紅茶のある風景

ゆっくりと紅茶を飲めるようなゆとりのある時間を持ちたくて・・・

名古屋日帰り

2011-04-11 22:18:13 | 
ひつこく18切符(5回利用でワンセットなので)で、
桑名の友達と名古屋で会いました。
桑名の方が近いと思うのに、電車の本数が少なくて
名古屋の方が近かった。

宝塚~尼崎~米原~名古屋で、3時間20分
日帰りの限度の時間ですね。

点の旅より、線の旅が好きなので
私の中では、家を出るとすでに旅が始まっている。
今回は、名古屋に着くまでに、
大山崎のサントリーの工場と竹やぶ
大津から北上する琵琶湖の景色、琵琶湖大橋
遠くに彦根城、伊吹山の雪景色
有名な関が原(貧相でちょっとがっかり)
車窓を流れる春の景色などなどを
特急では味わえないゆっくりとした時間を楽しみました。

11時過ぎに名古屋に着いて、1年半ぶりの再会
名古屋は、ずいぶん前にオールスターの野球の試合を見に
ナゴヤドームへ来たことがあって、その時はあちこち工事ばかり
今は、すっかり整備されてきれいですね。
凛々しくセントラルタワーズが光って見えます。
おもしろい建物も目につきます。


早々とランチをしながら、予定を立て
といっても、なにもわからないのでお任せ
18時の電車なので、約6時間の名古屋滞在
なごや観光ルートバス一日乗車券を買って
市内を巡ることにしました。

まずは、名古屋城
人気のイケメン武将隊には会えなかったけど
桜は満開・・・うっとりします。
しゃちほこが庭園内に展示、よく見ると
木の土台に金箔を貼ってありました。
全部が金でできていると思っていたので、あれ?と
思いましたが、全部金では重過ぎる?


産業技術記念館は通過しつつ、赤レンガの建物の素晴しさに感嘆
次は、徳川園
入口前の広場に咲いている桜が今まで見たことのない形
箒のように枝が空に向かっています。
「東海さくら」というのだそうです。
桜にしてはおもしろい形
お庭はすてきでした。


文化のみちの一角にある二葉館
日本の女優第一号と言われた川上貞奴が住んでいた家です。
ステンドグラスや木の螺旋階段はすばらしい技術
和洋折衷のシンプルで住みやすそうな家でした。
    

文化のみちは歩くといろいろ昔の建物が見られおもしろそう
時間がなくなってきたので、二葉館だけ
次回のお楽しみです。

めいっぱい動いたので、ゆっくりお茶をする暇もなく
駅のホームでちょこっと小腹に入れて
18時のラッシュの電車に乗りました。
満員の込みようだったけど、次々降りていくのですぐ座れました。
夜の車窓風景は自分の見たくもない顔ばかりが映るので
本を読んだり、こっくりこっくり居眠りしたりしているうちに
宝塚に到着
今日も一日よく動きました。

岡山~尾道 3

2011-04-10 22:46:44 | 
泊まったホテルは食事なしにして、早朝の町へモーニング探し
前日、道を教えてくださった女性のオススメのパン屋さん(サンモルテ)を探しに
ふたりで聞いたから、道はなんとなくわかるやろうという
あなた任せの安易さで、結局わからなくて・・・トホホ
でも、海岸沿いのちっちゃなパン屋さんのちっちゃなカウンターで
おいしいパンをいただくことができました。
まだ7時、
食べてる横から次々とおいしいパンが出来上がってきて、ほっこり

ホテルに戻る途中
見ておきたかった「シネマ尾道」を見つけ
まだ開いてないので中には入れないけど、概観は写真に
あちこちのお店に置いてあるスケジュールももらいました。


ホテルに帰って、チェックアウト後、荷物を預けて
「てっぱん」ロケ地めぐり
といっても、TVは途中からしか見てないので、ずっと見てる友達におまかせ

渡船で向島へ、ほんの数分

村上鉄工所のモデルとなった工場を聞くけど
まちなか案内所のおばちゃんのいうとおりに歩いても歩いても
らしきものがないので、歩いてる人がほとんどいない中
やっと見つけたおばちゃんに聞いたら、ぜんぜん違ってて
また、歩いて、不安になって、また聞いてやっとたどり着いた。
また、渡船で市内に戻り
主人公が飛び込んだ桟橋や海岸通、商店街などうろうろ

ちょっといっぷくはアイスクリームの「からさわ」で
おすすめは「クリームぜんざい」とか
さっそく、いただきました。
歩きつかれたので、甘いものは特においしい。


昼に岡山へもどって、市内散策
大好きな路面電車に乗って、竹久夢二美術館~岡山城~県立図書館


この界隈の雑貨屋さんや昔銀行だった金庫あとの喫茶店など
18時の電車に乗るまで、ゆっくり町をたのしみました。

岡山はきれいで明るい町という感じがしました。
そこそこに繁華で、文化的、緑も多くて、住みやすそうです。

今回、18切符なんて酔狂なという反応をされながら行ってみた旅だったけど
以外に近く感じて、ローカルな旅は楽しかった。
ちょっと、病み付きになりそうな予感


岡山~尾道 2

2011-04-09 21:26:59 | 
2日目は友達と尾道で1泊

大林監督の映画、尾道3部作はちゃんと観ていないのに
尾道は昔から「あこがれの地」のひとつ
まだ行ったことがなかったので、期待がいっぱいでした。

お昼前に到着、駅前の観光案内所へ
今は、なんといってもNHK朝ドラ「てっぱん」の宣伝がいっぱい
てっぱんマップ、ラーメンマップ、ロケ地マップなどなど

まずは尾道ラーメン
商店街をかなり歩いて、いつもは行列ができてるという「朱華園」へ
タイミングよく、おいしいラーメンをいただきました。


商店街で見かけたお風呂屋さん跡の雑貨やお土産のお店


友達は美味しいお店を見つけるのが上手
今回もおまかせして、ラーメンだけではちょっと小腹が・・・
ということで、ワッフルの美味しいお店へ
千光寺ロープウェイそばの「こもん」へ
う~ん、おいしかった~って、食べてばかり
腹ごしらえ完了、歩くぞ~

千光寺ロープウェイで山頂まで
展望台から町を一望した後、
文学のこみち~千光寺~三重岩~ポンポン岩
~中村憲吉旧居~天寧寺海雲塔
~路地で猫のイラストの石をたくさん発見
    

御袖天満宮、大山寺、西国寺などなどお寺がいっぱい
  
なんかデジャブ感が・・・映画や写真で見てるからでしょう。

おのみち映画資料館は、小津安二郎監督「東京物語」など
昭和の香りがいっぱいの映画資料館でした。
尾道白樺美術館(尾道大学)はおもしろい現代アートを展示
まだ4年目のこじんまりした美術館でした。

うろうろかなり歩きました。
ちょっと肌寒くて、この時期の旅行は温度調節がむつかしい。
あたたかいものが食べたいし
一日の締めは、あたたかい尾道お好み焼き!
お店が閉まるのが早いのにはびっくり
で、やっとみつけたお好み焼きやさんでほっこりおいしくいただきました。



岡山~尾道 1

2011-04-07 23:38:05 | 
よく一緒に出かけていた友達が岡山に帰って一年
「青春18切符」を使って会いに行ってきました。

宝塚~尼崎~姫路~相生~岡山まで約3時間
神戸までは通勤風景なのに、
神戸を過ぎると俄然18切符ねらいの人が多くなりました。
元気なおばちゃんの団体やおじさんのグループは
けっこううるさくて、まるで花見の宴会、ちょっと閉口
まあ、元気なことはいいことなんだけど・・・
乗り鉄らしい男子3人組は地図を見ながら楽しそうでほほえましい。
姫路から相生間は一番前の車両に乗ったら、運転士は若い女性だった。
きりっとしててかっこいい!
なんかうれしいね、がんばってほしい。

岡山駅に11:39着
迎えに来てくれた友達と久しぶりの再会
岡山の観光は車でないと不便なところが多いのでと
案内をかってでてくださったご主人の運転(とってもうれしかった)で
一度行ってみたかった高梁へ
ご主人、なんと岡山検定を受けるので勉強中だそうで
ガイドも兼ねてくださった。
いろいろうんちくがおもしろい。

日本で2番目に古い木造のキリスト教会堂
  

小堀遠州作の庭園のある頼久寺
  

明治に建てられた郷土資料館
武家屋敷

あさのあつこさんの小説の映画「バッテリー」のロケ地など
こじんまりとした地方の町という感じ

次に顔料「ベンガラ」で有名な吹屋へ
街道筋にはベンガラ格子の家々が軒を連ね
まだ夕方4時ごろだったのに、数少ないお店はみんな終了
唯一、開いていたお土産屋さんの留守番の男の子が元気だった。


感動したのが「吹屋小学校」
日本最古の現役小学校・・・素晴しい建物でした。
でも、今年の3月で廃校になったらしい。
これを見れたのは、偶然とはいえとてもラッキーでした。
  

続いて、映画「八つ墓村」の舞台になった旧広兼邸
銅山とベンガラで巨大な富を築いた庄屋
着いた時は夕方5時
もう、閉まっていて見学はできなかったけれど
外から見る屋敷はなるほど「八つ墓村」にぴったりと思わせる雰囲気
カラスがまた雰囲気を助長させて、まわりの山もますますその気にさせます。
金田一耕介が出てきそう
    


観光を堪能して、友達のお宅で夕飯までご馳走になり
ホテルまで送っていただくというおまけまで・・・

友達にもご主人にも感謝感謝の一日でした。

息子の言葉

2011-04-01 14:00:48 | 日々雑感

東北関東大震災が甚大な被害をもたらし
連日、TVはCMを廃しての報道一色
TVから目が離せないのに、見ているのがつらくて苦しくて
どんどん落ち込んで行く自分がいて
阪神大震災で家が全壊し、普通の生活に戻るのに
どれだけしんどい思いをしたかということを思い出し
気持ちがふさいでどうしようもありませんでした。

災害から3日目、東京の息子と話をした時のこと
私がつらいね~って言うと
その気持ちはよくわかるけど
そうやって、みんなが暗くなってしまったらあかん。
西のみんなが日本を元気にせな
自粛ばかりを言わないで、西で経済をまわすことを
もっと考えんと、日本が疲弊してしまう。
罪悪感や自粛ばかり思ってんと、いつものように
普通の生活をしたらいい。
と、逆になぐさめられました。

ここ1・2年、彼と話してると、私の方が救われることがよくあり
親子の関係も逆転したかなとつくずく思います。
頼もしくなりました。
ちょっとうれしい。

今日から4月
桜の花も日に日に咲き始め、いろいろな花も
目を楽しませてくれます。

気持ちを切り替えて、元気に前を向いて
出来る事をできるときに
ゆっくりがんばっていきたいですね。