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神戸と大阪

2005-05-03 02:14:02 | Sports:football
 J1.

 対戦結果は3-1でG大阪。正直なところ6-0くらいでもおかしくないくらい大阪が優勢だった。

 攻撃は,大阪は大黒もしくはその下の二人のどちらかに一旦ボールを当てて,そこからサイドにはたき,サイドから崩す形が出来ていた。攻め込まれたときは,裏に抜ける大黒を狙ってロングパスでシンプルに。時間がかかったときは両外国人と遠藤,二川で崩す。
 対して神戸は中央から攻めるのか,サイドから行くのか,それさえも徹底されていなかった。正直戦術無しで攻撃しているようだった。更に,速攻のチャンスでは三浦淳が球を止めて大阪に戻られ(大阪の戻りがはやかったのもある),それに加えて時間が経てば後ろからの上がりもなくなった。中盤が間延びしてFWが孤立。中盤も孤立。どうしようもない状態だった。大体中盤より後ろから,何人が追い越すように走っただろうか?

 大阪は神戸が相手だったから良かったが,守備は良いとは言えるものではなかった。ただ,それ以上に神戸の守備が悪かった。どうしようもないレベルだ。1点目はホージェルが怠慢なプレーで大黒に抜かれ,あとは止めることさえできない状態。その後はもうザル。パワーでも速さでも組織でも負け。そして最後には完全に足が止まった上に,マーク確認さえおろそかになって,大黒に決定的な3点目。ゴール前に3人DFがいて誰一人大黒を見ていなかったという失態。J2でも通用しないんじゃないのか?
 一つだけ良かったのはキーパー。出番が多かったこと自体ダメなのかもしれないが,3点は防いだだろう。こういうチームにいると鍛えられる。

 そして最後の切り札エムボマは明らかにウェイトオーバー。もっと絞れよ。動きが緩慢だし運動量も少なすぎ。途中出場の選手がそれじゃ,周りはやってられない。

 というわけで神戸を今年の降格候補No.1にさせてもらいます。G大阪はできたら優勝争い絡んで欲しいけどね。


 あとMBS。深夜でも放送してくれたことはすばらしい。ただ,試合をカットするな。流れがわからん。ハーフタイムはともかく。