土浦の自然

茨城県の土浦市から,身近な自然を紹介します。

霞ヶ浦の魚2

2011年02月03日 | 生き物
ビワヒガイ

コイ科。
単にヒガイとも言います。
1918年(大正7年)に琵琶湖から霞ヶ浦に移入され,その後も何回か放流されたとのことです。
一時はかなり増えて,琵琶湖に戻されるほどだったようです。

オイカワ

コイ科。
ヤマベとかハヤと呼ばれることもあります。
霞ヶ浦に流入する河川に見られる魚です。

ギンブナ

コイ科。
フナ,マブナとも言われます。
霞ヶ浦周辺ではすずめ焼きや佃煮にして食べます。

ヤリタナゴ

コイ科。
タナゴ,マタナゴ。
かつては霞ヶ浦や流入河川にたくさんいました。冬の釣りの対象として,かつて私自身もよく釣りに出かけました。
現在は激減していて,茨城県のレッドデータブックでは「危急種」になっています。

そのほかのタナゴ類もネイチャーセンターにはたくさんいるのですが,写真に撮るのが結構難しく,今日はおおかた失敗でした。
また明日出かけてみようと思っています。

ハクレン

コイ科。
中国から移入された魚です。
霞ヶ浦にはかなりたくさんいるようで,船が通り過ぎると盛んにジャンプします。
植物プランクトンをエラでこして食べていますが,体はかなり大きくなります。
中国などでは好んで食べられるそうですが,霞ヶ浦周辺で食用にしている話は聞きません。