2ヶ月ほど前に製作したバケット。修理依頼で本日預かり。
納品して一月も経たないうちにバケットの先端に取り付けてある金物の交換依頼を受ける。予想以上に摩耗が速い。コンクリの上を朝から夕方まで擦り付けてバケットは使用されているので、まぁ仕方がないか。
バケットの製作時の打ち合わせで、バケットの金額を下げる為に先端のツメはハガネではなく普通鉄板をという事になり、12mm厚の板を貼ったのだけどこれだけ摩耗が速くて毎月交換となると大変。対策として耐摩耗鋼板に張替える様にする。
バケットを持ち込んでもらう数日前、バケットの先端が曲がってしまったとの連絡。重量物に先端を引っかけた状態で持ち上げた?にしては、裏にあるサヤの先端部に亀裂が生じてある。ひょっとしたら、負荷が掛かって金属疲労を起こしたのかも。原因はサヤの先からバケットの先端までが長過ぎた?
先ずは先端部の曲がりを少しでも戻しておく。が、これがなかなか難しい。
何れにしても、サヤの先端にかけては補強しておく必要があるので当て板にする切板の手配をしておく。ここらを対策しておかないとツメの付け替えには着手出来なさそう。