不動産賃貸営業マン育成日記

新入社員を一人前の賃貸営業マンに育てていく過程をリアルタイムで公開します。

初接客!!

2005年08月21日 | Weblog
久しぶりの更新になってしましいました。
一人抜けた穴と交代で夏休みをとっている関係で繁忙期以上に忙しいです。
さらに辞めていった社員の仕事上の不備がでるわでるわ。。。
(物件情報を送ってくれない、契約書類が届かない、鍵がたりない、息子と3ヶ月連絡が取れない←ホントです、エアコン修理の件。。。等)
昼間は電話応対・クレーム処理・接客、夜はインターネット用広告打ち込み打ち込み打ち込み打ち込み(+o+)してます。
 そんな中もちろん新人指導をしている時間などまったく取れず、私のお客様が何組もご来店の時間が重なってしまった昨日、サカモト君に初接客をお願いしました。実は数回しか接客練習をしていませんが(隣で他社員の補助程度は何回かある)お客様の今までの経緯を大体伝えてぶっつけ本番です。スキーで初心者をいきなり山の頂上へおきざりにして自力で滑って降りてこさせるアレと同じです。
 本人はドキドキだったと思いますが2軒程ご案内してシッカリ申し込みを頂いてきました。

「オツカレ、サカモト君、エライ!しかも自社物!!」

「ハイ、ありがとうございます。必死でした(笑)」

「さすが!すごいねサカモト君!じゃあ次はあちらのお客様お願い、もうご案内する物件は決まってるから鍵の手配をしてお連れして」

「・・・・・・・」



2時間後、お客様といっしょに汗だくで帰社。

「お疲れ様、どんな感じ?」

「決まりましたけど、なんで1ROOMなのに7軒も見せるんですか!!!!!」

「だってお客様が見たいって言ってたし、近場だったでしょ?」

「ですけど、あれなら最初の3軒だけで大丈夫でしたよ。」

「あっ、本当、じゃ次はそうしてね。」

「次って・・・」

「うん、あちらのお客様」

「・・・・・・・」


台風でも来たかのような忙しさでしたが、サカモト君の接客デビューには丁度よかったかもしれません。どんなに接客練習でうまくいっても本番はイレギュラーだらけですから、その場で最良と思われる行動をいかにとれるかが売れる営業マンの決め手です。結果的にすべてを自分で考えて組み立てて申し込みを頂いてこれたサカモト君は(もちろん私もフォローはしましたが)合格点でした。

 そろそろ入社1ヶ月目恒例のアレがくる可能性があるので、あまりムリはさせたくないのですが”何もさせてもらえない”と思われても。。。。。悩みますね