18:42 | 多文化共生
(以下、長崎新聞から転載)
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留学生ら島原半島ジオパークツアー 来年の国際会議へ課題探る


旧大野木場小被災校舎前で火砕流の状況などについて説明を聞く留学生ら=南島原市深江町
 来年5月に島原半島で開かれる「第5回ジオパーク国際ユネスコ会議」を前に4日、留学生島原半島ジオパークツアーがあった。同会議を周知し、より良いものにするためのプレイベント(3~5日)の一環。

 留学生に島原半島のジオパークに関心を持ってもらおうと、同会議の組織委員会(尾池和夫委員長)が計画した。県内の留学生ら41人が参加。留学生の母国での周知や、同会議に訪れる外国人観光客らへの通訳サポーター育成にもつなげたい考え。

 留学生らは、千々石断層や雲仙地獄などのジオサイトを見学。1991年9月15日に雲仙・普賢岳の火砕流による熱風で焼失した南島原市深江町の旧大野木場小の被災校舎では、英語でも表記されている解説板の前で、ガイドから当時の状況などについて話を聞いた。

 中国出身で長崎ウエスレヤン大の郭暁慧(かくぎょうけい)さん(20)は「分からない単語があって、旧大野木場小では説明の半分くらい理解できなかった」と話した。

 同会議事務局の杉本伸一事務局長は「ガイドの説明など、来年の会議までに分かりやすいものになるよう改善したい」と話している。

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