IT関連の大手企業の給与体系に新しい制度が導入されようとしており、話題になっている。
それは日本企業の従来からの確固たる「年功序列」ベースに当てはまらないもので、「高い能力ー期待される高い成果ー高い報酬」と一貫した考えの体系である。
AI,5G はたまたIOT等急激な進展を遂げつつある技術の世界競争に伍してゆくための人材獲得、確保のためには「年功序列」ベースでは間に合わないということだろう。
「社会断層」BLOGが5月~8月の日刊紙上に現れた同趣旨の記事をピックアップしてみた。
●ドコモ 高年俸でAI人材確保 シニアプロ制度設ける 日刊工業新聞 5月16日
●新興企業の年収 大手に迫る AI人材優遇 日本経済新聞 6月23日
●入社3年 年収3000万円も・・ファーストリティリング 日本経済新聞 6月23日
●新卒年収1000万円時代が来た? 日刊工業新聞 7月22日
●NEC 新卒年収1000万円超 優秀な研究者には・・・ 日本経済新聞 7月10日
●NTT 米研究拠点での人材募集 年収一億円も・・・ 日本経済新聞 7月9日
●富士通 コンサル特化の新会社 報酬制度も見直し 日刊工業新聞 8月9日