東京コンサルティンググループ・フィリピンブログ

毎週木曜日更新
東京コンサルティンググループ・フィリピン駐在員より、現地から生の情報、声をお届けします。

Wiki-Investment

フィリピンにおける労務管理について

2014年02月24日 16時23分37秒 | フィリピンの労務

こんにちは、フィリピン駐在員の田辺です。

 

フィリピンで長くアドバイザリーをやっていらっしゃった方に聞いた話ですが、フィリピンにおける相談事の大半は税務と労務に関する事だということです。その内、労務について、以前お話を伺ったフィリピンで長く人事労務に関するコンサルティングをしてらっしゃる方が非常に興味深い話をされていました。それは、「情の通った労務管理」がフィリピンにおいては非常に効果的だということでした。

 

その内容を要約すると、①従業員とのこまめな会話、②従業員が困っているときには、できる限り力になってあげること、この2点でした。

 

弊社も少ないながら従業員を雇っており、時おり従業員から「親が目の病気にかかり、手術して10,000PHP出した。」「BIRに税金の申告書を提出しに行った帰り、ジプニーで窃盗団にあって7,000PHP入っていた財布を盗られた。」「親が危篤で集中治療室に入っている。」など、様々な話を聞きます。窃盗団の話を聞いた際には「ホント?」と若干疑ってかかってしまったのですが、話を聞くとどうも本当らしい感じがしました。

 

我関せず、と無視をしてしまうこともできたのですが、前述のコンサルタントの方の言うことを思い出し、小遣いの中から幾らか包んで、「大変だったね。少ないけど何かの足しにしてよ。」とそっと渡してあげました。すると、その従業員の心に何かが響いたのか、その日の帰り際から毎日「Sir, オツカレサマデス!」と毎日笑顔でにっこり挨拶をしてくれるようになりました。これは若干モチベーションが下がっているように見えたその従業員の方の、劇的な変化でした。その後、その従業員の方は給料が1.5倍の新しい職場に移るまで毎日必死に働いてくれ、退職時には私も含めて皆に文房具のプレゼントをくれました。さらに私の誕生日にはスカイプで一言「Happy Birthday, Sir!」とメッセージをくれました。

 

また、他の例でも幾らか小遣いから包んで渡してあげているのですが、皆目を潤ませながら深くお礼を言ってくれます。

 

費用対効果というとせちからい話ですが、困ったときはお互い様の精神で、困っている従業員の方に500PHPでも1,000PHPでも包んであげるだけで、本当に彼らは救われた気持ちになるようです。情にもろいフィリピン人の方に対して、情の通った労務管理が有効だとおっしゃっている前述のコンサルタントの方の言葉は本質を突いていると思ったので、ご紹介させて頂いた次第です。

 

フィリピン人の方のモチベーション管理に悩んでいる方がいらっしゃったら、1つの方法として試されてみてはいかがでしょうか。

 

今週も、どうぞ宜しくお願い致します。

以上

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2014年ACRカードの年次報告について(修正版)

2014年02月17日 14時39分39秒 | フィリピンの法務

こんにちは、フィリピン駐在員の田辺です。

 

今年の初めに一度ACRカードの年次報告についてブログを書かせて頂きましたが、若干手続きが変わってきているようなので修正版のブログを書かせて頂きます。

 

【申請に必要な書類】

1. 移民局のサイトより申請書をダウンロードし、必要事項の記入(1部。最後のページにある両親指の指紋も忘れずに。)

参考URL「移民局・申請書ダウンロード」:

http://www.immigration.gov.ph/images/pdf/ANNUAL%20REPORT%20A.pdf

2. 2×2の写真を添付し、フィリピンで公証を取得(1部)

3. パスポートコピー(写真面と最新のフィリピン入国スタンプ、ビザのスタンプがあるページを各1部)

4. ACRカードの表裏面のコピー(1部)

 

【申請場所】

1. 場所:移民局(出張所も可)

2. 時間:(移民局マニラヘッドオフィスの場合)午前7時半~午後5時。月~金曜日。

 

【手数料】

310PHP

 

【申請期限】

2014年3月1日(年始から60日後)

 

上記期限に遅れるといくらかペナルティの対象になってしまうため、まだ年次報告を済ませていない方はお気を付け下さい。

 

今週も、どうぞ宜しくお願い致します。

以上


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PEZA月次報告書のフォーマット変更について

2014年02月10日 11時13分46秒 | フィリピンの法務

こんにちは、フィリピン駐在員の田辺です。

 

先週、日本の関東地方では大雪が降ったようで、フェイスブックを通じて友人知人から雪景色の写真を頂きました。ここ、フィリピンマニラは乾期のために連日晴天が続いており、すでに日中の気温は25度を超え、3月から始まる酷暑期に向けて日増しに気温が上昇している状況でございます。日本から飛行機で4~5時間の場所にも関わらず、このような大きな気候の違いがあり、太陽の存在の大きさを改めて感じる今日この頃でございます。

 

さて、今週はPEZA月次報告書のフォーマット変更をお伝えさせて頂きます。

 

PEZA登録企業の方々は、ご存知の通り月次・四半期・年次の報告書をPEZA(Philippine Economic Zone Authority:フィリピン経済区庁)に提出しなければなりません。この内、月次報告書はオンラインで行うのですが、その報告フォーマットが2014年1月分より変更されております。

参考URL: https://apps.ho.peza.gov.ph/ezmpr/ ‎

 

通常、PEZA月次報告書の提出期限は月初より5営業日ですが、今回はフォーマットの変更もあり提出期限が緩和されて2/20(木)になっています。

 

フォーマットの変更内容は、①役員(Officer)、②労働に関する懸念事項(Labor concerns)の追記がメインですが、その他雇用(Employment)や給与(Salary, wages and other benefits)に関する記載も若干変更されています。

 

月次・四半期・年次のPEZA報告書の提出は、PEZAコンプライアンスの中でも重要な項目で、これらがなされていないとPEZA登録書及びVAT0%証明書の更新がなされません。PEZA登録企業の方々はお気を付け下さい。

 

今週も、どうぞ宜しくお願い致します。

 

以上

 

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フィリピン法改正情報(Philhealth保険料テーブルの変更について)

2014年02月03日 14時34分28秒 | フィリピンの労務

こんにちは、フィリピン駐在員の田辺です。

 若干古い情報になってしまいますが、今週はフィリピン法改正情報としてPhilhealthの保険料テーブル変更をお伝えさせて頂きます。


 既にご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、2014年1月よりPhilhealthの保険料テーブルに一部変更がありました。変更内容は保険料テーブルの最低給与レンジが従前の7,000PHPから8,000PHPに変わったことです。


参考資料「PHILHEALTH CIRCULAR No.27-2013」:

http://www.philhealth.gov.ph/circulars/2013/circ27_2013.pdf 

 

今週も、どうぞ宜しくお願い致します。

 

以上

 

 


 

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