東京コンサルティンググループ・フィリピンブログ

毎週木曜日更新
東京コンサルティンググループ・フィリピン駐在員より、現地から生の情報、声をお届けします。

Wiki-Investment

フィリピンQ&A フィリピンにおける繰越欠損金について

2017年02月23日 14時24分16秒 | フィリピンの税務

こんにちは、フィリピン駐在員の大橋です。

 

今週のブログはフィリピンのQ&Aについて書かせて頂きます。

 

Q フィリピンにおける繰越欠損金制度について教えて下さい。

 

→まず繰越欠損金は、英語ではNet Operating Loss Carry Overと言い、通称NOLCOと呼ばれるものになります。

 

フィリピンでは、税務上、欠損金発生の翌事業年度から3年間の繰越が可能となっております。

そして、当該繰越期間に生じた課税所得との相殺が認められます。

 

ただし、株主の大きな変動がない場合に限り相殺が認められています。

大きな変動に該当する基準としては、25%以上の株式譲渡の事を言います。

言い換えると、NOLCOは、払込資本金額の75%以上が同一の株主に保有されているという前提で適用が可能となります。

 

今週も、どうぞよろしくお願い致します。

以上


 

コメント

セブのフィリピン人材紹介を開始

2017年02月23日 11時13分49秒 | フィリピンの労務

東京コンサルティングファームフィリピン・セブ支店長の日比野です。

2016年にTCGグループ内で「TCF HR MANAGEMENT INC.」という会社を設立し、今まで行っていた人事制度や教育制度のサポートに加え、人材紹介という採用のお手伝いもさせていただけるようになりました。

今回からはフィリピンの労務Q&Aについてお伝えします。

 

 

Q. フィリピンの最低賃金はいくらか?

 

フィリピンの最低賃金はDOLE(フィリピン労働雇用省)によって地域ごとに決められています。DOLEの中に特にRTWPB (Regional Tripartite Wages and Productivity Board)という機関が存在し、ここで最低賃金の取り決めが行われます。

 

現在マニラ首都圏の非農業従事者の最低賃金月額が10,032PHPとなっております。

491PHP(1日の最低賃金額)×22日(1ヶ月)=10,802PHP(最低賃金月額)

 

またセブの非農業従事者の最低賃金月額が7,766PHPとなっております。

353PHP(1日の最低賃金額)×22日(1ヶ月)=7,766 PHP(最低賃金月額)

ただし2月13日に開催されたセブが属するRTWPBにおいて、近日中に最低賃金を366PHP(13PHP増)に改訂することが議決されました。

 

 

 

1日の最低賃金につきましては、以下のURLをご参照下さい。

こちらはDOLE(フィリピン労働雇用省)のウェブサイトからの引用でございます。

http://www.nwpc.dole.gov.ph/pages/statistics/stat_current_regional.html

 

フィリピンでは年1度、最低賃金の見直しが行われますが、賃金上昇率が他の東南アジア諸国と比べると緩やかであることが、フィリピン事業者にとっては安心材料となっています。

 

 

それでは今週もよろしくお願いいたします。

 

株式会社東京コンサルティングファーム

フィリピン支社 セブ支店 日比野和樹


 

コメント

フィリピンQ&A 外回りの営業担当への残業代の支払いについて

2017年02月23日 09時45分09秒 | フィリピンの労務

こんにちは、フィリピン駐在員の田辺です。

 

今週のブログはフィリピンのQ&Aについて書かせて頂きます。

 

Q 外回りの営業職や外回りに技術職の従業員に対して、残業代を支払わなくてもいいような方法はありませんか?

 

→現地保守要員(Field personnel)として、労働法82条に則って待遇するのがよいかと思います。現地保守要員とは、基本的にオフィス外で勤務する者で、就業時間ではなく成果を挙げさせることを重視するような従業員となります。就労時間の大半を、社外においてマネジメントに管理されないような状況で就労している従業員であれば現地保守要員に該当します。この場合には就業時間、超過勤務時間、夜間労働、休日労働、有給休暇等に関する労働法の規定が適用されません(労働法82条参照)。

 

なお、雇用された従業員の方との間に認識の齟齬を作らないように、オファーレターや雇用契約書、就業規則には当該従業員が現地保守要員である旨を明記され、採用の際にも口頭で明確に説明をされるのがよいかと思います。

 

今週も、どうぞよろしくお願い致します。

以上


 

コメント

フィリピンQ&A フィリピンでの営業日について

2017年02月16日 17時45分45秒 | フィリピンの労務

こんにちは、フィリピン駐在員の大橋です。

 

今週のブログはフィリピンのQ&Aについて書かせて頂きます。

 

Q フィリピンで、日本と同じ営業日で稼働することは可能なのか教えて下さい。

 

→実務的に言えばDOLE(労働監督局)にflexi-holiday arrangement という申請を

行うことで日本と同じ営業日、祝日にすることは可能です。

 

ただし、海外親会社のカレンダーに合わせてフィリピン法人でも設定し、フィリピンの祝日を営業日としていた場合にも、フィリピンの祝日に労働した場合には祝日労働ということで割増賃金を支払う義務が発生します。

 

つまり、日本の親会社のカレンダーに合わせて祝日を設定していた場合、日本の祝日に労働した場合だけでなく、フィリピンの祝日に労働した場合にも割増賃金を支払わなくてはならなくなるということです。

 

なお、コールセンターやBPO拠点で海外親会社のカレンダーに合わせている企業も

ありますが、その場合は上記の通りの取り扱いとしています。

 

また、現在の労働法上では本件に関して直結するような法令はありません。

グレーゾーンの領域とも言えるかもしれませんが、フィリピンでは急に法令が追加されたり更新されたりすることは普通です。

そのため、現状グレーゾーンになっていたはずのものが近い将来急に黒になる場合も

あります。

そのような状況に備えるためにも、弊社といたしましてはフィリピンカレンダーを使用することをお勧めいたします。

 

今週も、どうぞよろしくお願い致します。

以上


 

コメント

フィリピンQ&A 治安について

2017年02月16日 10時47分46秒 | フィリピンの投資環境・経済

こんにちは、フィリピン駐在員の田辺です。

 

今週のブログはフィリピンのQ&Aについて書かせて頂きます。

 

Q 実際、治安はどうですか。

 

→初めてフィリピンに来る方は「マニラ=危ないところ」というイメージがあるようですが、実際マカティやグローバルシティに来られた方のほぼ100%が、いい意味で「思っていたのと随分違って安全そう。」という印象を受けられるようです。トラブルに巻き込まれないように気を付けて生活していれば、それほど身の危険を感じることはないように思います。ただ、マカティやグローバルシティも一歩外れれば貧しい方がたくさん住んでいる地域がありますので、街中であってもスリやひったくりは要注意です。また、ショッピングモールなど人の集まるところでは美人局(つつもたせ)もあるようなので、注意が必要です。

 

今週も、どうぞよろしくお願い致します。

以上


 

コメント