八十八ヶ所巡礼を目指して、の第10回です。
今回は、昭島市の富士見湯さんへ行ってきました。
青梅線中神駅より紹介します。
まず、改札を出たら北口へ向かいます。
案内板から察すると、どうやらここは工業団地のようです。
駅を出るとロータリー。ちょっと寂しい感じ。
まず進行方向を立川方面に向けて右手の線路沿いを、約300m進みます。
すると踏切があるので、そこを左折します。
踏切って、名前があるのですね。余り気にした事なかったです。
そこから約200m進むと、右手に富士見湯さんの駐車場看板が見えてきます。
他のお店との共同駐車スペースなので、正確な台数は分かりませんが、
約8台程度は駐車可能のようです。
無断駐車は2万円申し受けますので、ご注意下さい。
お店は駐車場の隣にあります。
駅を出て線路沿いに進み1回曲がるだけなので、迷いなく到着出来ると思います。
東中神駅からも同じ位の距離です。大体ですが双方の駅の真ん中ぐらいに位置します。
こちらは、コミカ風呂となっています。
場所柄土地も豊富にあり、店構えからして中も広そうです。
お店隣には、ランドリーが併設しています。
ご利用される皆様、お願いを守って下さい。
車の駐車場に加え、入口横には屋根付き駐輪場約8台が完備。
雨の日でも、自転車やバイクを置いて横からスルッと入れる。
なかなかこの様な作りは、有りそうで無いのです。便利です。
最近よく見掛けるオレンジ色の半透明下駄箱に靴を入れてお店の中へ。
想像していた通り、広々としたフロントスタイルです。ソファーにTVあり。
では、脱衣所へ。
フローリングでこちらも広々。
マッサージ機に長椅子。体重計はアナログになります。
奥には、扉で区切られた分煙型喫煙室。
壁には、ラドン温泉の説明書き。
この寒い時期、扇風機が廻っていました。
冬場は完全にコンセントを抜いてしましっている店も多いのですが、
常時廻っていると助かります。火照った湯上がりには必須ですから。
専用ロッカー貸出6ヶ月で1,500円もあります。
それでは、浴室へ。
扉を開けると水族館を思わせるタイルの壁画が目に飛び込んできます。
海底岩と水草にコンブ、熱帯魚が泳いでいます。なかなかユニークです。
こちらの銭湯、施設が充実しています。
入り口より右手に寝風呂の2人仕様。お湯は熱めです。
その隣にはラドン浴室。で、立ちシャワーが1基。
黒い押しボタンがあって、押してみると全12箇所からジェット噴射されます。
表の看板にあった“ボディシャワー”でしょうか。
正面タイル画の下にあるメインの浴槽はきれいに分かれています。
左が“低温”37℃。
ショルダーマッサージ。肩に当ててみるとチョット弱い感じ。
それとエレキマッサージ(電気風呂)。電圧は強力です。
真ん中が“中温”40℃。
左右に比べ倍の広さがあります。
ここはバイブラとジャグジーです。足を伸ばしてゆったりとリラックス出来る適温です。
右が“高温”43℃。
さすがに長い時間は浸かれません。太股が赤くなる感じ。
正面左の奥にはサウナ室。隣に立ちシャワーが1基。
そして水風呂は、結構広めな造りです。
寒い時期なので、手を入れただけでスルーしました。
おっと忘れてならない桶チェック。ケロリンです。
昔ながらの、コの字型緑椅子が積み上げられています。
ドーナツ型丸椅子があるので、利用率は今一つ。
昔ながらの緑椅子は貴重な存在ですので、撤去しないでこのまま残して欲しい所です。
お楽しみは、やっぱり露天風呂です。屋根無しスタイルで開放感あります。
岩造りで、ゆったりと入るなら定員2名程度。
竹の目隠しに灯篭の演出には、落ち着きます。
皆さん浴室から露天を確認され、誰もいないと交代で入っていく感じです。
貸し切りサイズなので、暗黙のルールがいつのまにか浸透しているようです。
そういえば入口に薬湯の看板が出ていました。本日は備長炭です。布袋が沈んでいます。
だだ、何故だか岩風呂の上の方にスピーカが付いていて、
有線と思われる演歌が流れています。結構な大音量です。
個人的に、お湯のせせらぐ音を堪能しながら静かに浸かるのが好きなのですが。
どちらかといえば、歌の無いクラシックの方がいいのかと。
歌が入ると無意識に言葉を聴いてしまうので。店主様、ご一考を。
昭島市の銭湯は3軒あるのですが、線路を隔てた向こう側に2軒あり、
こちら側のエリアは、富士見湯さんの独占状態です。
多様な機能風呂があり、楽しくてお得感一杯な銭湯です。
ここは穴場的な存在なようで、お客さんも入れ替わり立ち代わりの盛況状態でした。
特に駐車場は早い時間でも一杯なので、車で来られる方は注意が必要です。
また、フラッと立ち寄ってみようかと思います。
では、第10回レポートを終わります。