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Xupperドキュメント登録状況【クエリーAPI】

2006年11月07日 | クエリーAPI

複数のシステムの設計情報の統計値を一括して取得しExcelへ出力します。

本サンプルを使用することによって、各システムの進捗状況(オブジェクトの登録状況)を把握するために利用できます。

この統計情報を出力することで、各システムでどのようなオブジェクト(ビジネスフロー、ビジネスルール、エンティティ等)がどのくらい登録されているかを把握することができます。

また、この統計情報を毎週出力して時系列に保管していけば、作業の効率も把握することができるようになります。

本サンプルで出力するオブジェクトの情報は以下の情報となります。


【図1】

期間(Form)と期間(To)に1週間ごとの期間を設定して統計情報を取得することによって、1週間で何個どのオブジェクトを追加したかという確認を行うことができます。

管理DB名とシステムDB名は手入力する必要がありますが、一度入力した当サンプルクエリーを保管しておいてもらえれば、再度実行するだけで統計情報の取得が可能となります。

管理DB名とシステムDB名は、サンプルクエリーの”管理用DB情報.xls”の「管理用DB一覧」、「システムDB一覧」により取得することができます。


【図2】

Excelに出力すると、以下のイメージとなります。
この統計情報を蓄積し、週ごとに統計を取れば、EVMでの進捗管理等にも利用することができます。


【図3】

このような方法によって、作業実績を把握することにより担当者からの進捗報告にのみ頼るのではなく、数値で進捗管理を行えるようになります。

また、プロジェクト終了後に実績を評価する際にも利用することが可能です。
プロジェクト終了後にオブジェクトの数がどのくらい登録されており、それらのオブジェクトを登録することに必要だった工数を出せば、生産性を算出することができます。

そのような数値を蓄積していくことにより、次回のプロジェクトの見積の参考値にしたり、プロジェクト管理を行う上での基準値として利用することができるようになります。

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