シンガポール進出支援ブログ/東京コンサルティンググループ

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TCG・シンガポール駐在員より最新情報を提供し、シンガポール進出支援をサポートします。

所得控除、扶養控除

2016年04月29日 | シンガポールの労務

 皆さん、こんにちは。シンガポール駐在員の岩城です。

 

個人所得税の業務を行っていると、しばしば所得控除や扶養控除についての質問を受けることがあります。シンガポールにおいてもこれら控除は採用されており、私たちも享受することが可能です。

 

まず、所得控除についてですが、これは一律S$1,000が認められています。扶養控除について、まず配偶者控除はS$2,000まで認められますが、配偶者に所得がない場合となります。一定の所得を配偶者が持つ場合には、これは認められません。

 

子女控除については、16歳以下の子供1人につき、S$4,000まで認められます。人数は問いません。2015年度においては、SG50を記念して特別控除がありましたが、2016年度からは残念ながら通常通りとなっています。

 

その他細かい控除の制度がありますので、都度tax agentやIRASに確認することが望ましいでしょう。Tax on Taxを行っている会社においても、少しでも費用負担を軽減するため、確認することをお勧めいたします。

 

 

【問い合わせ先】

Tokyo Consulting Firm Co. Pte. Ltd.,

岩城 徳朗(iwaki noriaki)

iwaki.noriaki@tokyoconsultinggroup.com

+65-8363-9858

 


 


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シンガポールQ&A 住居のAnnual Valueについて

2016年04月18日 | シンガポールの税務

皆さんこんにちは。東京コンサルティングファーム・シンガポールの岩城です。

<Q>
個人所得税のBenefit in Kindの算定の際、社宅の評価額の算定方法が家賃以外からもできると聞きました。どういう方法があるのでしょうか。

<A>
個人所得税の季節ですね。シンガポールにおいては、給与所得のほか、会社が負担している社宅についても課税所得に含まれるため、実際の給与所得以上に課税所得が大きくなります。上記の質問はそれにかかるところでしょう。

住居の評価額(Annual Value:AV)の算定方法には下記の方法が一般的です。
1. 月の家賃×12箇月
2. IRAS発行のAV価格

ほとんどの場合で、2.のほうが少額となり、課税所得が減ります。IRAS発行のAVの取得については、下記のサイトから住所を入力することで、S$2.5で取得が可能です。

https://mytax.iras.gov.sg/ESVWEB/default.aspx?target=PTEVLListIntro

<筆者コメント>
1.と2.ではかなりの金額差があります。家賃のMarket Valueは頭打ちしたものの、以前経済実態に即していない価格と筆者は感じています。IRASがAVを発表している理由はそういった市場の事情を考慮し、納税者に対する配慮でもあると考えられます。


 


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所得税の申告期限

2016年04月15日 | シンガポールの労務

 皆さん、こんにちは。シンガポール駐在員の岩城です。

 

シンガポールの所得税申告のシーズンでした。

会社が行っているケースも多く、駐在員の方たちがこの期限を理解しているケースは意外と多くありません。

 

まず、シンガポールにおいて個人所得税の申告は①紙による申告方法②電子申告、この二つの方法があり、期限も異なります。

 

①による方法の場合、毎年4月15日が申告期限となり、②による方法の場合には、4月17日(土日の場合には翌営業日)が申告期限となります。

 

申告代行業務をやっていますと、正直②による方法のほうが非常に簡単ですが、たまに①による方法を依頼される会社もあります。

 

駐在員の方の多くがNORスキームを利用していると思います。ただし、現地法人に限られますので、注意が必要です。このスキームを利用する際には、電子申告の場合にも付属書類としてIR8A、Appendix A等を提出しなければなりません。

 

計算過程において必要となる情報はいずれの場合も変わりませんが、提出する書類が若干変わるため、希望する申告方法に応じて正しく行う必要があります。

 

【問い合わせ先】

Tokyo Consulting Firm Co. Pte. Ltd.,

岩城 徳朗(iwaki noriaki)

iwaki.noriaki@tokyoconsultinggroup.com

+65-8363-9858

 


 


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季節外れのヘイズ

2016年04月04日 | シンガポールの投資環境・経済

皆さんこんにちは。東京コンサルティングファーム・シンガポールの岩城です。
今週は、Q&A形式ではありませんので、ご了承ください。

この記事を書いているのは2016年4月3日です。

シンガポールは、基本的に天災のない国です。地震はないですし、台風も発生域より南に位置しているため、その被害はありません。
ただ、そんな中でもヘイズという大気汚染がシンガポールにはあります。周辺国の野焼きの煙がシンガポールに流れるのですが、多くの有害物質がこれには含まれています。

この1週間、季節外れのヘイズがシンガポールで発生しております。一番ひどいシーズンの9、10月に比べれば大きな影響はないと思われがちですが、先日もヘイズ指数が100近くまで上昇していました。

人により症状は異なりますが、影響が酷い人は勤務が困難になるリスクがありますので、マスクなどをして、十分に注意する必要があります。特に、ご家族連れで赴任されている方は、お子様に対するケアを見直す必要があります。

季節外れのヘイズについては、あまり報道機関でも周知されていない情報となりますので、念のため、お知らせいたします。

以上


 


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