光と影のつづれ織り

写真で綴る雑記帳

京都・富山アート巡り#5 アートフェア art KYOTO

2020年06月01日 | アート 現代美術

二条城に到着、東大手門前です。

外国人観光客が半分ぐらいいました。 時刻は16時ちょうど。

 

 

アートフェア京都の会場は、下のガイドマップの台所と御清所(おきよどころ)、そして東南隅櫓です。

ところで二条城とアート、意外に合うんです!

2,017年に開催された「アジア回廊 現代美術展」でも二条城が使われ、とても良かったのです。

そのときの写真は、ほんの一部しかブログアップしていないので、このシリーズが終わったら紹介するつもりです。


このガイドマップは、ROHM社ホームページの彩時記から引用させていただきました。

 

 

台所の建物内です。(土足は脱いでの見学) 

おー、いきなり来ましたね。 

 

 

現代の若者を象徴した、現代アート風なフィギュアです。

なお、紹介する作品のキャプションはわかるものは掲載していますが、ほとんどは省略しています。

チラ見で面白そうな作品を撮っており、その作品について販売員に説明を求めることは、申し訳なくて

できませんでした。(買う資力に乏しいので・・・)

 

 

 

何処かで見た記憶があるのですが、作品名や作者名は思い出せません。

 

 

 

所々にミニ扇風機が置かれています。 この歴史的建造物に当然ながら空調は無く、会場内は暑くて大変でした。

 

 

 

この↓宮永愛子の作品は東京のアートギャラリーで見ていました。

ナフタリンで作られていて、いつかは蒸発して無くなってしまうとか。

はかなさはあるのですが、見て涼しくなる面白い作品です。

 

 

 

この作風の絵も、どこかで見ているのですが、作者名など思い出せません。

 

 

 

納戸のような小部屋とその上にも作品。

 

 

 

 

 

 

森田りえ子の日本画。 

 

 

 

佐伯俊男のイラスト。  ん?この作風、どこかで見たな・・・と思い調べると、私が若い頃

雑誌「平凡パンチ」でときどき掲載されていたようです。

エロスとサディスティックな描写が強烈なのですが、グロさはなく、平明で独特な世界。

残念ながら、作者は2019年11月に亡くなったとのこと。 私達に近い世代が、だんだんと鬼籍

に入っていく・・・

 

 

 

こちらの左側の作品、写真家で有名な荒木経惟(あらきのぶよし)のドローイング作品。

ドローイング作品は初めてみましたが、面白いですね。書も独特の字体を持っているし、

やはり、天才アラーキーだ。

 

 

この写真も以前、何かのメディアで見て、次にどこかの美術館で見て、いい写真だなと印象に残ったものです。

今回は額装のガラスの反射などで、良さがわかりづらいですが。

 

 

御清所の障子戸から向こうに見えるのは、二の丸御殿。

 

 

 

二の丸御殿の入母屋造りには菊の家紋、徳川家から天皇家に所有が変わったとき、葵の紋から付け替えられた。

 

 

 

御清所の縁側と庭越しに見える二の丸御殿。 右端に井戸が見えるので、手前の四角い箱は貯水槽かな?

御清所というのは配膳をする場所とのこと。

 

 

 

皆さん、汗をふきふき鑑賞。

 

 

 

 

 

ガラス製の茶室

 

 

その内部。 掛け軸が英語!  

そういえばトム・サックスのティーセレモニー展でも、英語をカタカナ表記した掛け軸があった。

 

 

外に出て、作品ではありませんが、土蔵(米蔵)です。

 

 

城内の広いところで、作品制作パフォーマンスが行われていた。

 

 

 

東南隅櫓の会場です。  両サイドの筒状のものは冷風を出す装置です。

 

幽霊が掛け軸から、浮かび上がったように見えます。

作者は三原穂谷(みはらすいこく)。 

 

 

骨董の置物が建物にマッチしてます。

 

 

おー観音菩薩立像も。 鎌倉時代のもの。

 

 

織田信長の現代アートふう肖像画

 

 

ふーという感じで見終えて、出口へ向かいます。 相変わらず日差しが強い。

なお2回目のアートフェア京都は今年の春、行われる予定でしたが、コロナで中止でした。

季節のいい時期の二条城でのアート展は、お勧めです。

 

 

東大手門をくぐります。  時刻は16時50分。

 

 

 

 

 

 

コンビニで水分補給し、御池通を戻っていく途中で。  17時17分

 

 

京都駅地下街の食堂で、夕食は珍しいものをと思い、鶏天婦羅カレーうどん(880円)を。

でも失敗だった。 若い頃だったらペロリだったでしょうが、辛さに汗を拭き拭き、苦行となった。  時刻は17時40分

 

 

 

コンビニで酒・肴を買い、ホテルの宿泊階でエレベータを降りると京都駅構内が正面に。   20時19分

 

 

翌朝、同じところから撮ったもの。 朝8時41分発の特急で次の目的地、富山県立美術館に向かいます。  7時40分


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