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外国人進学相談:あす深谷で 出身者の体験談も

2011-10-22 21:49:25 | 多文化共生
(以下、毎日新聞【埼玉】から転載)
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外国人進学相談:あす深谷で 出身者の体験談も /埼玉

 外国人の親子向けの進学ガイダンス「日本語を母語としない子どもと保護者のための高校進学情報交換会」が23日午後1時から、深谷市の上柴公民館で開かれる。外国人の子どもの進学を支援することで、未来の地域振興につなげるのが狙い。

 会は03年、有志の日本語ボランティアによって始まり、翌年からは県内の東西南北4会場で毎年実施されてきた。今年は越谷、所沢ですでに開催されたほか、JR川口駅前のキュポ・ラで11月27日午後1時半に開かれる。

 深谷会場では、12歳で来日し、高校進学と就職を経て現在は深谷市で英会話教室を経営するペルー国籍の当間(とうま)ミゲルさん(33)らさまざまな職種で活躍する外国出身者が体験談を話す。

 中高の日本人教師による進学についての説明があり、スペイン、中国、ポルトガル、英語の4カ国語の通訳が参加して言語別のグループで話を聞くこともできるという。

 運営メンバーとして5年前から会にかかわる当間さんは「日本語がわからず『勉強しなくていい』という親もいるが、日本では高校に行くべきだと訴えたい。体験談で、いずれ地域に貢献する子どもたちを勇気づけたい」と話している。

 問い合わせは北部日本語学習支援連絡会の中村和江さん(電話048・572・2650)。【藤沢美由紀】

高島屋、外国人留学生を積極採用 新卒の1割

2011-10-22 21:48:30 | 多文化共生
(以下、SankeiBizから転載)
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高島屋、外国人留学生を積極採用 新卒の1割 アジア店舗のリーダー育成
2011.10.22 05:00

 高島屋は21日、2012年4月入社予定の新卒社員から、アジアを中心に外国人の留学生を積極的に採用する方針を明らかにした。比率は採用全体の10%を目安とする。高島屋など大手百貨店は国内市場の縮小を背景に海外事業の拡充を進めているが、これまで外国人留学生を新卒採用する例はほとんどなく、同社が業界の先駆けとなる。

 高島屋は1993年にシンガポールに開店した商業施設が、11年8月中間決算では22.6%の営業増益となるなど好調。来年8月には上海で1号店がオープンし、ベトナムのホーチミン市にも1万平方メートル規模の店舗をシンガポールの支店として開業する計画がある。留学生の採用で将来の現地リーダーとなる人材を確保し、競争力を高める。

 全体で約70人を予定している来春の入社から、留学生の比率を約1割とする。留学生は原則3年間、日本人社員と同様に国内店舗での接客業務に従事した後、海外事業に携わる。海外店舗の現地採用者との人材交流も視野に入れており、国内採用の留学生には交流を後押しする役割も期待する。

 鈴木弘治社長は「海外店舗が増えれば海外での外国人スタッフも必要となり、人材的に進化しないとアジアの店舗戦略が機能しない」と指摘。日本人の新卒採用が中心だった百貨店も、今後は人材のグローバル化が必要になるとの考えを強調した。