東京コンサルティンググループ・トルコブログ

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トルコの社会保険について

2013年07月08日 | トルコの投資環境・経済
こんにちは、トルコ駐在員の田中隆道です。
 
トルコの医療技術は近年発展してきており、他国から近視矯正のレーザー治療などを受けに来る方も多いようです。しかし、一部の病院を除き英語でやり取り出来る医師がほとんどいないため,受診の際はトルコ語の通訳者が必要になるケースが多いようです。また、医療費は欧米並みに高額で、日本と比較すると下記の様になります。



参照:価格.com

そして、以前は合法的に雇用されていない方や、学生、旅行者など諸々な理由でトルコに1年以上継続的に滞在している日本人に対し、トルコでの医療保険加入の義務はありませんでした。しかし、2012年1月から「社会保険及び一般健康保険法5510号(UHI)」の法律が施行され、ある一定の条件の人を除き、トルコでの滞在が1年を超える全ての外国人は,一般健康保険に加入することが義務付けられました。そして、それらの外国人は加入申請書を社会保険事務所へ、滞在期間が1年を超えた時点から1ヶ月以内に提出する必要があります。

*以下の条件にどれか1つでも該当する方には,加入の必要はありません。
・ トルコの一般健康保険と同等の保障がある外国保険制度に加入している方
・ トルコ政府に既に申請された企業の従業員や,民間経営者として,既にトルコの強制保険の対象となっている方
・ 配偶者や親,子供を通じて,既にトルコの一般健康保険の保障対象となっている方

もし本来加入するべきであった期間に申請が遅れ、あとから保険に加入した場合、ペナルティとして遅れた期間分の保険料に利子を加えた金額を追加納入する必要があります。そして、日本の医療保険に加入している方は、申請期間内にそれを証明する書類を公認トルコ語翻訳し公証役場で認証した後、原本と滞在許可証を最寄りの社会保険機関に提出しなければなりません。

また、2013年5月29日より外国人申請を学生として登録された日から3カ月以内に行った場合、学生として登録されている間、総合健康保険への加入が認められました。ただし、申請が3カ月を超えた場合対象外となるようです。

海外での生活において、病院での診療や通院は少しネックになる部分があるかと思います。しかし、何かあった際に病院に行けないことは海外生活において危険な状態に陥る場合もあります。また、各国によりこのように法律が違うため、労働者やトルコに1年以上滞在される方だけでなく、海外に出られる際は今一度ご自身の加入している保険を確認する必要があるかと思います。
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