オール・アメリカンチーム誕生!USF1が2010年に参戦。

2009-02-25 22:59:06 | Formula One
本日、噂のUSF1チームが2010年からのF1参戦を明らかにしました。
チームのスポーティングディレクターを務めるピーター・ウィンザーが、アメリカ東部時間12時に「Speed TV」を通じてUAF1チームの公式記者会見を行いました。同番組の司会を務めたボブ・バーシャは「F1にとって意味深い日」と称し、ノースカロライナで生まれたマシンが世界を目指すとコメントしました。

ウィンザーはチーム代表のケン・アンダーソンと共にプレスカンファレンスに出席し、すでに小企業がスポンサーに就いていることを明らかにし、更なるスポンサーの獲得を続けているそうです。
チームの拠点はノースカロライナ州シャーロットに置き、マシンのデザインや組み立てを行うそうで、レース開催地に近いヨーロッパに拠点を置くチームと比較してそれほど損はないと考えているようです。「F1の多くの技術はアメリカが始めたことだ。来年付けでヨーロッパ大陸でのレースは半分以下になるので、そこにいる理由にはならないということである。アメリカでビジネスをするコストはヨーロッパよりもかなり安いし、ここには優れた人々も多い」とのことです。

USF1チームはオール・アメリカンを目指しているようで、当然ドライバーもアメリカ人で揃えるようです。
その候補にはインディカーのマルコ・アンドレッティやダニカ・パトリックの名前が挙がっている。他にもスコット・スピード、カイル・ブッシュ、チャーリー・キンボール、ジョナサン・サマートンの名前が出ています。
今後も増えそうですね~
ピーター・ウィンザーのコメントです。「才能あるアメリカ人ドライバーに頼るということではない。才能あるアメリカ人ドライバーを育て、F1にステップアップさせることが目標だ。
セバスチャン・ブエミやエイドリアン・スーティルといったドライバーたちと肩を並べるレベルの若手アメリカ人ドライバーは何人か存在する。もし我々が彼らを適切なレベルまでステップアップさせられれば、次のレベル、そしてさらに次のレベルへと彼らをつれていくことができるはずだ。これまではそういった取り組みがなされてこなかった。そのための教育制度もなく、アメリカ人ドライバーをF1につれていくはっきりとした道筋がつけられていなかったのだ。
我々がやろうとしており、やりたいと考えているのは、アメリカ人ドライバーたちの新たな人材を育て、サポートすることだ。第二のルイス・ハミルトンが登場するだろう。そして彼はアメリカ人なのだ」とのことです。

とりあえず今後が楽しみです。ドライバーはもちろんですが、エンジンはどうするのか?など、興味深いです。

元ホンダF1はどうなるのだろう…