東京コンサルティンググループ・フィリピンブログ

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訂正とお詫び PhilHealthの保険料変更について

2013年01月28日 13時33分25秒 | フィリピンの労務
こんにちは、フィリピン駐在員の田辺です。

先日1月15日掲載のブログ「PhilHealthの保険料変更」について、記載内容に誤りがございました。大変申し訳ございませんが、以下に訂正内容を記載させて頂きます。

【誤った記載内容】
PhilHealthの保険料は、2012年12月までは標準報酬月額の2.5%で、労使折半で1.25%ずつの負担でした。これが2013年1月より標準報酬月額の3%で、労使折半で1.5%ずつの負担に変更されております。また、これに伴い保険料の上限金額も増額されております(Section II (D) of PhilHealth Circular No. 022)。

【正しい内容】
PhilHealthの保険料は標準報酬月額の2.5%で、労使折半で1.25%ずつの負担となっており、この点について変更はございません。しかし、標準報酬月額のSalary Rangeの幅や、最低保険料(2012年12月までは従業員について50PHPだったものが、87.5PHPに変更)、最高保険料(2012年12月までは従業員について375PHPだったものが、437.50PHPに変更)されております(PhilHealth Circular No. 057, s-2012)。

こちらの法律は2013年1月より適用されている法律でございます。どの企業様も従業員様の給与計算の際にはお間違えのないようお気を付け下さいませ。

この度は誤った情報をお伝えしてしまい、大変失礼致しました。このような事を繰り返さぬよう、情報源の確認には今後一層注意を払って参ります。

今後とも、何卒宜しくお願い申し上げます。

以上

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ACRカードの年次報告について

2013年01月21日 11時04分11秒 | フィリピンの投資環境・経済
こんにちは、フィリピン駐在員の田辺です。

今週はACRカードの年次報告(Annual Report)についてお話させて頂きます。

まず、ACRカードのACRとはAlien Certificate of Registrationの略で、ACRカードは外国人登録証のことです。フィリピンに60日以上滞在する場合には、観光・留学・就労といった滞在目的を問わず、このACRカードをフィリピン移民局より取得する必要があります。この制度の趣旨は、フィリピンに入国する外国人の正確な身元確認と監視システムの構築、居住登録手続きの現代化、入出国手続きの簡便化及び国家安全の保護となっています。

このACRカードは年に1回Annual Reportの提出が必要になっています。ただ、Annual Reportといっても、ただACRカードを持ってフィリピン移民局のオフィスに行き、指定の列に並んで310PHPを支払ってくればよいというものです。特別な書類の作成など一切必要ありません。本人が行えば非常に簡単です。なお、このAnnual Reportを怠ると、少額ながら罰金が発生致します。以下に場所、持参するもの等詳細を記載致します。

1. 場所:移民局(出張所も可)
2. 時間:(移民局マニラヘッドオフィスの場合)午前7時半~午後5時。月~金曜日。
3. 報告期限:3月1日(2013年の場合)
4. 所要時間:混雑状況によるが、空いていれば15分程度
5. 必要なもの:ACRカード、310PHP

何らかの事情があり、本人が行けない場合には弁護士に代理申請を頼むことが可能です。その場合にはSpecial Power of Attorney (SPA)という委任状を作成し、BI Express Lane feeとして500PHP追加でかかります。また、上記Special Power of Attorney (SPA)の作成には弁護士費用として100US$程度かかるようです。

今週も、どうぞ宜しくお願い致します。

以上

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PhilHealthの保険料変更について

2013年01月15日 15時31分04秒 | フィリピンの労務
こんにちは、フィリピン駐在員の田辺です。

9月から続いたクリスマスがようやく1月6日(日)に終わり、街からはクリスマスイルミネーションが撤去されているマニラでございます。約4カ月間も続いたクリスマスだったので、途中うんざりするときもないわけではございませんでしたが、やはり終わってみるとなんとなく寂しくも思うところもございます。また、来年のクリスマスを楽しみにしようと思う今日この頃でございます。

さて、今週のブログはフィリピンの公的医療保険であるPhilHealth(フィリピン健康保険公社)の保険料変更についてお話させて頂きます。

まず、PhilHealthとは保険省(Department of Health)の傘下組織であるフィリピン健康保険組合が運営しています。これはもともとSSS(社会保障制度)と一体のものでしたが、1998年にSSSから分離されています。

このPhilHealthの保険料は、2012年12月までは標準報酬月額の2.5%で、労使折半で1.25%ずつの負担でした。これが2013年1月より標準報酬月額の3%で、労使折半で1.5%ずつの負担に変更されております。また、これに伴い保険料の上限金額も増額されております(Section II (D) of PhilHealth Circular No. 022)。

上記の記載内容に誤りがございました。申し訳ございません。正しい内容はこちらです(2013年1月28日追記)。

PhilHealthの保険料は標準報酬月額の2.5%で、労使折半で1.25%ずつの負担となっており、この点について変更はございません。しかし、標準報酬月額のSalary Rangeの幅や、最低保険料(2012年12月までは従業員について50PHPだったものが、87.5PHPに変更)、最高保険料(2012年12月までは従業員について375PHPだったものが、437.50PHPに変更)されております(PhilHealth Circular No. 057, s-2012)。

今月1月より適用されている法律ですので、どの企業様も従業員様の給与計算の際にはお間違えのないようお気を付け下さいませ。

今週も、どうぞ宜しくお願い致します。

以上
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TTRAについて

2013年01月07日 14時43分02秒 | フィリピンの税務
こんにちは、フィリピン駐在員の田辺です。

各国にはそれぞれ税法があり、その上位法として租税条約があります。現在フィリピンは日本を含む37カ国と租税条約を結んでいます(2012年9月末時点)。今週は日比租税条約に関連し、TTRA(Tax Treaty Relief application)についてお話させて頂きます。

ご存知の通り、日本で改めてフィリピンへの進出が見直されるようになった背景には、2008年12月に改正日比租税条約が発効されたことがあります。2009年1月1日以降に課される源泉地国課税の限度税率は大幅に軽減され、貿易の拡大や投資活動の活発化を促しました。

しかし、この租税条約が曲者で、租税条約に軽減税率が定められているから軽減税率を直ちに適用できるのか、というとフィリピンではそういうわけにはいきません。2010年8月25日に公布された租税条約の適用申請手続きを定めるBIR(内国歳入庁)RMO(Revenue Memorandum Order)72-2010によって、事前にTTRA(Tax Treaty Relief Application)という申請書を作成し、BIR(内国歳入庁)に提出しておかなければなりません。この事前申請を忘れると、税法上の基本税率にて計算された税金をBIRに納付しなければなりません。

なお、このような事前申請の不要なシンガポール、タイ、インドなどの国もありますが、フィリピンでは現在のところ必要な手続きとなっております。

弊社ではこのTTRA申請代行業務も行っておりますので、お気軽にご相談下さいませ
本年も、何卒宜しくお願い申し上げます。

以上
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