あるみまんの本日の修行

競技者としては引退しましたが、
楽しく完走する為には、
まだまだ修行が足りません、
楽しみのために日々修行です。

95'佐渡アストロマン参戦記その3

2005-09-15 | レポート
AM 4:00起きる、外は大雨、強風、まるで台風のようだ。朝食を取り
バイクに空気を入れ、ボトルをセットして宿で待機する。
AM 4:30頃広報車が「スイムが中止になりました、ディアスロンに
変更いたします」と放送して行った。「スイム中止か、、、」なんとなく
気が抜けてしまったが、最悪の全部中止にならなかっただけでも良しと
しなければと、気を取り直す。AM5:30 スタート会場へ、バイクを
セットして宿へ一旦戻る。「大変なことになっちゃたなぁ」と選手4人と
チトセは思っていたんじゃないかなぁ~、、、しかし一人H野だけは
「やった!エリートをぶっちぎってやる」と元気一杯である。(いいなぁ
ランが得意な奴は、、、)それとK松由美ちゃんは、Aタイプ、Bタイプ
両ディアスロンを経験するという、まことにすごい事になったもんだ。

第1ラン9km 第2ラン 42.2km 全部で51.2km+182.2km
234.2km「大いなるディアスロン」「世界最長のディアスロン」を
走りに、AM6:00 Aタイプの3人は会場に向かう、雨風共に強い
AM6:00エリートがスタート、6:54、K林君、進一君の第4ウエーブ
スタート「二人とも頑張れよ!!」次はいよいよ私のウエーブなのだが
最終チェックが中々進まない、何との私の第5ウェーブがスタートして
しまった。あせって係員に言うとチェックを先にしてくれたが、結局
第6ウェーブでのスタートになってしまった。もう最初から全開で走る
(しんどい)心拍数は175だ。苦しくて「ウエップ!」となんどもなるが
我慢する、6km付近でK林君を抜く、7km付近で進一君も抜く
しかし前には人人人、40分位で第1ランを走りバイクスタートと言いたいが
まずトイレへ、そしてバイクラックへ「ぎょっ!!」私のバイクシューズが
水溜りの中に半分沈んでいた、第1ランのあいだ降った雨で水溜りが広がり
水没してしまったのである。しかしそのまま履くしかない、ランニング
シューズはシューレース同士結んでバイクラックに掛けて、
いよいよバイクスタート、「さあ!佐渡一周だ」と気合を入れてスタート
する。しかし周りのバイクが異常に早い、第1ランが良いアップ代わりに
成ってしまっているのだ、まるでショートのスピードである。

私も強風、雨の中を42~3kmでバイクを走らせている。「やばいなぁ~」と
思いつつもペースは落ちない、トンネルをくぐり10km付近、相川ASで
まず水ボトルを2本貰う、なぜ2本かというと、ハンドルにつけたジェト
ストリームのほかに、ショートボトルを1本しか付けていないのである。
ロングボトルが欲しかったのだ、、、、
33km高千ASを過ぎたころから雨がやんできた。「いいぞ!!」と
ペダルの回転数もアップする、この辺は海岸線であまり上りもなくスピード
も上がる、道端では、おじさんやおばちゃんや、じいさんバアさん子供たち
若いネーチャンはあまり居なかったが、石油缶をガンガン叩いて応援して
くれる。「ありがとう~」と叫びつつ走り抜ける、46kmZ坂の入り口で
チェーンがインナー落ち、右足の踵を思いっきり突いてしまい、右の太腿の
裏を傷めてしまう、(いたい)しかし止ったついでに立ちションして、
気を取り直す。(なんてこったい!!)

47kmZ坂、右の尻が痛いがひたすらシッティング+高速ペダリングで
登って行く、途中女子の外国人招待選手抜く、「べぇりぃ、はっぴい
でぃ」と横に並んだとき言うと「ファッキュー!!」と言われてしまった
悪気で言ったつもりは無いのだが、、、Z坂をクリアして道が少し狭く
成ってきた。海府大橋を過ぎたころ、「片足の鉄人」古畑君と抜きつ
抜かれつをする。登りで私が前に出る、下りで彼が前に出る。けっこう
彼は切れていて、下りで思いっきり突っ込んで行く(根性あるなぁ~)
しかしながらデットヒートも前半最大の難所、大野亀ロッジの坂で
けりを付ける、古畑君には悪いが登りで負けるわけにはいかないのだ
でも「頑張れよ~」と心の中で彼を応援する。この頃になると天気が
回復してきて日差しも強くなってくる、AS、WSでは必ず水とコーラ
を取り、水を被りコーラを飲む、ちなみに20kmごとに食物も食べていた、
ASのバナナ、おにぎり、持参のパワーバー、カーボショツなど。
二つ亀から両津市内まではアップダウンもあまり無く走りやすい、ペースも
上がる、上がる。Z坂で痛めた右足の付け根も平地と小さなアップダウン
ではそれほど気にならない。93km、両津市街地の商店街を走り抜ける。
ものすごい応援である、これに答えない訳にはいかない、もうバイクで
つぶれてもいい位に思った。「応援ありがとう~」と叫びながら前を行く
エリートゼッケンの選手をぶっちぎる!そうこれが俺のトライアスロン
なんだ!!応援をエネルギーに変えて、両津市街を走り抜けた。











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