見るだけで運気アップパワースポット巡り

科学オタクです。
今は、原付で旅したパワースポットをめぐりを書いてます

原付旅 病を治す薬の道と御神水の巻

2024-04-24 01:13:00 | 旅行

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古都奈良編


病を治す薬の道と御神水の巻

さて、前回は大神神社(おおみわじんじゃ)の御祭神である大物主(おおものぬし)ってどんな神様?って話でした。大国主命(おおくにぬしのみこと)バリに女好きなエッチなエピソードや少彦名(すくなひこな)バリにお酒作りの神様だったり、ハイブリッドぶりは、その名の通り大物ですね!


病を治す薬の道と御神水の巻


さてさて、大神神社の拝殿を後にして徒歩で境内の中を北に進み、祈祷殿へ、「撫で兎」を撫でた後、奥の道に「久すり道」という看板が!の薬木や薬草が植えられているそうです。薬関係の様々な人達が奉納したとか。




さらに進むと緑の木々の奥に一際美しい朱色の鳥居と池にかけられた橋!その向こうにある、これまた美しい社殿!市杵島姫神社(いちきしまひめじんじゃ)です。九州にある宗像三女神のお一人である市杵島姫命、別名、狭依毘売命(さよりひめのみこと)をお祀りされています。弁財天こと芸能の神様である弁天様とも同一視されている神様です。彼女の話はまた別の機会に!



さらにその奥!狭井(さい)神社は、正式には狭井坐大神荒魂(さいにいますおおみわのあらみたま)神社!垂仁天皇の御代に創建された天変地異クラスの疫病を払ったとか!境内の奥に御神水が湧き出す井戸!万病に効果があると言われる薬井戸が!境内の外に水を汲む特設ブースがあります。皆さんペットボトルに汲んで行きます。無病息災、延命長寿、疫病退散!

私も水筒に満タン!「家に持って帰ろーと!イエーい!」でも残念この後の結構長い道を歩くのでその間に全て飲み干してしまうのでした。笑

次回 三輪山登山!聖地!禁足地!みんなの願いと掟の巻


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原付旅 大物主ってどんな神様?の巻

2024-04-12 12:11:00 | 旅行

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大物主ってどんな神様?の巻

さて、前回は大きな鳥居がすごい迫力の三輪山を御神体とした大神神社!酒屋のシンボルである杉玉の発祥の地。自然崇拝の原点!本殿が無く拝殿から直接御神体である三輪山を拝む形の境内!ここ大神神社もまた、日本最古の神社ってことですね!

大物主ってどんな神様?の巻


さてさて、今回はこの三輪山の大神神社に祀られている主祭神、大物主についての記事です。

古事記、日本書紀によると、大物主大神(おおものぬしのおおかみ)が出雲の大国主神(おおくにぬしのかみ)の前に現れ、大物主大神は大国主神の「幸魂(さきみたま)・奇魂(くしみたま)」であると名乗らり、国造りを成就させる為に「吾をば倭の青垣、東の山の上にいつきまつれ」と三輪山に祀られることを望んだとあります。

つまり、出雲大社の大国主命と大神神社の大物主は同じ魂を持つ分身、同じ志を持つ親友、大国主命の長男事代主(ことしろぬし)であるとか、はたまた一説には、国譲りの後、大国主命が名前を変えて三輪山に引っ越したとか!

後に大物主の娘、媛蹈鞴五十鈴媛(ヒメタタライスズヒメ)は、初代天皇の妻となるそうです。つまり初代皇后ですね!




大物主神の神名の「大」は「偉大な」、「物」は「鬼、魔物、精霊」と解し、名義は「偉大な、精霊の主」と考えられるそうです。

同一視される大国主命や息子の事代主、国造りに尽力することや、大国主命と共に国造りに尽力し薬や酒作りの神様である少彦名(すくなひこな)の去った後に現れ、現在も酒の神様である事、ここでは書けないちょっとHな恋愛ストーリーなどからして、大物主のご利益は農業、工業、商業すべての産業開発、五穀豊穣、交通安全、航海安全などの厄除け、恋愛成就、安産祈願、夫婦円満、家内安全などの縁結び、国造り、酒造りなどの大願成就など、人々の暮らしの安定と幸福にまつわるあらゆることがらを網羅し、実に幅広い正に大物!



大物主の祀られている神社は大神神社の他にも全国各地の金毘羅さんや大物主神社や花園神社があります。

金毘羅宮のお話は、四国編で出てきます。お楽しみに!

そして、大神神社の摂社や末社を巡ります。

次回 病を治す薬の道と御神水の巻


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原付旅 お酒と杉玉と大神神社と三輪山との巻

2024-04-03 18:13:00 | 旅行

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古都奈良編


お酒と杉玉と大神神社と三輪山との巻


さて、前回は山辺の道で読まれたとされる恋の歌!万葉集の中の和歌の一つ地名の「布留(フル)」と魂を引き寄せる呪術!袖振るの「フル」をかけた言葉遊びが、すでに奈良時代に存在したってお話でした。言葉の力ってすごいですよね!


お酒と杉玉と大神神社と三輪山との巻


さて、布留の地の石上神宮(いそのかみじんぐう)を南へ三輪山の麓「大神神社(おおみわじんじゃ)へやって参りました。日本最古の道の「山辺の道(やまのべのみち)」の起点!海柘榴市(つばいち)から少し北に位置します。海柘榴市から東に行くと、全国の長谷川さんの苗字の由来となった「長谷寺」があります。そのお話はまた別の機会に!



今回は「みわそうめん」でも有名な三輪山を御神体とする「大神神社」です!主祭神は大物主命(おおものぬしのみこと)!七福神の大黒様こと大国主命(おおくにぬしのみこと)の分身とも同一人物だとも色々な表現をされる神様です♪




万葉集で「うま酒」と言う枕詞で三輪山を表しているそうです。

大神神社の御神体は三輪山自体で本殿は無く三輪山に向かう拝殿のみがあります。三輪山ではスギの木が多く茂り、スギに神が宿り酒をうまくすると信じられ新酒を出す目印として酒屋の軒先に杉玉をつるすようになったそうです。今でも三輪山から全国に杉玉が送られているそうです♪

日本書紀に第10代崇神天皇がこの三輪山に大物主を祀ったところ、酒造りに奉仕したものが「この酒は私が作ったものではありません!大物主が醸したにでございます。」と歌い宴を模様したとあります。依頼、三輪山の神は、酒の神となり、三輪山の神杉の玉()が酒屋のシンボルになったそうです。

杉玉の発祥の地はこの三輪山だったんですね!

次回 大物主ってどんな神様?の巻


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原付旅 恋の呪文は布留で袖振る、振袖の乙女の巻

2024-03-27 03:09:00 | 旅行

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恋の呪文は布留で袖振る、振袖の乙女の巻


さて、前回は日本最古の道のひとつ「山辺の道」はシルクロードのゴール直前の道で、遣隋使にとってはスタートの道であったって話でした。


恋の呪文は布留で袖振る、振袖の乙女の巻


さてさて、同じく日本最古の神社の一つ石上神宮(いそのかみじんぐう)のある奈良県天理市布留(フル)!この地名と袖振るの「フル」をかけた恋の呪文?和歌!いわゆるラブレター的な歌が万葉集に残っています。

額田王(ぬかたのおおきみ)に対して

「あかねさす紫野行き標野(しめの)行き、野守は見ずや君が袖降る」と兄が読んでいます。

それに対して弟が「紫草のにほへる妹を憎くあらば、人妻ゆえに、われ恋ひめやか」


元来、「袖を振る」とは呪術的意味合いがあって魂を引き寄せる効果があったとか!つまり「意中の男性のハートを射止める」的な!

以前の記事でも書いた、女性が一人でバーでシャンパンを飲むのは、「今夜の相手はいないかしら?」っていう意味があるのと同じで、それを知る者同士ででは、とても大胆な行為だったみたいですね!

この事で兄と弟が争いになり世に言う「壬申の乱」のキッカケとなったとか?ならなかったとか!その兄弟とは天智天皇と天武天皇その人だそうです。


今でも着物で独身女性は「振袖」既婚女性は「留袖」って事みたいですね!

世の男性諸君は、本能的に揺れるものに目を奪われるそうです♪しっとりと揺れる美しい黒髪!少し重めの滑らかな生地のスカートやロングコート!耳元でキラキラ踊るイヤリング!そしてタワワな胸元!どれか一つでも備わっていれば、意中の男性の魂を引き寄せられると思いますよ!まさに呪術的要素!本能に訴えかける心理術式!世の女性陣!お試しあれ!

地名の「布留(フル)」と魂を引き寄せる呪術!袖振るの「フル」をかけた韻を踏む!ダジャレ?親父ギャグ的な言葉遊びがすでに奈良時代に存在したって!これって言霊ですよね!


次回 お酒と杉玉と大神神社と三輪山との巻


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原付旅 日の本の最古の道!山辺の道の巻

2024-03-19 19:50:00 | 旅行

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日の本の最古の道!山辺の道の巻

さて、前回まで数回にわたって日本最古の神社の一つ「石上神宮(いそのかみじんぐう)と主祭神フツヌシノオオカミと古事記や日本書紀の中で登場するリアル伝説の武器!布都御魂の剣と天乃羽々斬の剣などを書いてきました。国宝「七支刀」についてはまたの機会に!今回はこの石上神宮の境内を通り抜けている日本最古の道についてのお話です。

日の本の最古の道!山辺の道の巻


さてさて、今回はこの山辺の道(やまのべのみち)についてのお話です。なんと言っても記録に残っている最古の道の一つ!どこから始まってどこに辿り着いているんでしょう?



まずはゴールから!あれ?なんか矛盾してますよね。ゴールからって!まるで昔のWindowsみたい!終了する時はスタートボタンって!笑。それはさておき、ゴールは春日大社!さらに言うと大和の中心にして大仏殿のある東大寺のさらににたにある正倉院です!と言ってもいいんじゃないですかね!正倉院とは小学校の歴史でも習った校倉造り(あぜくらづくり)の宝物庫です!シルクロードの終着点ですね。遣唐使や遣隋使、異国からの使者や贈り物がこの道を通ったかもしれません。ゴールって書きましたがある意味では遣唐使たちにとってスタート地点でもありますね。


その昔、山辺の道は、奈良盆地が沼や湿地帯でこの春日断層の縁に沿ってぬかるみに足を取られない場所に道ができたのだそうです。瀬戸内海を抜けて堺の港から大和川の水運で奈良盆地の東の縁に位置する海石榴(つばいち)に到着!こここそ山辺の道の起点となるところです。不思議ですよね。山奥の奈良盆地の地名に「海」ってついています。

三輪山から石上神宮を経て春日大社!本来ここが終着点だと思われますが、春日大社の中に東大寺に続く道!その向こうにある正倉院!もはや日本最古の道にしてシルク・ド・ソレイユじゃなくてシルクロードのゴールと言ってもいいんじゃないでしょうか!厳密には違うって言われそうですが!個人的にはそうしておきます!


やがて、人々が行き交うこととなり大地が踏み固められ「道」となり、人が人と出会い恋が生まれたそうです。万葉集の中にもこの道での恋の歌がたくさんあるそうです♪

次回 恋の呪文は布留で袖振る、振袖の乙女の巻


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