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地方発アイドルの魅力とは?(ときめき研究家)

2012-03-02 07:00:00 | ときめき研究家
2月28日の朝日新聞オピニオン欄に、「地方から輝く」のテーマで3つのコラムが掲載されていた。

1人目は、松山のアイドルグループ「ひめキュンフルーツ缶」の岡本真依。松山を拠点として、地域活性化のために活動している。今春から全国ツアーを行うが、東京進出など考えていない。夢は松山の「ひめきんホール」を3000名の客で一杯にすることと言う。

2人目は、新潟大教授の吉田和比古。東京発の文化、政治への異議申し立てとして、地方発のサブカルチャーや、橋下大坂市長が支持されたりしているとの説を展開。新潟では、古くは水島新司や高橋留美子を輩出し、アルビレックス新潟がJ1昇格し、地方アイドル「Negicco」がブレイクしていると自慢(?)。ドイツでは首都ベルリン以外にも、ライプチヒ、フランクフルト、ボン等、個性的な都市があり、日本もそのような時期に来たと言う。

3人目は、タワーレコード社長の嶺脇育夫。アイドル専門のレーベルを立ち上げ、3組の地方アイドルを売り出している。「アイドルは、作曲家や作詞家が生み出すものをさらに創造的に表現するアーティスト。計画的にCDをリリースし、様々なプロモーションができるので、ビジネスとして展開しやすい。」と言う。地方にいながらメジャーシーンで成功したアイドルはいないが、成功すれば音楽業界が活性化する可能性があると言う。

1人目は素直に応援したいと思う。2人目は郷土自慢のこじつけ。
3人目には、アイドル論として思うところがある。「作曲家や作詞家が生み出すものをさらに創造的に表現するアーティスト」というくだりは、同感。同じモーツアルトのピアノ曲でも、ピアニストによって弾き方が違い、個性的な演奏となる。アイドルも、楽曲の魅力のほかに、演奏者としてのアイドルの個性が重なることで、複合的な魅力が現出する。もっと言えば、アイドルの個性を踏まえて、楽曲の方を当て書きしていることが多いだろう。
しかし、それは東京発でも地方発でも、変わりはないと思う。AKB48の楽曲には、自転車通学する地方の高校生も出て来るし、夜の渋谷を徘徊する少女も出て来る。

地方発アイドルも聴いてみたいが、今のところは毎週のようにリリースされるAKBグループの新曲を聴くだけで精一杯。そのうち縁があれば「ひめキュンフルーツ缶」や「Negicco」を聴くこともあるだろう。
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