前述の受注基本モデルの場合、得意先と仕入先と納入先にはそれぞれ「名称」「ふりがな名」「略称名」「郵便番号」「電話番号」「FAX番号」が定義されています。これらは、共通属性であるため、スーパータイプとして“取引先”を追加し、“得意先”“納入先”は、それぞれ“取引先”のサブタイプとして定義します。
【共通属性の分離】
また、こうすることによってデータの二重入力(管理)を避けることが可能となります。 . . . 本文を読む
ここまで、各種のデータモデルのパターンについて述べてきました。
では、実際に拡張性のある(汎用的な)モデルを作成するためには、どのような手順を踏んでいけばいいのでしょうか?
ここでは汎用的なモデルの作成過程を、ある例を用いて解説していきます。
今回は、もっとも一般的だと考えられる“受注”を例にして解説していきます。
一般的な受注関連のエンティティ関連図としては、以下のようなモデルが想定され . . . 本文を読む
画面・帳票・GUIフォームレイアウトを定義した後で、使用していたフィールドが間違っていたことがわかった場合や、既に存在するレイアウトをコピーして一部分だけ修正して新しい画面や帳票レイアウトを作成するといった場合は、フィールドの置換という操作を行うと便利です。
操作としては、画面・帳票・GUIフォーム上のフィールドを選択後右クリックし、[フィールドの置換]を選択します。
新しいフィールド欄に . . . 本文を読む
こんなことを書いていいのかどうか・・・
個人的な意見ですので、まあ、気にしないでください。
世の中にはさまざまなツールが存在します。有償のものもあれば無償のものもあり、それぞれのツールの機能もさまざまです。
このようにいろんなツールが出回っていると、どのツールを使うのが一番いいのか?ということに頭を悩ましてしまいます。
顧客から「ツールの比較表を作成してください」といわれることもたびたびです . . . 本文を読む
Xupperのデバイス設計では、フィールドを貼り付けながらレイアウトを定義していきます。
その際、フィールドのスクリーン属性を定義できるようになっており、フィールド桁数とは別に表示桁数を定義可能となっています。
例えば、”受注合計金額”の桁数が10というフィールドがあったとして、それをデバイス(画面)上は千円単位で表示するため7桁で表示といったことが可能です。
しかし、ディクショナリからフィール . . . 本文を読む
一度作成した画面・帳票・GUIフォームのレイアウトを固定したいという場合は、画面・帳票・GUIフォーム上のフィールド(コントロール)をロックすることができます。
ロックコントロールを行うと、デバイス上の画面・帳票・GUIフォーム上のフィールドを移動させることができなくなります。(ただし、コントロールの削除はできてしまいます。)
もちろん移動させないようにするだけであり、プロパティの設定や編集 . . . 本文を読む
CRUDを定義した後、各エンティティがどのプロセスから作成・参照・更新・削除されているかを明確にし、エンティティとプロセスの整合性を確認していきます。
まず、プロセスとエンティティとの間に C(作成) R(参照) U(更新) D(削除)の関係を定義し、プロセスが更新・参照するべきエンティティに、もれなくCRUDが定義されているか確認します。
CRUD分析ではエンティティに対して、CRUDそれぞ . . . 本文を読む
エンティティのエントリー(属性)を定義する方法には、以下の4通りの方法があります。
①ディクショナリから属性となるフィールドを選択する
②必要なフィールドを新規に作成する
③画面・帳票/GUIフォームから一括で取り込む
④画面・帳票/GUIフォーム上からエンティティを指定し、エントリー(属性)を追加する
ここでは、④画面・帳票/GUIフォーム上からエンティティを指定し、エントリー(属性)を追加す . . . 本文を読む
データモデルパターンを整理する際に参考にした各種文献を掲載しておきます。今後パターンを用いてモデリングを行ってみたいという方は、ご一読されることをお勧めします。
<参考文献>
Data Model Patterns: Conventions of ThoughtDorset Houseこのアイテムの詳細を見る
The Data Model Resource Book: A Library o . . . 本文を読む
ドメインとはフィールドの取り得る値の範囲や制約条件のことです。
フィールドは必ず、なんらかの値をとるはずですから、他のフィールドと共通するかいなかに関係なく、フィールドはドメインを持ちます。
しかし、全てのフィールドにドメインを設定するという作業は非常に大変な作業です。
そこで、Xupperでは複数のフィールドに対して、一括してドメインを設定することができるようにドメイン設定の機能を用意してお . . . 本文を読む