(以下、朝日新聞から転載)
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外国人看護師候補、滞在1年延長を決定 意欲や成績条件
2011年3月11日11時6分
菅内閣は11日、インドネシアとフィリピンから受け入れている看護師、介護福祉士の候補者について、滞在期間を1年間延長させることを正式に閣議決定した。本人の意欲や今年度の試験の成績など、一定の条件を踏まえて限定的に認める。
厚生労働省などによると、この夏に滞在期限を迎えるのはインドネシアからの看護師91人。このうち、2月に実施された国家試験に不合格となった場合の候補者を対象にする。滞在延長を認める条件として、本人意思や試験成績のほか、受け入れ施設が研修改善計画を作って適切な研修を実施する環境を整えていること、などをあげた。
両国と署名した経済連携協定(EPA)では、看護師の候補者について3年間の日本滞在を認めている。2008年8月に来日した第1陣は、3月25日の国家試験の結果発表で不合格なら帰国を迫られることになっていた。
一方、看護師国家試験では、日本人の9割が合格するのに対し、EPAで受け入れているインドネシア人とフィリピン人の昨年の合格率はわずか1%と少なく、外交上の配慮もあるとみられる。
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外国人看護師候補、滞在1年延長を決定 意欲や成績条件
2011年3月11日11時6分
菅内閣は11日、インドネシアとフィリピンから受け入れている看護師、介護福祉士の候補者について、滞在期間を1年間延長させることを正式に閣議決定した。本人の意欲や今年度の試験の成績など、一定の条件を踏まえて限定的に認める。
厚生労働省などによると、この夏に滞在期限を迎えるのはインドネシアからの看護師91人。このうち、2月に実施された国家試験に不合格となった場合の候補者を対象にする。滞在延長を認める条件として、本人意思や試験成績のほか、受け入れ施設が研修改善計画を作って適切な研修を実施する環境を整えていること、などをあげた。
両国と署名した経済連携協定(EPA)では、看護師の候補者について3年間の日本滞在を認めている。2008年8月に来日した第1陣は、3月25日の国家試験の結果発表で不合格なら帰国を迫られることになっていた。
一方、看護師国家試験では、日本人の9割が合格するのに対し、EPAで受け入れているインドネシア人とフィリピン人の昨年の合格率はわずか1%と少なく、外交上の配慮もあるとみられる。