2008年の秋に増築した作業場。切開けた壁から雨漏りする時があるという事で現場調査に。
雨漏りしている箇所は、もともと外壁だった壁を切開けた箇所で、増築部と間仕切りの為にシャッターを取り付けてあります。
建物の内側から見ると、シャッターボックス受けのフレームにうっすらと水の流れた跡。
全体的に等間隔で水の流れた(垂れた)跡があります。
シャッターの横のサッシ上のベニヤ板にも水の流れた跡。
増築部のスレート屋根に上がって、既存の外壁と屋根の付き合わせ部分を確認。
外壁にスレート屋根を突き当ててコーキング。その上に水切りを固定して、外壁と水切りの突き当て部分をコーキングしてあります。
目視で確認した範囲では、外壁のコーキングに縁が剥がれた様な後は無し。
突き当て部のコーキングの状態は、水切りを外さないと何とも言えません。増築した室内側から見上げる分には、特に異状は見当たらず。
ただ、少し気になるのは雨漏りしているシャッター~サッシ窓の直上にあるガラリ式のサッシ窓。
内側の壁には、この様なシミ状の汚れ。
直上の窓から何かしらの原因で雨水が浸みて、直下の開口の為に切断した壁の切コグチから流れ出た?
再び増築部の屋根に上がって、サッシ窓を外側から確認。
サッシの上部框のコーキングを見ると、経年劣化による亀裂は確認出来るものの、はたしてここから雨水が浸みるものなのか?
一度、実際に雨漏りしている状態を見て判断した方が良いかもしれません。
今日は視界が良いので、城山と後方の尺間山(尺間神社)がハッキリ見えます。