シンガポール進出支援ブログ/東京コンサルティンググループ

毎週金曜日更新
TCG・シンガポール駐在員より最新情報を提供し、シンガポール進出支援をサポートします。

ナショナルデー

2012年07月30日 | シンガポールの投資環境・経済
こんにちは、シンガポール駐在員の和久井です。

シンガポールでは、住宅のベランダ、道路、売店など至る所で国旗が掲げられています。これは8月9日シンガポールが1965年にマレーシアより独立して以来、毎年このナショナルデーを祝賀するイベントとして、1ヶ月前の7月上旬から各世帯ごとに旗を吊るし、国全体でお祝いをします。マリーナーベイで開かれる国内最大イベントとしてNational Day Paradeへの準備は毎年盛んだそうです。ちょうど知り合いがそのリハーサルに先週入ったそうですが、壮大で花火も上がるということで、シンガポールの独立記念日を現地で初めて見学できるので楽しみにしています。但し、祝日ということもあり、多くの人が旅行に出かけるということも多いそうです。

シンガポールは多様民族・宗教が混在しているため、8月18日ハリラヤ・プラサといいイスラム教の断食が終わる日として祝日となります。1ヶ月間日中朝7時から夜7時まで、一切食事を取らないということもあり、イスラム教の方はこの期間共にランチをしません。その為マレー系のホーカー(食堂)はこの期間営業を行わないところも多くあります。

さらに国際化が進む中にあって、他国の産業や習慣の取り込みを国が奨励する傍ら、国の文化や歴史、様々な価値観を公平に保護し、既に多民族国家でありながら、共存を可能にする政府の政策がまたシンガポールの特徴かと思います。

以上

シンガポールの生活費について

2012年07月26日 | シンガポールの投資環境・経済
こんにちは、シンガポール駐在員の和久井です。

シンガポールでの生活費は近隣アジア諸国と比較すると高いという印象をもたれる方は多いかと思います。いわゆる必要最低限の食費、服、交通費、教育費、光熱費などは実際のところ収入にもよりますが、極端に高いとは言い切れません。電車、バスの充実度は優れており、発達しているだけでなく、市内の移動に往復で$4(250円程)程度と東京よりも半額程度です。20~30分の電車通勤でも片道100円掛かるか掛からないという範囲です。

食事も贅沢をしなければ、どこにでもある一般の食堂は1食$5程でランチが食べられます。マクドナルドワンセット$7よりも現地の食事は低価格です。シンガポールでは共働きが多いため、早朝から食事を外食で済ませる家庭がとても多く、家庭料理が多い日本文化と比べて、朝昼晩外食というシンガポールスタイルは、食費の負担も大きいかと思いきや、外食の方が自炊するよりも安く済むから料理を余りしないという人も少なくありません。但し、日本食や洋食、レストランでの食事となえば一人あたり$20~40と値段が極端に上がります。

一方、乗用車、住居、私立の学費などは非常に高く、乗用車も日本で保有するよりも2~3倍の経費が掛かります。また住宅に関してもマンション(コンドミニアム)であれば、中心街であればOrchard、Bukit Timah、Tanglin、River Valleyなどでの家賃は月$7,000から$15,000まで価値が上がります。郊外であれば$3,300~$5,000となりますが、これはシンガポール平均収入の1か月分以上相当となり、会社からの手当て、もしくは高所得でなければ住めません。

つまり少し贅沢をするとなると、シンガポールの生活日本よりもはるかに高くなる場合がありますが、贅沢を求めなければ、生活には不自由しない国であります。

以上

雇用に掛かる費用

2012年07月17日 | シンガポールの労務
こんにちは、シンガポール駐在員の和久井です。

シンガポールにおける企業側負担について
現地従業員の雇用の場合、CPF(中央積立金)の支払が発生します。
金額は支給額によりますが、賃金に対しての負担率は
永住権取得からの年数から
1年目:事業主:4%、従業員:5%
2年目:事業主:9%、従業員:15%
3年目以降:事業主:16%、従業員:20%
※永住権のない外国人は対象外となります。

また就業中の事故や怪我が発生する場合の保険に会社側で加入することとなりますが、事業内や雇用人数により金額が異なります。目安として、年間100Sドル~となります。

技能開発課徴金 (SDL)
月額報酬がSDLの給与上限以下の場合支払うことになります。
2008年10月1日以降、SDL法の改正により、雇用主は従業員全員について、月給総額の4,500ドル以下の部分の0.25%、または最低額2ドルのいずれか高い額をSDLとして拠出、CPFと一括して徴収されることとなりました。

また現地人ではなく外国人を雇用する場合はCPF納付は該当しない一方
外国人雇用税が発生し、Work PermitやS Passの外国人を雇用する場合、従業員の総数の割合、また被雇用者の熟練度(経歴や経験値)によりその税額が定められます。建設業の労働者の技術や経験により違いますが、範囲は月額200Sドル~400Sドル(7月より50Sドル値上げ)となります。詳細や税額の更新を確認する場合は、Ministry of Manpower(人事省)でも確認いただくこともできます。

全体的なイメージとして、近年シンガポールは外国人労働者が増加しすぎに対し、国民の不満が出てきているため、政府は外国人労働者を制限する取り組みとして雇用税を上げたり、就労ビザの発行を制限するなど、外資企業にとっては以前よりも増して負担が掛かる傾向性がでてきております。

以上

住宅事情 その2

2012年07月09日 | シンガポールの投資環境・経済
こんにちは、シンガポール駐在員の和久井です。

前回のシンガポール住宅事情、特に国民の殆どが住んでいるHDBについて紹介させていただきましたが、今回はシンガポールの富裕層の方や駐在員、外国人などに人気のあるコンドについて紹介します。

コンドはコンドミニアムの略で、日本でいわゆる高級マンションのような物件のことを言います。こちらはHDBと違い外国人が購入することも可能であり、また殆どがジム、テニスコート、レジャー施設やセキュリティーが装備されている物件となり、ホテルのようなリゾート物件と想像して頂ければと思います。プールが付いているのはごく普通ですので、年中夏のような気候であるシンガポールでは、一年中プールで運動をすることも可能です。

家賃の相場は2LDKも1,500~2,500SGD、3ルームとなると8,000SGD行く場合もあります。やはりシティーエリアに近いと値段は高くなりますが、郊外にあっても、シンガポールに住むのに欠かせない、バス停や駅近くは便利な故値段もシティーエリアと変わらないこともあります。

ただ駐在員で来られる方、特に家族もちである場合は、学校への送迎バスが通れる場所であったり、日本食が手に入るスーパーやレストラン(シンガポールはシティー近辺であれば手に入りやすいです)が家の近辺にあることを優先されるご家族も少なくありません。

ただし、毎月の家賃が高すぎて住めないという方であれば、ルームシェアを探している広告や、コモンルームとして部屋を賃貸しているオーナーも募集をすることもよくあるため、希望される方は先ずはネットで検索されてはいかがでしょうか。

以上

住宅事情

2012年07月02日 | シンガポールの投資環境・経済
こんにちは、シンガポール駐在員の和久井です。

シンガポールは4、5月と比べて比較的雨が少なくなってきたところですが、久しぶりにゲリラ豪雨が降りました。シンガポールは四季はなく、気温は26~32℃が通常の気温です。扇風機をつければ比較的過ごし易いですが、どの施設、建物にもクーラーは必ず掛かっているので安心です。今はドリアンが美味しい時期であるらしく、私も始めてシンガポールでドリアンを食べました。人により好き嫌いがはっきり分かれますが、現地の方に勧められたもので試食するといいと思います。
※乗り物には持ち込み禁止です。

今回のトピックは、外国駐在員にとって気になるシンガポール生活・住宅事情についてです。シンガポールの物件は大きく分けて、HDB、Condo、Apartment、houseと種類に分かれます。シンガポールの8割の国民がこのHDBに住んでおり、いわゆる国民のための公団住宅で政府により立てられた物件となり、シンガポールのいたるところに見受けられます。HDBが集中しているところですと、通常近所もしくはHDBの1階にFood Courtが並び、中華系料理でも様々な料理を比較的リーズナブルな値段で食事ができるので、シンガポールの家庭では共働きも一般であるため、自炊をするよりも、外食もしくは持ち帰り(Da Pao)をよく見受けます。

話は戻りますが、HDBは外国人が購入することは出来ませんが、賃貸契約するのは許されており、また学生や駐在員で家賃を抑えたい場合は一部屋を借りてシンガポーリアンオーナーと生活するか、もしくは友達同士で部屋を借り、シェアすることもよくあります。共同スペースは共有となるCommon Room一部屋ですと家賃相場がS$700~1,000です。殆どが家具付きの部屋を提供しており、インターネット、光熱費、エアコン付きと書いてあれば家賃にすべて含まれているということになります。

HDBのオーナーは若い方も中にはおり、若くしてどの様に購入できるかというと、シンガポールはCPFという中央積立金制度があり、一般のシンガポール人もしくは永住者であれば加入義務となっています。CPFは給与から自動的に一定額を積み立てられる仕組みが整っているため、この貯蓄を利用して、或いはCPFローンを組むなどをして住宅購入に当てることが可能となるのです。若い夫婦で中には、新居として自宅を購入し、自分たちで内装Renovationを行い、新築のような部屋を自分たちの住居として住むだけでなく、一部屋を外国人へ賃貸として提供し、その収入をローン返済に当てるということがよく見受けられます。安くシンガポールで滞在したい外国人や留学生にとってもメリットとなりますし、ローン返済もできる。日本で見受けられない、画期的なプランだと思います。

また次回はランクが上がったコンドについてご紹介いたします。

以上