この曲の歌詞にはかなりレトロな情景が描かれていますので、ここは年の功、知らない方のためにすこし解説しておきましょう。歌詞の意味がわかれば楽しみも倍増するものです。
ボギーのソフトにいかれて
デュセンバーグを夢見るアハハン
全世界の人口は60億ですが、60億人の中で、「ボギー」と呼ぶことが許されている人はただ一人、ハンフリー・ボガート(Humphrey
Bogart, 1899年1月23日 - 1957年1月14日)でしょう。1940年代、1950年代の最も有名なハリウッドの映画俳優でイングリッド・バーグマンと共演した「カサブランカ(1942)」が特に有名。「昨夜は何処に?」「そんな昔のこと覚えていない。」「今夜会える?」「そんな先のことなどわからない。」というセリフが滅茶苦茶かっこよかった。最後の奥様のローレン・バコール(Lauren Bacall、本名:Betty Joan Weinstein
Perske)は齢80を越すが、存命。
ソフトをかぶり、煙草をくわえたポーズが決まりすぎ。当時の男性はみんなこれを真似たそうです。管理人の義父の若い頃の写真がありますが、ちゃんとソフト帽をかぶり、ボギー気取りです。ヘビースモーカー。肺癌で長い闘病生活の後自宅で亡くなりますが、亡くなる日の朝、外出するローレン・バコールに向かって、「バイバイ、ベティ(本名)」、根っからのハード・ボイルドでした。
デュセンバーグとは、排気量7リッター、265馬力を誇り、3トンもある車体を最高時速192km(トップギア時)という高速で引っ張った(ウィキペディア)という1930年代の化け物車。当時のセレブ御用達。「風とともに去りぬ」のクラーク・ゲーブル(美男美女ではゲーブルとビビアン・リー、カッコよさではボギーとバーグマン?)もこの車のオーナー。後期のスーパーチャージャー付きモデルの最高時速は208km!写真でもその巨体は伺われますね。エンジンルームなんか棺桶ほどの大きさです。
鹿鳴館では夜ごとのワルツのテムポに今宵も
ポンパドールが花咲き シルクハットがゆれるわアハハン
鹿鳴館がわからない人は中学校の教科書を開いてください!さて「ポンパドールが花咲き」とは、別段ポンパドールのパンを大皿に盛り上げているわけではありません。ポンパドール[pompadour《フランス》]とは、もともと前髪を上のほうへ盛り上げ,全体をふくらませて後頭部でまとめるヘアスタイルのこと。ルイ15世の愛人ポンパドール侯爵夫人が好んだことから、こう名づけられました。確かに鹿鳴館での舞踏会を描いた絵画などでは、ご婦人はみんなこの髪型。前髪を盛り上げるのは日本髪でもそうですので、抵抗無く入っていけたのでしょうね。
ボギーのソフトにいかれて
デュセンバーグを夢見るアハハン

Bogart, 1899年1月23日 - 1957年1月14日)でしょう。1940年代、1950年代の最も有名なハリウッドの映画俳優でイングリッド・バーグマンと共演した「カサブランカ(1942)」が特に有名。「昨夜は何処に?」「そんな昔のこと覚えていない。」「今夜会える?」「そんな先のことなどわからない。」というセリフが滅茶苦茶かっこよかった。最後の奥様のローレン・バコール(Lauren Bacall、本名:Betty Joan Weinstein
Perske)は齢80を越すが、存命。
ソフトをかぶり、煙草をくわえたポーズが決まりすぎ。当時の男性はみんなこれを真似たそうです。管理人の義父の若い頃の写真がありますが、ちゃんとソフト帽をかぶり、ボギー気取りです。ヘビースモーカー。肺癌で長い闘病生活の後自宅で亡くなりますが、亡くなる日の朝、外出するローレン・バコールに向かって、「バイバイ、ベティ(本名)」、根っからのハード・ボイルドでした。

鹿鳴館では夜ごとのワルツのテムポに今宵も
ポンパドールが花咲き シルクハットがゆれるわアハハン

鹿鳴館での紳士のスーツの下着は「ふんどし」なのも周知の事実ですな。
鹿鳴館時代、きっと女の人のコルセットの下は腰巻だったのでしょうね。ポンパドールって年配のご婦人の結上げに似ていますね。
タイムマシンにおねがいだけじゃなく、こっちでも実ゎナットクしてたりするw