20日の日経新聞

昭和天皇、A級戦犯靖国合祀に不快感・元宮内庁長官が発言メモ
http://www.nikkei.co.jp/news/past/honbun.cfm?i=AT1G17008%2019072006&g=K1&d=2006072

 昭和天皇が1988年、靖国神社のA級戦犯合祀(ごうし)に強い不快感を示し、「だから私はあれ以来参拝していない。それが私の心だ」と、当時の宮内庁長官、富田朝彦氏(故人)に語っていたことが19日、日本経済新聞が入手した富田氏のメモで分かった。昭和天皇は1978年のA級戦犯合祀以降、参拝しなかったが、理由は明らかにしていなかった。昭和天皇の闘病生活などに関する記述もあり、史料としての歴史的価値も高い。 (07:00)



「天皇の靖国参拝、諸般の事情を考慮」・安倍官房長官
http://www.nikkei.co.jp/news/past/honbun.cfm?i=AT3S2000D%2020072006&g=P3&d=20060720

 安倍晋三官房長官は20日午前の記者会見で、富田朝彦元宮内庁長官のメモについて「宮内庁から詳細を承知していないと報告を受けている」と述べた。天皇の靖国神社参拝に関しては「そのときどきの社会情勢など諸般の事情を考慮しながら慎重に検討のうえ宮内庁で対処してきたと承知している」と説明した。

 小泉純一郎首相の靖国神社参拝への影響については「参拝は首相ご自身が判断するものと思う」と話した。自らの参拝に関しては「国のために戦った方々に尊崇の念、ご冥福をお祈りする気持ちは持ち続けたい」との持論を繰り返した。

 靖国神社へのA級戦犯の合祀(ごうし)の是非や分祀論については「政府としてコメントすべき事柄ではない」と言及を避けた。無宗教の国立追悼施設の建設構想に関しても「国民誰もがわだかまりなく(参拝)という趣旨に沿って慎重に検討していかなければいけない」と語るにとどめた。 (12:17)



首相「昭和天皇発言メモ、自身の靖国参拝に影響ない」
http://www.nikkei.co.jp/news/past/honbun.cfm?i=AT3L2006L%2020072006&g=P3&d=20060720

小泉純一郎首相は20日夕、首相官邸で記者団の質問に答え、昭和天皇が東京裁判のA級戦犯の靖国神社合祀(ごうし)に強い不快感を示していたことを記録した富田朝彦・元宮内庁長官(故人)のメモの発見を受け、首相自身の靖国参拝に及ぼす影響について、「これはありません」と明確に否定した。さらに、「(靖国参拝は)それぞれの人の思いだから、心の問題だから。強制するものでもないし、あの人が、あの方が言われたからとか、いいとか悪いとかいう問題でもないと思っている」と述べ、自身の姿勢に変わりがないことを強調した。

 A級戦犯を分祀(ぶんし)する必要性に関しては、「一宗教法人に対して、『あああるべきだ』『こうあるべきだ』と政府としては言わない方がいいと思う。議論は結構だ」と述べるにとどめた。今後も靖国参拝を続けるかとの質問に対しては、「心の問題だから行っても良し、行かなくても良し。誰でも自由だ」と応じた。〔NQN〕 (19:01)
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