チームかまいし通信

在宅医療連携拠点チームかまいしのブログ

4月と5月のふりかえり

2019-07-10 | ブログ

皆さんこんにちは。涼しい日が続く釜石です。
なんでも現在、西日本は暑く東日本は涼しいとか…
日本は広いなあと感じるこのごろです。

さて、前回は3月の事業について振り返りましたが、今回は今年の4月から5月にかけて開催した事業等についてお伝えします

 

 チームかまいし所属部署変更

平成31年4月1日付の機構整備により、チームかまいしの所属部署は釜石市「地域包括ケア推進本部事務局」となりました。


窪田副市長より辞令交付がありました

これまでチームかまいしでは、地域包括ケアシステムの構成要素のうち「医療」と「介護」の推進を担ってきましたが、所属部署の変更により、これまで通り医療・介護連携及び多職種連携に取り組みつつ、今後はより広い視点で地域包括ケアを推進していきます。

チームかまいしの所属換えについては、既に別記事を作成していますので、あわせてご覧ください。

 

 地域包括ケアの推進に関する研修会を開催

4月16日、市保健福祉センターを会場に、市職員や釜石市社会福祉協議会職員らに向けた地域包括ケアの勉強会を開催しました。

定期異動などの影響を踏まえて行われた今回の研修会では、市の地域包括ケアに関するアドバイザーを委嘱している東大IOG特任講師の後藤純さんが講師を務め、これまで市が行ってきた地域包括ケアシステムの推進に関する取り組みと、安心戦略・閉じこもり戦略の取り組みをふりかえりました。

職員が一丸となり地域包括ケアシステムの構築を推進するよう、今一度足場固めが行われた研修会でした。

 

 各務原市による視察の対応

5月15日には、岐阜県各務原市より市議会議員ら8名が来釜しました。

当日は「在宅医療連携拠点チームかまいしの取組み」と題した行政説明を行いました。
説明後の質疑応答では、地域医療に関することを中心に様々な質問があげられ、活発な意見交換が行われました。

 

 東日本津波伝承館解説員研修の対応

5月20日、陸前高田市に開館が予定されている東日本津波伝承館より、解説員らが研修のため釜石市を訪問しました。
当日は、研修の一環として、チームかまいしの小田島副主幹による「東日本大震災津波発災当時の釜石市災害対策本部医療班の活動について」をテーマとした講義が行われました。

「震災対応と連携がどう関係するんだろう?」と思われるかもしれませんが、実は災害時は「多職種連携の現場」そのもの。

講義では、市が受けた震災(特に津波)被害の程度や、医療・介護施設の被災状況、被災者はどのような医療・介護支援を必要としていたか、各地から次々派遣されてくる医療班をどのようにコーディネートしたか等、当時の写真を映しながら説明しました。

震災対応を経験した専門職は「平時にやっていることしか緊急時にはできない」と言います。
普段から多職種連携を進め、顔の見える関係=信頼関係を築いておくことが緊急時の備えともなることをあらためて認識する機会となりました。

以上、4月・5月のふりかえりでした。

次回は6月以降のふりかえりになると思います。お付き合いいただけたら幸いです


3月のふりかえり

2019-07-05 | ブログ

皆さんこんにちは。梅雨真っ盛り、晴れ間の少ない釜石です。

このところ、本格的な夏を前に、動物の活動が活発になってきました。
毎日のようにクマ目撃の放送が鳴り、車に乗れば目の前をニホンジカが横切り…
まるでサファリパークのように賑やかな今日このごろです。

さて、2019年も半分が過ぎてしまいましたが、さまざまな事業を紹介しそびれていましたので、まとめてお伝えいたします。
まずは3月の事業から…。

※以下の内容は、チームかまいし連携だより「Face to Face 第33号」でも詳しく紹介していますので、ぜひ併せてご覧ください。

 

 かまいし地域づくりフォーラム

3月2日の土曜、釜石市民ホールTETTOを会場に開催された「かまいし地域づくりフォーラム」には、およそ80人の市民が参加しました。

このフォーラムは、「平成30年度みんなで創る地域会議事業」の一環として行われたもので、当日は、生活応援センター所長らが各地区における市民活動などの取り組みについて事例発表したほか、「孤独は肥満より健康に悪い」と題した講演が行われるなどしました。


中妻地区の事例発表


大槌町の事例も聞くことができました


市地域包括ケアアドバイザーの後藤純氏による講演

地域の現状について認識を深めるきっかけとなるフォーラムでした。

 

 地域包括ケア推進研修会

3月5日火曜日には、県立釜石病院を会場に、地域包括ケア研修会が開催されました。
この研修会は、県立釜石病院の主催により、“切れ目の無い医療と介護の連携体制の強化”を図るため、病院職員と介護関係職との顔の見える関係を築くことを目指して行われたものです。

チームかまいしでは、この事業を「チームかまいし連携支援事業」に位置付けて、役割分担と協働により、企画・調整・開催準備・当日運営などを行いました。


釜石市地域包括支援センターの千菅所長補佐が講師を、チームかまいしアドバイザーの寺田医師が座長を務めた講演。
画像が暗くて申し訳ありません


多職種がざっくばらんに話し合ったグループワーク

当日は、釜石市民病院の職員、介護事業所職員、介護施設職員、釜石市および大槌町の地域包括支援センター職員ら34人が参加。
地域包括支援センターの役割に関する講演と、多職種が入り混じったグループワークが行われ、参加者はお互いの業務について理解を深めました。

 

 秋田市による視察対応

3月19日の火曜日には、秋田市より3名のご来訪がありました。

 いらっしゃったのは、秋田市保健福祉部の保健師の方と、秋田市在宅医療・介護連携センターの相談員の方。
チームかまいしの取り組みについて紹介したほか、「連携はどのように評価すべきか?」など、多職種連携を進めていくと必ず生まれる課題について、情報・意見を交換しました。

チームかまいしの取り組みが各地の皆さんの参考となれば幸いです

 

 釜石歯科医師会との一次連携

3月28日木曜には、釜石歯科医師会との一次連携と懇親会を行いました。

当日は、釜石歯科医師会6名と、釜石薬剤師会の町田薬剤師、釜石広域介護支援専門員連絡協議会の鳩岡介護支援専門員が出席。
2月14日に行った研修会について、内容を振り返るとともに、ワークショップで出された歯科・多職種間の連携課題について共有しました。

今回の結果を活かし、今後の歯科・多職種連携に取り組んでいきます。

以上、3月の事業ふりかえりでした!

次回更新では4月の事業をご紹介したいと思いますので、そちらもよろしくお願いします


県立釜石病院「市民公開講座」が開催!

2019-03-27 | ブログ

皆さんこんにちは。春の風が吹き荒れる釜石です。

ぐんぐん芽が伸びてあっという間に咲いた水仙も、風に煽られて右に左に揺れていました。
岩手の桜はまだ先ですが、こんな風ならあっという間に散ってしまいそうです
桜の時期じゃなくてよかった…としみじみ思った朝でした。

さて、今回は、2月23日に行われた県立釜石病院主催の市民公開講座「そろそろ、うちでも人生会議」の様子をお伝えします。


たくさんの方が参加しました

県立釜石病院では、継続して市民公開講座を開催しています。
釜石情報交流センターで開催された今回の講座は、「人生会議」を愛称とするACP(アドバンス・ケア・プランニング)がテーマとなりました。

ACPは、厚生労働省によると、「自らが望む人生の最終段階における医療・ケアについて、前もって考え、医療・ケアチーム等と繰り返し話し合い共有する取り組み」のこと。
これからの多死社会において非常に重要な取り組みと言えます。

今回の講座では、県立二戸病院の髙橋浩副院長が講師を務め、豊富な事例とデータからACPの理念や取り組み、現状や課題等についてお話していただきました。


講師を務めた髙橋副院長


県立釜石病院の佐藤一副院長が座長を務めました

講座の後半は、県立釜石病院の西明子緩和ケア認定看護師により「意思決定」に関する講演が行われました。

最後に、新しい取り組みとして、県立釜石病院の職員11人が登壇し、会場からの質問に答える質疑応答コーナーが開催されました。

職員の皆さんを身近に感じることができた面白い試みでした

今回の市民公開講座は、広く地域包括ケアに資するものとして、チームかまいし連携支援事業に位置づけ、様々な形で開催を支援させていただきました。
今後も、医療・介護連携をはじめとする多職種連携や、地域包括ケアに関すること、住民啓発事業などの開催について、いろいろと協力できることがあると思いますので、チームかまいしまでお気軽にご相談ください


歯科医師会主催「多職種連携の研修会」が開催されました

2019-03-19 | ブログ

みなさんこんにちは。すっかり春らしくなった釜石です。

梅の花がちらほら咲き、水仙とチューリップの芽が伸び…そこここで春の息吹を感じます。
あと一月もすれば桜も見ごろでしょうか
忙しない時期ですが、楽しい季節の移ろいを見過ごしたくないものです

さて今回は、2月14日の「平成30年度在宅医療人材育成研修事業 地域包括ケア時代の歯科の役割」についてご紹介します。

この研修会は、岩手県歯科医師会が主催し、「チーム医療の中で在宅医療に従事する歯科医師の増加を図るとともに、地域包括ケアシステムの理解を促進すること」を目的として、釜石歯科医師会の会員を対象に開催されたものです。

開催にあたり、内容や講師の選定などについて、釜石歯科医師会からチームかまいしへと相談がありました。
そこで、チームかまいしでは、この研修会を「一次連携で抽出された歯科医師会の課題の解決につなげるもの」として位置づけ、開催支援を行ってきました。


一堂に会した釜石歯科医師会の皆さん

当日は、講演とグループワークの2部構成で行われました。

講演では、寺田尚弘医師(せいてつ記念病院)、町田和敏薬剤師(ハロー薬局)、鳩岡貴士介護支援専門員(はまゆり在宅介護支援センター)が登壇。
「他職種が歯科に期待する役割」等についてお話ししました。


寺田医師(暗くてごめんなさい!)


町田薬剤師


鳩岡ケアマネジャー

講演に続いて行われたグループワークでは、「地域包括ケア時代の多職種連携について」をテーマとして、連携を進めるにあたり課題となるものは何か、さまざまな意見を出してもらいました。


アイスブレイクで自己紹介♪

個人ワークを経て行われたグループワークでは、県歯科医師会の方や、他職種の講師を交えての意見交換が活発に行われました。

今回出された「連携の課題」については、チームかまいしが分類を行い、その解決策について歯科医師会と協議を重ねていきます。

多職種連携の課題には、大別して「職種内の課題」、「職種間の課題」、「地域全体の課題」がありますが、まずは個々が感じている課題を意識し、言葉にして表に出すことから始まります。

今後も連携課題解決のため、各職種の皆さんに伴走していきますので、多職種連携や地域包括ケア等に関する困りごとがあれば、チームかまいしにお声掛けいただければと思います


「OKスクラムねっと」第3回研修会が開催♪

2019-02-26 | ブログ

皆さんこんにちは。2月とは思えない陽気が続く釜石です。

この暖かさは全国的なもののようで、花粉をとらえた方の嘆きもちらほら聞こえます
三寒四温の時期でもあるので、体調に気をつけて過ごしましょう!

今回は、今月7日に行われた「釜石・大槌地域医療介護福祉多職種連携の会(OKスクラムねっと)第3回研修会」の模様をお伝えします。


およそ130人の多職種の皆さんが参加しました

OKスクラムねっとが設立されて一年、早くも3回目の研修会となりました。

今回の研修会の内容は、「OKスクラムねっと事業(専門部会)報告会」ということで、OKスクラムねっと内で活動している複数の部会のうち、情報共有シート作成部会と、食形態ワーキンググループが活動について報告しました。

はじめに行われた情報共有シート作成部会では、県立釜石病院の黒渕退院支援看護師と、あゆみ居宅介護支援事業所の留畑介護支援専門員が、これまでの活動内容を報告しました。

この部会では、12人の多職種が参加し、「退院時に病院が施設に送る情報共有シート」と、「入院時に施設が病院に送る情報共有シート」について、地域共通の使い勝手のよい情報共有ツールを作成するため、協議やトライアルを重ねてきました。

今回は、情報共有シートの「案」が報告されましたが、会場から出された意見やトライアル結果を反映し、ブラッシュアップされていくことが期待されます。

9人の栄養士らが参加している食形態ワーキンググループでは、せいてつ記念病院の氏家管理栄養士が成果を発表しました。

このワーキンググループが取り組んできたのは、病院ごとに異なっていた食形態や名称などを統一させよう、というもの。
各病院にアンケートを行い、試行錯誤を重ねた結果、食形態と名称がわかりやすく記載された「食形態OKスケール」の案が発表されました。
こちらもブラッシュアップを重ね、ゆくゆくは施設などでも利用できる食形態シートの作成を目指しています。

研修会のあとは、楽しい多職種懇親会♪

 

今回は、初めてグループワーク形式を取り入れた形式となり、研修会の感想や、今後とりあげてほしいテーマなどについて、賑やかにお喋りを交わしました。

多職種連携や地域包括ケアに関わる提案を病院からしていく、というOKスクラムねっとの活動がますます活発になるよう、チームかまいしも協力しながら、今後も皆様にお伝えしていきたいと思います♪


【岩手県薬剤師会】多職種連携セミナーが開催されました

2019-02-01 | ブログ

皆さんこんにちは。にわかに寒さの増した釜石です。

本日2月1日は全国的に冷え込みが厳しいそうです。
空気は乾燥し、インフルエンザも猛威をふるっていますので、体調に注意して過ごしましょう

1月22日、釜石情報交流センター多目的集会室(チームスマイル釜石PIT)を会場に、岩手県薬剤師会が主催し、チームかまいしが連携支援事業として開催を支援した「多職種連携セミナー」が行われました。

今回のセミナーは、岩手県薬剤師会が厚生労働省から受託し、釜石地域で実施した「多職種連携による在宅における薬学的管理推進モデル事業」の事業報告会となります。
当日は、薬剤師を中心に、医療従事者、介護従事者、行政職員ら86人が参加しました。

 事業説明及び同行訪問報告

はじめに、釜石薬剤師会の中田副会長より、この事業に関する説明がなされました。

また、薬剤師と介護支援専門員を中心とした同行訪問事例が6例報告されました。



薬剤師と同行訪問した多職種の皆さんからは、一言ずつ同行訪問の感想をいただきました。
介護支援専門員の方からは、「薬剤師さんと連携することで支援力がアップした。モデル事業で終わらせず、連携を続けていきたい。」という感想がありました

 病院薬剤師と薬局薬剤師のバトンタッチ連携報告

続いて、いわゆる「薬薬連携」と呼ばれる「病院薬剤師と薬局薬剤師の連携」について、3病院・2薬局の薬剤師から3件(5症例)の事例報告がありました。

 

 

薬薬連携については、これまで一次連携ワークショップなどで、「同じ薬剤師でも所属によってやってることが違う」、「入退院時など連携の必要性は感じているが、なかなかその機会がない」という声が多かったことから、今回のモデル事業で実際に連携してみてもらったものです。

発表では、薬薬連携によって患者の服薬状況等が改善したケースがあるなど、「薬薬連携は必要だ」という認識が共通のものとなりましたが、一方で、情報共有手段など改善するべき課題も多く見つかりました。

今後、よりよい薬薬連携を目指して、今回出された課題の改善に、チームかまいしも協力しながら取り組んでいきたいと思います。

 ポリファーマシー問題に関するアンケート調査報告

岩手県薬剤師会の熊谷専務理事より、医師と薬剤師に対して行われたポリファーマシーに関するアンケート結果のほか、今回のモデル事業に関わった薬剤師、他職種、患者さんらから聴取したアンケート結果の報告がありました。

こちらのアンケートでも、患者さんも含めた今回のモデル事業に関わった方から「薬剤師と多職種との同行訪問は必要だ」という意見が多く見られました。

 パネルディスカッション

最後は「釜石地域のさらなる医療介護連携に向けた薬剤師の役割」と題したパネルディスカッションが行われました。

チームかまいしアドバイザーの寺田医師(せいてつ記念病院院長)が座長を務め、県立釜石病院地域医療福祉連携室の佐々木室長、同退院支援看護師の黒渕看護師、はまゆり在宅介護支援センターの鳩岡介護支援専門員、県立大槌病院薬剤科の氏家薬剤師、つくし薬局本店の藤田薬剤師の5名がパネリストとして参加しました。

ディスカッションでは、病院薬剤師・薬局薬剤師に求めるものは何か、ケアマネジャーが薬剤師からほしい情報とは、病院で行われている薬剤の看護管理とはどのようなものか、等といった、薬剤師を中心に多職種が理解を深めるような内容となりました。

今回のセミナーは、薬剤師が地域で何ができるのか、薬剤師同士の連携や薬剤師と多職種の連携で患者が、ひいては地域がどのように変わるのか、皆で知り、考えるきっかけとなったと思います。

3月3日の日曜日には、岩手県教育会館(盛岡市)において、今回のモデル事業の総決算となるシンポジウムが開催されます。
※詳細はチームかまいしホームページでご確認ください
興味のある方は、こちらも是非ご参加ください


2018年10月の振り返り・その2

2018-12-26 | ブログ

皆さんこんにちは。冷え込む日がだいぶ増えてきた釜石です。

年末にかけては全国的に寒波が到来するようです。
釜石に帰省される方はもちろん、どなたさまもご安全にお過ごしください。

さて、前回「10月の振り返り・その1」を更新した際、「なるべく早く更新できるように…」と書きましたが、早一ヶ月が過ぎてしまいました
少し遅くなりましたが、早速ご報告していきたいと思います!

10月22日
釜石歯科医師会との一次連携

当日は、釜石歯科医師会より5人の先生にお越しいただき、意見交換を行いました。
チームかまいしからは、参考資料として、今年度実施した「在宅医療・介護実態調査」の歯科分野の結果を提出しました。

この日は、診療報酬(医療保険・介護保険)に関することや、在宅歯科診療に関すること、歯科医師会が主催する研修会の内容など、さまざまな事項について打ち合わせを行いました。

多職種の皆さんにお声掛けする事業については、こちらでもご紹介していきたいと思います

10月27日
第16回 釜石・大槌地域健康講座

釜石医師会、釜石歯科医師会、釜石薬剤師会、釜石市、エーザイ株式会社の共催で毎年開催されている「釜石・大槌地域健康講座」が今年も開催されました。

今年のテーマは「認知症の人を正しく理解し、支えよう ~認知症の人にやさしいまちづくりに向けて~」。
2017年に完成した釜石市民ホールTETTOを会場に、たくさんの市民が参加しました。
(イスが足りなくなるくらいの盛況ぶりでした

講座は2部構成で開かれ、第1部では3名の講師による講話が行われました。

はまと神経内科クリニックの濱登文寿院長による「認知症への理解を深めましょう。 ~認知症の人が出来る事と出来ない事~」

大槌町地域包括支援センターの小笠原さんによる取組みの紹介

釜石市地域包括支援センターの臼澤保健師による事例紹介

認知症とはどのような病気で、どのように付き合っていけばいいのかを学び、また、行政などでどのような支援が行われているのかを学ぶ第1部でした。

続く第2部では、「誰にでもできる、楽しく効果的な認知症予防体操」として、音楽レクリエーション(講師:健康運動指導士・大井嘉七美さん)、ラフターヨガ・笑いヨガ(講師:ラフターヨガティーチャー・内山久井さん)を体験しました。

 

めいっぱい体を動かし、たくさん笑って、すっきりとした気持ちで今年の講座は終了しました

10月29日
岩手県薬剤師の多職種事業 -第3回事業検討会-

岩手県薬剤師会が厚生労働省から受託し、釜石地域で実施する事業「多職種連携による在宅における薬学的管理推進モデル事業」については、チームかまいし連携支援事業に位置づけ、開催協力を行っています。

これまでの事業経過については以下の記事をご覧ください。

5月23日 病院薬剤師と薬局薬剤師の意見交換会
7月2日 第1回事業検討会
8月6日 第2回事業検討会
8月23日 研修会

この日は、事業検討委員とオブザーバーのほかに、実際に事業を行っている薬剤師4人とケアマネジャー3人が参加し、薬剤師とケアマネジャーによる同行訪問事例に関する6事例と、薬薬連携(病院薬剤師と薬局薬剤師の連携)に関する4事例について報告がありました。

また、この事業に関する研修会や事業報告会などの日程についても協議を行いました。

なお、この事業検討会を終えた11月30日には、釜石三師会学術講演会において当事業の研修会が開催されました。
その様子についてはまた後日お伝えしたいと思います

2018年の更新は、この記事が最後の予定です。
今年も「チームかまいし通信」をご覧いただき、まことにありがとうございました

2019年も、ゆっくりになるかもしれませんが、地域連携の取組みをご紹介してまいりますので、引き続きよろしくお願いいたします。
どなたさまもよいお年をお過ごしください


2018年10月の振り返り・その1

2018-11-22 | ブログ

皆さんこんにちは。
紅葉もほとんど終わり、日一日と冬に近づく釜石です。

盛岡など岩手県の内陸では雪が降り始めています
こちらにお越しの際は、タイヤ交換を忘れずにお済ませくださいね。

このところなかなかブログを更新できずにいたので、今回は溜めていた記事を一気に書いていきます

10月8日
かまいしユニゾン第1回研修会

かまいしユニゾンは、「交流・研修活動などを通じて、保健・医療・福祉の知識やモチベーションを向上させ、職能を存分に発揮することで、地域住民が安心して暮らせるまちづくりのお手伝いをすることを目的として活動する」、医療・介護の専門職からなるグループであるとのこと。

この「かまいしユニゾン」の初めての研修会が開催されるとのことで、取材をさせていただきました。

 
講師の岩手介護コミュニティ協会 代表理事・藤原氏(左)と、イーハトーブ地域包括支援センター 社会福祉士・鈴木氏(右)

 
事例を発表した「小規模多機能センター善」の前川管理者

当日は、約30人の多職種の方が参加しました。

研修会は事例検討会の形で進められ、実際の利用者のケースについて、個別ワークとグループワークで意見を出し、話し合いが行われました。
参加者は職種の枠を超え、「ご本人と揺れている家族の思いを支えたい」という検討会のテーマに基づき、様々な意見を交わしました。

ここまでは通常の事例検討会、課題解決に向けたグループワークの趣でしたが、ここからは独自の展開がありました
それは、「問題点や課題をあげるだけではこの事例や介護そのものにネガティブなイメージがついてしまう」ため、課題だと思っていたことも活かしていけないか、できないこともあるけれどできることも多くあるのではないか、といった「いいこと探し」のグループワークでした。

この「介護やケースをポジティブなイメージに変える」グループワークでは、どのグループも楽しげで和やかな雰囲気で協議を進めていました

かまいしユニゾンでは、今後も研修会をはじめとした様々な取組みを進めていくとのことです。
チームかまいしでも、取材や周知などで協力していきたいと思います。

10月9日
三重県いなべ市・東員町による行政視察

この日は、三重県いなべ市及び東員町より、高齢者福祉や地域包括支援センターの担当者5名が視察にいらっしゃいました。
釜石市では、チームかまいしのほか、釜石薬剤師会と釜石リハ士会から講師を招聘し、チームかまいしの取り組みや多職種連携について、それぞれの職種の視点からお話しいただきました。


いなべ市・東員町の皆さん


釜石リハ士会の菅原事務局長(左)、釜石薬剤師会の中田理事(中)


質疑応答も盛り上がりました

この度は遠くからお越しいただき、ありがとうございました。
今後も情報交換・意見交換などを通じて交流できればと思います

10月10日
久留米市議会による行政視察

この日は、福岡県久留米市より公明党議員団の皆様がお越しになり、チームかまいしの連携手法についてお話させていただきました。


久留米市議会議員の皆様

行政担当者や医療・介護関係職種ではない方にチームかまいしの取り組みについてお話するときは、行政視点では思いつかない質問などが出されることもあり、大変勉強になります
視察については、今後も可能な限り対応していきたいと思います。

10月16日
金川貴子さん感謝状贈呈式

 

この日、10月まで釜石のぞみ病院で看護師として勤めた金川貴子さんに対し、野田釜石市長より感謝状が贈られました。

チームかまいしではその様子を取材し、地域連携だより第30号に掲載しました。
感謝状が贈られた経緯など、ぜひこちらからご覧ください
(※クリックでpdfが開きます。該当記事はP3にあります)

10月の事業等について、後半分は次回ご紹介いたします。
なるべく早く更新できるように頑張りますので、ぜひご覧ください


岩手県薬剤師会主催の研修会が開催されました

2018-10-01 | ブログ

皆さんこんにちは。およそ一か月ぶりの更新です

台風24号が過ぎた今日の釜石は、久しぶりに暑さを感じる一日となりました。
とは言え明日にはまた大幅に気温が下がるようです。
体調を崩さぬようお気をつけください

さて、だいぶ前のこととなりますが、岩手県薬剤師会が主催した「患者のための薬局ビジョン推進事業に関する研修会」について報告します。

この事業については、これまでに病院薬剤師と薬局薬剤師の意見交換会第1回事業検討会第2回事業検討会と、会議等を重ねてきました。

8月23日に開催された今回の研修会は、岩手県薬剤師会が厚生労働省予算事業として行う「多職種連携による在宅における薬学的管理推進モデル事業」の事前研修的に開催されたものです。

研修会は、岩手県薬剤師会の熊谷専務理事が事業について説明する第1部と、医療法人社団徳仁会中野病院の青島周一薬剤師を講師に迎えた講演の第2部からなり、当日は、薬剤師及び多職種およそ55人が参加しました。


講師の青島薬剤師


講演会の座長を務めた町田薬剤師(釜石薬剤師会)

「ポリファーマシーとの向き合い方」と題した講演は、専門的な内容となり、医療従事者以外の参加者にとって難しい内容だったと思いますが(私もちんぷんかんぷんでした)、座長の町田薬剤師が仰ったように、今回提示された様々な手法を自分の職種に置き換えて考えたり、薬のことを薬剤師に気軽に相談するきっかけにしたりする機会になるといいなと思いました。

この事業では、今後も住民説明会や事業報告会などのイベントを予定しています。
チームかまいしホームページ等でもご案内いたしますので、その際はどうぞご参加ください


「釜石市地域ケア推進会議」が開催されました

2018-08-30 | ブログ

皆さんこんにちは。すっかり秋の気配が濃くなった釜石です。

これからの季節は一雨ごとに涼しくなる感覚があります。
着るものや寝具など上手に調整して、体調を崩さずに過ごしたいですね

8月22日水曜日、釜石市保健福祉センターを会場に、平成30年度第1回釜石市地域ケア会議が開催されました。

当日は、三師会(医師会・歯科医師会・薬剤師会)や釜石リハ士会、釜石広域介護支援専門員連絡協議会などの医療・福祉関係者や、消防、警察、振興局などの行政職、連合岩手、人権擁護委員、社会福祉協議会、民生児童委員、PTA連合会などの社会活動団体など、「地域包括ケア」を支える様々な職種・役割の皆さんが一堂に会しました。


野田釜石市長も出席

会議では、岩手県立大学の田中尚教授が司会を務め、二件の協議事項について釜石市から説明があった後、意見交換が行われました。


司会の田中教授


市子ども課による「子どもを守る地域ネットワークの構築について」説明

 
市地域包括ケア推進室による「高齢者等の見守りを充実強化するための住民主体による地域福祉活動の展開について」説明

 
質疑応答

今回の会議では、これまでになく様々な意見が飛び交い、事務局が提案した釜石版地域包括ケアシステムのあり方や、それを実現する手法について、明瞭化や深化に繋がるものとなりました。

チームかまいしは、地域包括ケアシステムのうち「医療と介護の連携」に特化した部署ではありますが、地域包括ケアシステムの全体像を把握し、地域包括ケアシステムの他の要素に関わる皆さんとも情報交換・意見交換を行いながら、円滑な地域包括ケアシステムを遂行できるよう、今後も取り組んでいきます