Teezeremonie in Hamburg

Tee Event, Tee Seminar, Vorfuehrungen

茶箱月点前その4 拝見のしかた

2009-10-03 20:35:37 | 日記
茶箱の拝見の仕方は場合によって一律には言えないが、要するに常識であり、野点て本位に出来たものである事を念頭に置いてすれば良い。

ふくさを広げてその上に器を載せて、拝見する。

1)正客は掛合、箱と取り込み、次礼をして、掛合膝前縁外に置き、その右側にふくさを広げ、棗を見てはふくさに載せ、香合を拝見してふくさに載せ、掛合を手にとって見て元に置き、ふくさの上から棗、茶杓、香合と掛合の上に戻して、次客に送ります。

2)箱を前に置き、蓋を取って拝見し、左に置き、茶筅筒を見て、ふくさの上に寝かせて置き、茶巾筒を取り出し、拝見し、ふくさの上に置く。箱を手にとって拝見し、ふくさから、茶筅筒、茶巾筒、袋を箱に収め、蓋をして、次客に送ります、

3)次客以下も同様に拝見して、蓮客もこれを拝見します。

終わると正客は振り出しを、末客は、掛合、箱と持って出会い、正客の手で掛け合い、箱を打ち返し、振り出しも上座に返します、




茶箱の月点前その3

2009-10-03 19:23:48 | 日記
拝見の場合

1)お仕舞いをの挨拶に続いて「お道具の拝見を。」を請われたら、受けて、右横の古ふくさを右手で掛合に載せ置き、右手でふくさを取り湯を入れてふくさを戻し、茶筅通し。茶筅をウグイスに立て、湯を建水に捨て、茶巾で茶碗を拭き、茶巾は茶碗の中に入れて、茶碗を器据の上。茶筅を茶碗に入れて、ウグイスを抜き、置いて、建水を引き、箱を引く。

2)古ふくさを右手で取り、箱の向こう前に広げて置き、茶碗を右左右で古ふくさの上に置き、ウグイスを右手で右前過度に縦に置き、掛合を両手で持って客付きに回り膝前に置く。右手でふくさを取り、捌いて棗を清め、掛合中央に置き、更にふくさを捌き直して茶杓を清めて掛合の棗の左にかけて置き、建水でふくさを払います。

3)そのまま器据の元の位置に置き、右手で蓋の上の香合を取り、扱って掛合の中、向こうに置き、右向こう、左手前と回して、客付きに出す。

4)正面に戻り、右手で茶筅筒を取り、箱中に入れ、左手で茶巾筒を取り、一手で箱中に入れ、蓋上の羽箒を左手で、器据の右端中央に斜めに置き、箱の蓋を取り、蓋をしめて、両手で箱を持ち、客付きに回り、下に置いてから右向こう左手前とまわして、掛合の右に出します。

5)正面に戻り、右手でふくさを取り、左手に握りこみ、右手で羽箒を取り、始めのように器据を1,2,3、と横に履いて、右側の器据は斜めに履き、そのまま器据を畳み、勝手付きに置き、その上に羽箒を斜め、ふくさを手前に置いてから、建水を下げます。

6)拝見が終われば、出て客正面に座り、問答。問答の後、掛合を持って半回り斜めに瓶掛け前右側に置き、そのまま、箱を持って、瓶掛け正面に戻り、箱は勝手付き器据の後ろに置き、そのまま、右手で振り出しを取り、掛合の右に置き、箱の蓋を取って、瓶掛け正面に置きます。上の図を参照の事。

7)右手で茶碗の中の茶筅を取り、左手で箱中の茶筅筒を取り、茶筅を要れ、左手で箱中に戻し、右手で茶巾を取り、左手で茶巾筒を取り、茶巾をいれ、ウグイスを右手で取り、茶巾筒に挿して左手で箱中に戻します。

8)左手で茶杓の袋を取り、茶杓を入れ、右手で掛合に掛けておき、同じく左手で棗の袋を出し、棗をいれ、蓋の少し向こうに置き、茶碗を右左右と3手で蓋の上棗の前に置き、直ちに古ふくさを二つに折って置きます。

9)茶碗の中に棗を入れ、左手で箱中の袋を取り、茶碗を入れて、箱の中に入れる。右手で振り出しを取り、扱って箱の中。

10)掛合の茶杓を中に落とし入れ、古ふくさを右手で取ってそのうえに置きます。掛け合いを取って箱に掛け、器据の上の羽箒を右手で取り、古ふくさの上に斜めに載せ、右手で器据の上のふくさを取り、瓶の蓋を切り、捌きなおして掛合に入れ、蓋をして、箱を器据の上に載せ、一旦、瓶掛け正面に直して、箱を持ち上げて帰り、茶道口で、総礼。

茶箱の月点前その2

2009-10-03 04:37:48 | 日記
8)右手でふくさを取り捌いて棗を清め、元の場所に置き、ふくさを捌きなおして、茶杓を清め、元の場所に置き、ふくさを右に持ち直して瓶の蓋をしてから、器据の元の場所に置きます。

9)右手で茶筅筒を取り、茶筅を出し、茶碗へ一打ちして入れ、茶筅筒を右手で元へ返し、次に左手で茶巾筒を取り、ウグイスを出し、器据の右から2枚目の向こうに縦に寝かせて置き、茶巾を取り、そのまま、横にしてウグイスの前に置き、茶巾筒を元の場所に置きます。

10)右手でふくさを取り、瓶の蓋を押さえて湯を茶碗に入れ、ふくさを元に戻し、茶巾を畳みなおして元の場所に置き、ウグイスを差し立て、茶筅通しをしてから、茶筅はウグイスに挿して立てる。湯を建水にあけ、茶碗を拭き、右手で置き。茶巾を元の所に置きます。

11)右手で茶杓を取り、左手で棗を取り、扱って、蓋を取り、蓋は棗のあとに置き、茶を入れ、蓋をして、棗を戻し、茶杓も戻す。右手でふくさを取り、瓶の蓋をおさえて湯を入れ、ふくさを元の所に置き、茶筅を取って、茶を点てる。

12)右手で掛け合いの中の古ふくさを取り、左手で扱って客付きに親指を下にして広げ、茶碗の正面を正して、古ふくさの上に出す。

13)茶碗が戻れば、右手で茶碗を取り左で扱い、器据の上に置く。古ふくさも二つ折りにして取り、右ひざ横に仮置き。

14)右手でふくさを取り、瓶の蓋をおさえて湯を注ぎ、ふくさを戻し、湯を建水に捨てる。「どうぞお仕舞いを。」の言葉を受けて、「それではお仕舞いにさせて頂きます。」直ぐに右ひざの古ふくさを右手で掛合に置き、右手で振り出しを取り、古ふくさのあとに仮置き。

15)ふくさを取り、再び湯を入れ、ふくさを置いてから、茶筅通し。茶筅を持ったまま左手で茶筅筒を取り、茶筅を入れ右手で元の場所に戻します。ウグイスを抜いて元のように置き、湯を建水に捨て、茶巾で茶碗を拭いて器据の上に置き、右手で茶巾を取り、左手で茶巾筒を取り、茶巾を入れ、ウグイスを挿し、左手で元の場所に返します。

16)ふくさを捌いて茶杓を清め、元の場所に返し、ふくさを建水の上で払い、元の所に置いてから、建水を下げ、両手で箱を下げ、掛合を箱と建水の間に下ろし、右手で茶筅筒を取り、左手で箱中に返し、左手で茶巾筒を取り、一手で箱の中にいれます。

17)右手で箱の中の茶杓の袋を取り出し、茶杓を入れて、掛合の古ふくさの上に置き、左手で箱中の棗の袋を取り、左手の上で口を広げて棗を入れ、そのまま茶碗に入れて緒を結び、左手で茶碗の袋を取り、茶碗を入れて、長緒扱いで結び、元の場所に置く。

18)茶碗を右手で取り、左手を添え、箱中に入れる。右手で蓋の上の香合を取り、扱って右手で掛合に置き、両手で掛合を箱にかけます。

19)右手でふくさを取り左手に握りこませて、右手で羽を取り、器据を清めてから、羽を掛合に入れ、ふくさを右手に持ちかえて、瓶の蓋を切ります。ふくさを捌き草に畳んで掛合に入れ、両手で蓋を取り、箱に蓋をします。器据を畳み、その上に箱を載せます。建水を持ち帰り、次に箱と器据を持ち帰り、茶道口に座って、総礼。